留学
お久しぶりです。実は今、カナダのバンクーバーにいます。
というのも、私は1年間留学することとなったからです。
私は、自分のことはあまり話したくはないので留学をしたい人が見るようなnoteではなく日本から離れて、感じたことを記録していくnoteにしようと思います。
こっちに来て1か月程経ちました。
しかしこっちに来てすぐにコロナにかかってしまったので、実際まだ実感がなく2週間ほど学校に行けない、人に会えない状態が続いてだいぶ病んでいました。
みなさんも気をつけてください。
そういえば、私が留学をしようと思ったきっかけについて話そうと思います。
私は、Google Mapで自分の行ったところをマークしています。
ある日、それを世界地図に縮小すると日本がとても小さいことに気づきました。
ああ、私はまだこの範囲の人の価値観や、生き方にしか触れていないんだなあ。
そう思うと、急にもっと広い世界を見てみたいと思いました。
それがきっかけです。
これから1年間、不定期にはなるかもしれませんができるだけ更新していきたいと思っております。
しがない女の放浪記だと思って軽く読んでくれると嬉しいです。
1台の飛行機に乗って世界中どこにだって行ける。
まだジブリ映画が作られていた時代には、寝台列車などしか移動手段がなかっただろうか。
空を飛べる機械を作って、移動距離を飛躍的に伸ばした人間はすごい。
昔は、命がけで船を使って未開の地へ行っていただろうか。
それも冒険みたいでわくわくする。
それぞれの時代には、それぞれの交通手段があって。今は、SNSもあって飛行機もあって距離なんて関係のない時代になった。
昔は、一生会えない人なんてざらにいただろう。運命を信じることができたのだろう。
昔が、たまに羨ましくなる。だけど、飛行機のように今しかないものもある。それぞれの時代には、それぞれの良さがある。
あんな飛行機を、1人の人間の手で動かせるなんて。空を飛ぶことができる。空を運転することができる。パイロットはすごいなあ。かっこいい。
空の道路って、どんな感じだろうか。
ヘイスティングストリートを進んでいくと、チャイナタウンに行くことができる。
ここらへんから、マリファナの匂いが強くなる。
車いすの薬物中毒者が道沿いでぼうっと空を眺めている。
誰かは突然世界に向けての怒号のように叫び始める。
ロブソン通りは若者の中心街だ。
東京の新宿のような街。
行きかう人々は皆何かに追われているように速足で歩いている。
まるで人に興味がないような目をして歩いている。
この街は、余裕がない人ばかりだ。