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ほんまに分かりやすいお葬式

こんにちは!死ぬ気で生きろ!
とか葬儀屋のくせに言い続けてきて早1年
でも葬儀屋やからこそ見てきた死生観
人が亡くなる時、誰もが人生で感じたことのないパニックに陥ります。

葬儀に際しての心境や具体的な手続きなどをミヤモトの観点で分かりやすく、できるだけ軽く触りやすく説明していきたいと思います。

なぜ軽くするのかというと、ただでさえ葬儀というの重たいもの。それはそれは何よりも重い。
だって人の命は何よりも重いから。
その重い思いが人の思考をストップさせる。亡くなる前から亡くなった後のことを考えるのはダメなんじゃないか?葬儀の時に考えればいいか。なんとかなるか。と。


でもそれではダメなんです!ここは言い切ります、絶対にダメです!本当に故人を想うなら元気なうちに、まだお話ができるうちにどういった葬儀をして欲しいのか。誰を呼んでどこでやって宗教はいるのかお骨はどうしてほしいのか。そういった事を真剣にお話してください。
何故なら葬儀は一人につき一回だけです!結婚式は何回もする人がいますが、葬儀式はその場一回限りです!やり直せません!
絶対に後悔して欲しくない!

なのでどういった葬儀をするのかを考える、そのきっかけになれたらいいなと思っています。読みやすい内容にしていますので、是非最後までお付き合い頂けたら嬉しいです!

目次
第一章:亡くなる前に考えておく事
第二章:実際に亡くなってしまってからの事
第三章:葬儀の見積もりに際して
第四章:お通夜、葬儀で大切な事
第五章:葬儀終了後、あなたは何を想うか
最終章:これからの葬儀の可能性

第一章:亡くなる前に考えておく事

始めに葬儀にあたり、亡くなる前に何を考えておくべきか。大事なことは3つです。①葬儀の形式②宗教の有無③葬儀をどこでするか

もっと沢山ありますが大きくいえばこの3つです。

①葬儀の形式 これも大きく2つに分類されます。昔ながらの一般葬と家族だけで送る家族葬です。一般葬というのは喪主、親族がいて会社の方、ご近所の方、町会の方、友人などご縁があった様々な方々を招き参列してもらう形です。少し前では葬儀はそういうもの、参列の方が多ければ多いほど祭壇を豪華にしないと恥ずかしいですよ、と意味不明な売り文句で葬儀屋は豪華な祭壇を勧めてきます。肝心の喪主様は来ていただいた参列の方の挨拶周りと遠方から来てくれた親戚への気配りと葬儀の料理の数の確認など大忙しで気づけば葬儀は終わっています。なんの為の葬儀か。

もちろん生きてる間に頑張って、会社にも功績を残した方だから沢山の参列の方に来てもらいたいと願う人は沢山います。それを決して否定してるわけではないです。

でも今の時代の流れでどんどん増えてきているのは家族葬です。

家族だけで最後の時間を過ごしたい。という方が圧倒的に多いんですよね。会社の方やご近所の方は家族さんの想いをくみ取ってもらい、それぞれの場所からご冥福をお祈りしてもらうか、またお時間を合わせて仏壇に手を合わせにきてもらうかして頂けたらと思います。

どちらにしても故人様がどちらを望むのか、喪主様はどうしたいのかを明確にして決めておいてもらうのがいいと思います。

②宗教の有無 こちらもひと昔前であれば葬儀にはお坊さんを呼んでお経をあげてもらえないと成仏できない!なんてことで必須項目、選択の余地すら与えられなかったことですが今は無宗教でお寺さんを呼ばずに葬儀をされる方がとても増えてきています。

またこんなことをいうとどこかの大手葬儀社やお坊さんから紹介マージンを搾取している葬儀社や温故知新の頭の固い葬儀社が「増えてるというデータを提示しろ!」とか「無宗教なんてけしからん!」とかって言われることでしょうが大事なのは喪主様の気持ちであり、故人様が望むことであり葬儀社やお坊さんには関係ないんです!

