ジャズ・ロック/クロスオーバー/フュージョン/ジョージ・ベンソン
(敬称略)
どこかのだれか
「それってあなたの感想ですよね?」
わたし
「はい、そうです(きっぱり)。」
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ロック・ミュージシャンが
ジャズっぽいことを演ったり
ジャズ・ミュージシャンが
ロックっぽい演奏をしたりする音楽を
表す言葉(単語)がいくつかあります。
「ジャズ・ロック」
「クロスオーバー」
「フュージョン」
世の中に現れた順番は
こんな感じですか?
この順番に
進化しているわけでは
全然ないと思います。
むしろ「退化」してるって???
そんなヒドイこと言えません。
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どの単語も
「ジャンル」というものより
もっとずっと曖昧で
とらえどころのないもののように
思います。
大衆音楽のジャンル分けが
意味のないことであるのは
百も承知ですが。
※わたしは
サザンオールスターズを
あえてジャンル分けするなら
「コミックバンド」
あるいは「冗談音楽」だろうと
思っています。
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「ジャズ・ロック」って
wikiに項目がありますが
書いてあることが
嘘とは言いませんが
こんな単純なものじゃないだろうと
思います。
「じゃあお前が書け」と言われても
書けません。
それが書けるなら
こんなところ(失礼)で
ウダウダ駄文を
こねくり回していませんよ。
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シンコーミュージックの
ディスクガイド「ジャズ・ロック」と
「フュージョン」を
読み比べていると
うすぼんやりと見えてくるものが
あります。
「ジャズ・ロック」と認知されているものは
「プログレ」と
「フュージョン」と認知されているものは
「AOR」と
近似性がある、ということです。
「当たり前のこと言うな。」とか
「今さら気づいたのか。」とか
ご容赦ください。
初心者なもので。
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「クロスオーバー」と「フュージョン」の
境い目も
全然よく分かりません。
わたしが勝手に思っているのは
雑誌「アドリブ」が
季刊のとき扱っていたのが
「クロスオーバー」。
月刊になったころから
徐々に「フュージョン」に
なっていった、という感じ。
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「フュージョン」って言葉
個人的にはあまり
好みではありません。
なんというか
某有名バンドが
テカテカした衣装を着て
ニコニコ愛想笑いしながら
ステップ踏んでる
イメージがあるんです。
はい
カシオペアのことです。
完全に偏見ですね。
その某有名バンド(しつこいなぁ)
もといカシオペアも
ハーヴィ・メイソンのプロデュース作品くらいまでは
とても好きでした。
その後の作品も
初期と見劣りすることはないと思いますが。
(一応言い訳しておく。
あざとい。)
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電化した(笑)マイルスや
ハービー・ハンコックを
「ジャズ・ロック」にくくるのは
どうなんでしょう?
「ウエザー・リポート」や
「リターン・トゥ・フォーエバー」も
ややこしい。
「スナーキー・パピー」は
「フュージョン」ですか?
どうでもいいですよね。
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米国では
「スムーズ・ジャズ」なるジャンルが
確立しているらしいですね。
大昔
ジミー・ペイジが
「俺たち(ツェッペリン)を
ヘヴィメタルだなんて言うヤツは
●してやる。」と言ったとか。
ここに入れられて
憤慨してるミュージシャンって
いないんですかね?
いそうだなぁ。。。
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「ウエスを継ぐもの」という重しを
軽々と(?)跳ね除けて
「イージーリスニング・ジャズ」などと揶揄されても
そんな戯言(たわごと)を
吹き飛ばすような名盤を連発してきた
ジョージ・ベンソンも
世界演奏ツアーから引退するそうです。
お疲れ様でした。
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半世紀以上にわたって世界中を駆けめぐってきた、米国のレジェンダリー・ギタリスト/シンガーのジョージ・ベンソン(George Benson/80歳)は、2024年夏に予定されていた英国ツアーをキャンセル。長距離移動の負担を耐えられないと判断し、ワールド・ツアーからの引退を表明しています。
以下、声明より
「ジョージ・ベンソンのメディカル・チームの助言により、来るイギリスツアーを中止せざるを得なくなりました。
残念なことに、彼の唯一無二な音楽とエキサイティングなパフォーマンスを国際的に届けてきた生涯に終止符を打つことになりました。ジョージは、重い心と多くの考慮を持って、長距離移動の負担は彼の人生の現時点では耐えがたいものであることを受け入れました。彼のファンの皆さん、特に英国でチケットをお持ちの皆さんをがっかりさせてしまうことを、私たちは皆、大変残念に思っています。
チケットの払い戻しをご希望の方は、ご購入された店舗までお問い合わせください」
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