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置き勉

久々に記事から。

置き勉=悪、不良というイメージがついていることや教師が「生徒の商売道具を自己管理」させるような話が出ていました。そのような側面があり、文科省が認めていても、各学校で対応がまちまちな一つが「置き勉」。

私は置き勉推奨派でした。中学教員時代、すべて置き勉していってよいという指示を出していました。メリットは、「忘れ物がなくなる」「学校の行き来が楽」ということがあります。今の教科書は、昔の教科書のように上下巻や第一二分野ではなく、年間授業に合わせて合体、合併しているものがほとんどになります。主要5教科でいえば、社会くらいでしょうか。他の教科書は、以前より重く、成長期の児童生徒には負担が大きくなっているという研究結果もあります。

さて、それによってデメリットがあるでしょうか。驚いたことに、実は私の担当教科は、生徒の頑張りもあり、全国平均を大きく上回る結果を出していました。他教科では平均以下もある中、また生徒自身の能力もさほど高くない中、このような結果が次々と上がっていきました。残念ながら、家庭学習を「強要」するような教科では伸びが少ないということでした。

小学校に転任し、このような結果を経験として持っていた私は、持ち帰りに関して、教室をうまく活用しながら、置き勉を推奨していました。翌年からは、学校統一で置き勉推奨となる流れがありました。

しかし、自治体の中でもズレがあることが多いため、文科省の言いなりになっていい部分とそうでない部分が、私個人としてもズレがあることが多いものです。

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