昔から付き合いのあるお寺さんにお経を読んでもらいたいと喪主や故人が思うのならお願いするべき、特に宗教にこだわりがない、お布施として払う何十万円をお花代に回す、残された者のためにおいておきたいと思うなら無宗教で送ってあげればいいのです!そこに忖度はいりません。思うままに選択しましょう。

でもお通夜お葬式をする場合はお寺さんに来てもらうほうがいい場合が多いです。そのことに関しては後述します。

③葬儀をどこでするか これはとても重要です。一番重要と言ってもいいです。葬儀社選びにおいて真っ先に思い浮かぶのは一番近隣にある葬儀社だと思います。近所の人はみんなあそこでやってるから、参列で行ったことがるから、そもそもそこしかない。などの理由からです。だから相談に行ったり会館見学に行ったり事前に見積もりをとったりせずに決めてしまっている。それが一番後悔するもとになってしまいます。葬儀をどこでするのかはとても重要なことです。必ず事前に見積もりを出してもらい何にいくらかかるのかご自身で理解するまできちんと確認をしてください

また葬儀会館を利用するには基本的に会館使用料が発生します。祭壇を組んで、お寺さんを呼んで会葬者もそれなりにいて、でしたら会館を利用することをお勧めしますがそうでない場合はご自宅での葬儀も可能なんです。家族4名だけで送るならお寺さんを呼んでもリビングで事足りる。むしろ故人様も最後に自宅なら安心するかも?そう思う方は葬儀社の方に相談してみてください!

そして重要なことをここで言います。

この①葬儀の形式 ②宗教の有無 ③葬儀をどこでするか を考えた時、「形式は家族葬で、宗教は特にこだわりがないな~場所は自宅がいい」とお思いの方はいらっしゃいますか?そういう方にお勧めしているのが当社、花葬cremationの提案する花葬式なんです。

花葬式は基本的にご自宅、もしくは安置所や火葬場にて家族だけでお別れをする葬儀です。お寺さんに来てもらいたい方も、もちろん呼んでいただいて結構です。お通夜葬儀のお布施は全額かからずに枕経や釜前経のみのお布施で来ていただけますのでかなりお布施の負担も軽減されます。

ご自宅の場合でしたら故人様が生前好きだった音楽をかけていただいたり、お好きだったお花をお供えして頂いたり、もちろんご自宅なんで持ち込み料も制限もなにもありません。本当にご自由にリラックスしてお別れができると思います。

どうしてもマンションであったり、ご近所の目もありご自宅で葬儀はできないよという方には花葬式専門の安置施設をこれから建設予定です。

葬儀会館とはまた違う安らぎの空間を創れるように今試行錯誤の真っ最中です。どうかお待ちください。

第二章:実際に亡くなってしまってからの事

ここからは実際にお亡くなりになられた時、どういう流れになっていくのかシミュレーションしていきたいと思います。

どれだけ亡くなる前に考えていたことでも、実際に亡くなってしまうと人は本当に動揺します。

パニックになったり、心にスポッと穴が空いてしまったようにぼーっとしてしまう方もいます。

それは当然です。最愛の方が、今まで苦楽を共にしてきた方がこの世を去ってしまったんですから。

人が亡くなる時に一番多い場所は病院です。病院では医師の死亡確認があってから死亡診断書の作成、看護師のエンゼルケア(死後に行う処置)等が入ります。その間約1時間程度。ご家族さまはその間に死亡退院の手続きや病院の費用を受け付けにてお支払いに行ったり、葬儀社の手配、寝台車のお願いを亡くなってすぐに取り掛からないといけません。

場合によっては病理解剖に入ったりすることもあるので、その場合は時間的余裕は少しありますがほとんどの場合は病室をすぐにあけてくださいと言われます。

ここで気をつけて頂きたいのは病院に常駐している寝台車には頼まないということです。

前もって葬儀社を決めてらっしゃらない方によくあるのは亡くなってからどこに頼めばいいかわからない方に病院側から「決まってないなら寝台車を手配しましょうか」と声をかけられる事があります。

そういった業社さんに多いのは車の中でどんどん話が進んでいいって気づけば勧められるまま知らない葬儀社に到着しそこで葬儀を頼んでしまう。もしくは別の葬儀社に頼むと伝えたら寝台搬送料金を請求されます。搬送してもらったのでお支払いするのは当然と思ってしまいますが、もともとお願いする葬儀社が決まっていた場合はそちらの寝台車に迎えに来てもらっていたら料金は含まれている(別途請求なし)になっていたことも多いのです。

寝台車が到着し、葬儀会館や安置施設、もしくはご自宅にご安置されたらすぐに葬儀の打ち合わせに入ります。それが夜中でも早朝でもです。

小さくて安価の会館は今は空いてなくて今なら一番大きくて200人入る会館で葬儀ができますよ!小さい会館が空くまで何日かかるかわかりませんよ?それより豪華なところのほうが故人も喜ぶでしょう

そういって誘導されたらどうしますか?そんな例はいくらでもあります。まだ葬儀の形式などきちんと決めていない場合は絶対に流されずに待ってくださいと伝えてください。一度しかない故人様のためです、気持ちを強く持ってくださいね。

第三章:葬儀の見積もりに際して

ここからが葬儀の見積もり、打ち合わせのお話になりますがこれだけは必ず覚えて帰ってください。

葬儀は事前に最低3社で相見積もり!

