![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/128799934/rectangle_large_type_2_17ca157a01c518ae0536525764ddf477.png?width=1200)
ビリー・ジョエル/来日/東京ドーム
(敬称略)
どこかのだれか
「それってあなたの感想ですよね。」
わたし
「そうです。(きっぱり)」
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
すでにあちこちで
ライブのレポートが
アップされています。
(BARKSの記事が
とても優れています。)
のでので
極個人的な感想をいくつか。
①野球には
小学生以降興味が無いので
東京ドームはライブでしか
入場したことがありません。
アリーナは初めてです。
どうせ豆粒くらいにしか見えないのだから
席なんてどこでも同じなんですが。
人工芝の上にブルーシートみたいなヤツ敷いて
パイプ椅子。
隙間なく並んだパイプ椅子。
冬だからみんなダウンとか着てるし。
タタミイワシみたいに
両脇の人と
引っ付いて。
やれやれ。
始まる前まで座ってただけで
オープニングからアンコールまで
2時間超
ずっと立ちっぱなし。
観客層は
半分くらいは
孫がいそうな人たち。
みんな足腰大丈夫だったのだろうか。
余計なお世話ですね。
②noteの記事を含む
事前の情報収集で
「素顔のままで」を
演らない可能性があることは
承知していましたが。
淡い期待に反して
やっぱり演りませんでした。
とても残念です。。。
「ストレンジャー」みたいに
人気がある国に偏りがある曲じゃなくて
問答無用の代表曲ですが
ライブの流れとか
いろんな事情があるんでしょうね。
③とはいえ
ライブ自体は
文句のつけようがないくらい
素晴らしいものだったと思います。
ビリー・ジョエルみたいな人の
音楽を聴くと
(大衆向け音楽を)
ジャンル分けすることの
くだらなさがはっきり分かると思います。
「ロック」じゃなきゃ
どうだって言うんでしょう。
④1回こっきりのライブなので
当然満員御礼。
追加の見切り席も完売して
当日券にも長い列が。
物販には
お昼頃から大行列で
開演時には
パンフ以外売り切れ。
75歳(後期高齢者!)だもん
あんなライブを連日やれなんて
そりゃ酷ってもんです。
(呼び屋は同会場で連チャンなら
セット・バラシもないし
儲けも大きいでしょうけど。)
⑤最近は
スタジアム系で
新興の呼び屋のライブを
何本も観ましたが。
やはり
ウドーの客さばき
(バイトを含めた)スタッフの質は
ほかと何段も違うと思うのは
わたしだけでしょうか?
※ただし
開演前の場内アナウンスは
いただけない。
「ボズ・スキャッグス」くらい
ちゃんと覚えてよ、と思う。
⑥ビリー・ジョエルは
ミュージシャンの選択が独特です。
プロデューサー・フィル・ラモーンの
方針だったのかもしれませんが
ビリー・ジョエル本人も
流行のスタジオ・ミュージシャンを
お飾りみたいにクレジットに載せるのは
好みじゃなかったのではと
思うのです。
1970年代半ばであれば
東海岸のシンガーソングライター系のアルバムで
必ずと言っていいほど見かける
STUFFの連中(とその周辺)が
ほんの少ししか見当たりません。
リバティー・デヴィートを
中心とするお馴染みの
リズムセクションに
ハイラム・ブロック、マイク・マイニエリ、
ヒュー・マクラッケン、エリック・ゲイルなどが
適材適所で。
だからこそ
「素顔のままで」の
フィル・ウッズのソロのように
マイケル・ブレッカーの人生に
影響を与えるようなものも
あるわけで。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
今回のライブのバック・ミュージシャンで
特に印象に残ったのは。
クリスタル・ タリエフェロ。
どこかで見たことあるなぁと思って
調べたら
マイケル・マクドナルドのDVDだった。
こんなに才能ある人が
(ビリー・ジョエルみたいな超大物とはいえ)
人のバックで稼がなきゃいけないんだから
やはり米国のミュージシャンの層は
とんでもなく厚いのでしょう。
マーク・リヴェラ。
ビリー・ジョエルのバンドの重鎮ですが
あのピーター・ガブリエル「SO」
「スレッジハンマー」のブラス隊に
この人の名が。
名盤の影に名人あり。
⑦ローリングストーン誌の
2019年のインタビューを読みました。
前(インタビュー時は現)大●領に関する
質問に関する回答。
本当にビリー・ジョエルは
まともで
(ここが大事)
立派な人だと
再認識しました。
もちろん
個人の政治信条は自由ですよ。
よその国だし。
でも
テッド・ニュージェントみたいなヤツはなぁ。。。
(音楽は好きですよ。
バカ丸出しで。)
※ジョニー・マーが
ト●ンプの集会で
スミスの曲を使われて
激怒してるそうです。
さすが
ジョニー・マー。
大好きです。
⑧ビリー・ジョエルの伝記映画の
シナリオを書くとしたら。
オープニングは
(ベタですが)
こんなのどうですか?
サウス・ブロンコスの
寂れた酒場で
調律が狂ったピアノを弾く
禿頭の老人。
客席のテーブルには
家族とおぼしき
一群の老若男女。
「ピアノ・マン」に戻った
かってのスーパースターは
懐かしいフレーズを
ゆっくりと繰り返す。
そして場面は
シェイ・スタジアムで
同曲を歌う彼に飛ぶ。
セトリ
MY LIFE|マイ・ライフ
MOVIN' OUT|ムーヴィン・アウト
THE ENTERTAINER|エンターテイナー
HONESTY|オネスティ
ZANZIBAR|ザンジバル(冒頭に 「さくらさくら」 の一節)
INNOCENT MAN|イノセント・マン(冒頭にザ・ローリングストーンズ 「Start Me Up」をビリーがモノマネ歌唱)
THE LONGEST TIME|ロンゲスト・タイム
DON'T ASK ME WHY|ドント・アスク・ミー・ホワイ
VIENNA|ウィーン
KEEPING THE FAITH|キーピン・ザ・フェイス
ALLENTOWN|アレンタウン
NEW YORK STATE OF MIND|ニューヨークの想い
THE STRANGER|ストレンジャー
SAY GOODBYE TO HOLLYWOOD|さよならハリウッド
SOMETIMES A FANTASY|真夜中のラブコール
ONLY THE GOOD DIE YOUNG|若死にするのは善人だけ
THE RIVER OF DREAMS|リヴァー・オブ・ドリームス(ブレイクにバンド・メンバーのクリスタル・ タリエフェロがアイク&ティナ・ターナーの 「River Deep, Mountain High」 を歌唱)
NESSUN DORMA|誰も寝てはならぬ(バンド・メンバーのマイク・デルジュディスが歌唱)
SCENES FROM AN ITALIAN RESTAURANT|イタリアン・レストランで
PIANO MAN|ピアノ・マン
ーーーENCOREーーーWE DIDN'T START THE FIRE|ハートにファイア
UPTOWN GIRL|アップタウン・ガール
IT'S STILL ROCK N ROLL TO ME|ロックンロールが最高さ
BIG SHOT|ビッグ・ショット
YOU MAY BE RIGHT|ガラスのニューヨーク