⭐️バブルの塔の先 信用資産の時代⭐️
日経平均がバブル景気後の最高値を更新しました。
私の肌感覚を率直書くと社会はバブルであると感じます。
皆さんご存じのウォーレンバフェットの有名な逸話で、下記の様なものがあります。(実は作り話であるという説もあります)
普段生活していて、バブっていると感じる体験を書きたいと思います。
アメリカやイギリスでは人種や資産によって買い物をするスーパーが違います。
私の自宅付近には、スーパーはマス層、アッパーマス層用のスーパーがありましたが、 さらにそれよりも最高級スーパーが出来ました。
100万円以上のお洒落眼鏡をかけた30-40代の富裕層が買い物に来ています。 スーパーに一歩愛を踏み入れると、お金を使いたくて仕方がない雰囲気がプンプン漂っています。
ニュースでは物価高騰でケチャップが80円値上がりしたことなどが報道されえいますが、 そんなことにはまるで関心ないかのように、人がスーパーに溢れて別世界となっています。
さらに1万円を1円のように使う人たちを目の当たりにします。
役員報酬があり、昼間から愛人を連れて遊んでいる人、 夫の収入で美食の限りを尽くし、結果重度の生活習慣病を抱え、セレブ相手の自費診療に1回50-100万使う人かもしれないと思います。
さらに、近所を歩いていると若い金持ち、いわゆる「シン富裕層」だと思うのですが、 億超えの不動産を見ながら、「この案件いいよね」などと物件を物色しています。
比較的若く富裕層になった人達が、近所になだれ込んで、世相を見せてくれます。
一方、日本は世界一休日の多い国で、労働時間制限されています。
1つの職業で人一倍働いて収入を増やすことが困難ですし、頑張って仕事をしても収入が目減りします。
本業だけでは預金をする余裕がないと休日を利用してダブルタスク、トリプルタスクをする人が増えました。
そして若いスタッフと話をすると、お金を増したいというのですが、 休みに副業で働いたり、新たなビジネスをするよりも、投資で稼ぐと口にする人が増えました。
要は勤労して収入を得るのではなく、勤労しないで得られる収入を増やそうと考えているようなのです。
こういった時代背景も一因となって「億り人」や「FIRE」を目標にする文化が普及したように思います。
しかし実際投資でお金を増やすのはとても大変なことです。
地道な勉強や経験、忍耐力、メンタルが必要で、様々な見識を得られ、 視野を広げることができるので、「億り人」や「FIRE」を目標にすることに否定する訳ではありません。
むしろ目標を決めて頑張る姿は素晴らしいと思います。
率直に思うことは、億り人やFIREを目標にするのは、 資本主義社会が機能しなくなり、頑張っても報われない、むしろ労働を搾取される、チャンスが無く先が見えることに気が付き、今の社会に希望を失った人達の最後の砦、幸せへの幻想、のように感じてならないのです。
レイダリオの「帝国のビッグサイクル / The Typical Big Cycle Behind Enpires Rises and Declines」によれば、現代は「革命と戦争」の時代とされ、今後、「債務処理と政治的再構築」→「新生会秩序」に移行すると記載があります。
「新生会秩序」、これがどのようなものになるかまだ分かりませんが、 私の予想では、生まれ変わった社会では、億り人やFIRE、投資ブームは廃れ、 信用資産、評価経済、自己投資が光輝く時代が来ると考えています。
そのために備えようと考えています。
俺達天下のゆとりーまんのYouTubeを添付します。
とても充実したコンテンツでお勧めです。
【人生逆転】数億円を手にした男たち… 平凡な人間に大金が入るとどうなるのか?【ドラマ】
御参考にしていただれば幸いです。
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