MacBookユーザーがデスクをすっきりさせるために自作PCした話
Instagramに投稿している映像でGPUレンダリングがしてみたくなり、WindowsPCのほうが都合がよさそうだなと考えていた折、例のマガジンに出会いせっかくだからapple信者だった(過去形)自分も納得できるデスク環境を作ってみたという話です。
コンセプト
・ワイヤレス接続できるPC構成
・穴をあけたりなどの加工をしない
これからも拡張していくことを考えると、ねじ止めしてしまってほかの機材と干渉することになると残念なので不可逆な加工はしないことにしました。
・色の統一感をだす
天板はモクなのでデバイス類はシルバーorブラック、スチールはブラックなどと新規でそろえるものに関しては極力統一感がでるようにこころがけました。
デスク
天板サイズをオーダーできたり金属脚を選択できる、かなでもののデスクを使っています。
手元の作業もするので1200*800と広めにオーダーしました。
さらさらとした手触りで気に入ってます。
僕が購入したのは2年ほど前なのですが今は配線孔などのオプション加工が可能なようですね、、、!
Dichotomicとも迷いましたが、どちらも現物を見ることが叶わなかったことと価格から前者を選びました。
残念ポイント
金属脚をたたいた時の音が軽くてもう少し剛性がある感じが好みでした。
椅子
先人の記事にとても共感したのポイントがここ。
わたしはだらしない人間なので、たまに椅子の上であぐらをかいたり、前のめりになってしまう癖があります。
僕も椅子の上であぐらをかくようなだらしない人間です。
にもかかわらずおしりから伝わってくるノイズに敏感でキャスターのごろごろ感がとても苦手です。
また僕の部屋には機能性溢れんばかりの椅子は似合わないなという理由からIKEAのロングフィェルというシリーズを使っています。
このシリーズの気に入っているところは可愛らしい見た目とフレームなどをカスタマイズして購入できる点です。
僕はフレームカラーブラック、アームレストあり、キャスターなしを選びました。
脚の床に接する部分はプラキャップがついていましたが床が傷つきそうな気がして椅子用の靴下をはかせています。
メイン機材
ここからは機材環境の話です。
1.初自作PC
WindowsのデスクトップPCと聞くと黒くてでかい箱を当初は想像してしまいました。それが天板の上にあったら圧迫感がすごいですし、かといって足元に置いてほこりを巻き上げられてもメンテナンスの手間が増えるので以下のポイントを気にして構成をきめました。
・デスクに置かれていても違和感のない大きさ、デザイン
・インターフェース類をワイヤレス接続
・スペックは妥協しない
以上のことからCPUやGPUなどから選定していくのが定石の自作PCですが、ケースを最初に決めて、それにあわせてその他の構成を決めました。
主な構成は以下です。
ケース:Loque Ghost S1
マザーボード:ASRock Z390 Phantom Gaming-itx/ac
CPU: Intel Core i7-9700K
GPU:GeForce RTX 2080 SUPER (個人輸入)
デスクをすっきりさせるためのポイントになりそうなのはケースとマザーボード。
ケース
こちらのチャンネルを参考に決めました。
スモールファクタPCを専門に取り上げてくれていてほかにも組んでみたいPCがあって困ってまいます。
どうですか、MacBookユーザーが好きそうな見た目をしていませんか?
マザーボード
ケースがMini-ITX(マザーボードの中でも小さめの規格)専用のため、選択肢が狭まります。さらにその中からWi-Fi/Bluetooth対応のボードから選びました。MacBookユーザーからしたら無線は当たり前のような気になってしまうので気をつけたいところです。(未対応のマザーボードでも別部品で拡張はできるようですが)
Louqe ghost S1の組み立ては長くなってしまいそうなので割愛します。
2.MacBook Pro 13" 2019
会社用PCのMacBookです。
3.マウス&キーボード
マウス
Logicool flowというMacとWindowsの違ったOS間でのデータやり取りも可能にする機能を使ってみたかったのでこちらを選びました。軽いデータであればサクッとコピペできます。デバイス間のコントロールはマウスを見失いがちなので"Ctrlを押しながら端へ移動"がおすすめです。
マウスパッド
このツイートを見て衝動買いしました。
キーボード
キーボードもLogicool flow対応機種のMX keysにしたかったのですが、僕の使い方だとどうしてもテンキーに価値を見いだせませんでした。。テンキーレスのk380も試し打ちしてみたところ手に合わずで悔しいところです。
なので少し古い(2013年発売)モデルでBluetooth3.0と不安もありましたがマイクロソフト製のものを購入してみました。
メカニカルキーボードも考えましたが、MacBookは今後も使うしキーボードの感覚が違いすぎるのも違和感が生まれそうだと思いパンタグラフ式のキーボードから選びました。
ちょうどMacBookのキーボードと同じようなサイズでアルミボディということもあり統一感が出たとおもいます、、、!
こちらのキーボードは持ち運び用のカバーも付属していて据え置き用途では使いませんが、タブレットスタンドにもなりタブレットを縦置きして漫画を読むときなどに重宝しています。
4.モニター
LGのベゼルレスモニターを選びました。
フレーム部分にメーカーロゴがないところがお気に入りです。
モニターアームはクランプ式のものでアームが細めのものを選びました。
配線
クランプ式のケーブルトレーに延長タップをおいてそこから各デバイスに電源を供給しています。
モニターアームやこれから導入する機材でもクランプ式のものを考えているのでなるべく小さいものを選びました。
残念なことにブラックがなかったので塗装しました。
トレーまでの配線にはケーブルクリップと面ファスナーの結束バンドを使ってます。
たくさん入っていたのでケチらず使うことでケーブルのヨレを感じない仕上がりになります。(あまり見えないところなのだけれど)
かなでもののデスクのいいところでもありごまかしがきかないところでもあるのが構造のシンプルです。脚以外のところは何のとっかかりもありません。
なので脚と脚の間に余っていた突っ張り棒でケーブルのガイドをつけてあげたら思ったよりいい感じになりました。
卓上電源
僕の作業環境上、脚などに電源タップをつけた場合ケーブルの重みでデバイスが落ちてしまうことが想像つくので卓上に電源をおきたい。なので小ぶりなキューブ状電源タップを選びました。
あと最近は外に持ち出すことがなくなりましたがMac用電源はいつでも持ち出せるように卓上での運用です。
残念ポイント
この電源3ピンプラグをさせるのに本体のプラグは2ピンの謎仕様。。。
あとこれは完全に自分が悪いのですが延長に延長を重ねてしまっていて大人に怒られること間違いなしです。
デスクに最適化されたミニマルな電源タップは今後も探っていきたいところです。
スマホ充電
ケーブルトレーからケーブルクリップでデスク手前まで這わせてます。
充電していないときはNuAnsのケーブルホルダーに留めてます。
残念ポイント
磁力が弱い。貼る位置を考えないとケーブルの張力で外れてしまうことがあります。
以上です。
必要最低限のものは揃えられたので少しづつ拡張していければと思います。何か質問があったらTwitter、Instagramで絡んでいただけるととてもうれしいです。
0521追記
PCケースについてまとめました。よかったらこちらも見てもらえると嬉しいです。
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