御朱印RTA(T=travel):全国の一宮の御朱印を授かった話(15/24) 2023年6月その2
この記事は2023年1~9月に実施した御朱印RTAの6月分の記事その1です。前回はこちら。また、いきなりこちらの記事にたどり着かれた方は、Indexページも適宜ご参照ください。
6月17日:越中
「一」宮と云いながら、何故か複数社ある国がこれまでにもいくつかあったが、今回の越中国に至っては四社ある。四社あるのは他に阿波国だけ。さらに四社の内一社は、一つの大きな御神体(つまり、立山)を祭るところが拠点違いで複数社あるという「枝番タイプ」ということで、実質5件回ることになり、一国で五社は他に例はない。到達困難度の点では前回の出羽がラスボスだったかもしれないが、陸路編最終回としてはここもなかなかではないかと。
No. 60: 越中国一宮 その1 氣多神社
北陸なので例によってかがやきスタート。もはや金沢が終点ではなくなったというのは感慨深い。
滞在時間は約6.5時間。順路直行で約3.5時間なので、昼休憩とか入れつつ、ある程度撮影とか入れると適正だろう。下図のように、富山県内を割と広く回ることになる。
まずは一番海側の氣多神社。
鳥居を右に曲がると、ちょっとした庭園と展望台があった。
社務所は神社内にはなく、少し下ったところにおそらく自宅を兼ねたところになっている。小窓を開けて、初穂料を収めて書置きをいただいた。
No. 61: 越中国一宮 その2 射水神社
少し内陸、高岡市中心部に2件目はある。高岡には新高岡駅がなかった頃に、旧はくたかで着た。大阪まで在来線特急を乗り継いで一日で到達する旅程の中の途中下車で、歩ける範囲一通りを観光していて、この記事がてら振り返るまでもう覚えていなかったが、この射水神社にも訪れていたようだ。こんなトチ狂った動機でもう一度来ることになるなんて、どんな想像力を働かせても浮かばなかっただろうね。
ちょうど結婚式の記念写真の撮影中で、なかなか拝殿正面からのショットが撮れなかったが、まあそれはこっちの都合。
ここの御朱印は季節替わりするようで、あじさいのデザインが入った爽やかな感じのものをいただけた。
この後は一気に内陸へ。高速に乗る前に近くの道の駅「万葉の里 高岡」で昼ご飯。富山ブラックを発端とし?、県内カラーラーメンが展開されていて、他に高岡グリーン、おやべホワイト、入善ブラウンがあるという。せっかく高岡なので高岡グリーンを。
No. 62: 越中国一宮 その3 高瀬神社
これまでの比較的人里半ばの神社からは雰囲気が変わって、田んぼに囲まれた随分とのどかなところになる。周囲の写真を残しておけばと思うが、まあもうその辺はgoogleさんにでも見せてもらえれば。
No. 63-1: 越中国一宮 その4の1 雄山神社 前立社壇
残るは立山信仰の拠点違い2社を回る。立山山頂の峰本社とを含めた3社こそが雄山神社なのだけど、流石にそれは許し亭許してということで、可能な範囲である山麓の2社をお参りすることにする。一社目は常願寺川すぐ横にある前立社壇。
常願寺川の川の土手の横にある駐車場に停めて参拝する。ここは社殿から見て左右に鳥居がある形になっていて、この駐車場ではない側が集落なので、どちらかというとこちらが後付けの入口のような感じがした。
神社内部をいわば一往復してから御朱印を授かる。
No. 63-2: 越中国一宮 その4の2 雄山神社 中宮祈願殿
残る一社は常願寺川をもう少し遡ったところにある。残り滞在時間を考慮すると、ちゃんと帰り列車に間に合いはするが、ちょうど過ぎるので道中余計なことはもう出来ない。
中宮祈願殿の中に授与所的なところがあって、そちらに宮司さんも詰めておられた。直接ご記帳してもらえたのだけど、差し出した御朱印帳について、良い紙を使っているのでとても書きやすかった旨を褒められた。書など義務教育の習字くらいなもので全然わからないけど、カタログでは確か上質の紙を使っていることを謳っていたので、分かる人には分かる良さが自分にも伝わってちょっとおもしろかった。
この後はもう順路直行で車を返して旅程完了。例によってもう良い時間なので、駅弁で晩ごはん。三週続けて駅弁晩ごはんなんて人生初ですよ。
今回を以て、自宅から(現実的な日帰り旅程で)陸路で行ける一宮はすべて行き尽くした。さて、次回から10週連続飛行機という振り返るとおおよそ正気ではない終盤戦が始まる・・・。
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来週も書くつもりだけど、いよいよちょっと忙しくなってきた。→やったぜ。(2024/4/6)