これは大前提とし事前見積もり、そして同じ内容で相見積もりをとること!同じ内容でも驚くほど金額のバラつきが出てきますし、見積もりの仕方もバラバラです。とても分かりにくい。

そして3社相見積もりをして会館の見学も同時に行ってください。会館の雰囲気や控室などをきちんとみさせてもらって、もし一番気に入った会館の金額が相見積もりをした他社より高いならぶっちゃけて相談することをお勧めます。

これは値切ればいい!といっているのではなく、必要なもの、豪華にするもの、グレードをどうするかによって費用面では考慮して頂けることが多いからです。

どうしても金額的に合わなければ会館の良しあしとかかる金額とあと案内してくれたスタッフの対応なども考慮して考えてみるのがいいと思います。

葬儀は事前に3社で相見積もり!!

大事なことなのでもう一回言いますのやつをやりました。

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例えば同じ内容で3社相見積もりしてきたとします。同じ内容でもこれだけ金額にバラつきが生じることがよくあります。

A社は通夜葬儀に基本的に必要なものが含まれているプラン金額で50万なのに対し、B社はすべてばら売りで必要なものを足していくやりかたです。同じ内容なのに最終的には40万円も変わってしまいました。

C社は基本的な内容はほとんど料金が変わりませんが料理代やお寺さん紹介時に紹介マージンや手数料が上乗せされています。知らない間に外注費が上乗せされているんですね。

一応の例としあげさせて頂きましたが見積もりの金額が高くなってしまうのは様々な事柄があります。

全部含んでいると言っていたのに必ず必要な会館使用料は別途かかりますと言われた。祭壇は含んでいますがお花はありません、お花が必要なら別途グレードアップ料金がかかります。など分かりにくい追加料金というのはかなりあります。

そして一番怖いのは営業スタッフの見積もりにバックマージンがついている会社です。

見積もり時に祭壇を売れば何パーセント、追加オプションを売れば何パーセントと、給料に直結しているんですね。

なので血眼になって営業してきます。人によってはあえて分かりにくく話をそらしてこっそり見積書に記載してたり、必ず必要でないものを絶対にいりますと言って押し売りしたり、ひどいところは「とれるところはとれるだけとれ!」が当たり前になっている会社も少なくありません。

ついこの間、僕の地元の火葬場で年金暮らしのおばあちゃんと子供1人だけでおじいちゃんを送る葬儀で200万円の祭壇を売ったと自慢げに話している葬儀社と出会いました。なんでも自分の給料に5%のマージンが入るらしいです。反吐がでました。

昔のわかりやすい悪徳業者は減りましたし葬儀業界はだいぶ開けてきた思います。それでもそんな業者は山ほどいます。何割かはわかりませんがいっぱいいてます。

本当に見積もりはきちんととってください。そしてきちんと納得してから葬儀に臨むようにしてください!

第四章:お通夜、葬儀で大切なこと

僕の会社、花葬cremationはお通夜葬儀を執り行わない葬儀、花葬式の専門業者ですがなにもお通夜、お葬儀が必要ないと言っているのではありません。

むしろお通夜お葬式を執り行えば昔からの葬儀の形、なんの違和感なく葬儀は進んでいくでしょう。

僕が個人的に思うお通夜お葬式の意味はお寺さんのお経の内容ではなく、送ってあげた感が一番重要なのだと思っています。

昔の人はお経をあげてもらったから故人は安らかに成仏できた。と信じているからです。だからお経の意味はわからなくても、お寺さんにお布施を払えば有難いお経と戒名をもらえると。その安心感が一番大切なんですよね。

会館を借りて葬儀するとなれば完全に式典です。司会者が「導師入場」をつげ、重々しい空気の中導師が入場、着座し、一同合唱する。

この緊張感のある式典の中でお経をあげてもらえるから、送ってあげた感がでるんですよね。

いくら偉いお坊さんでもジャージでひょっこりきてみんなが見てる中袈裟にバタバタと着替えだして「ほなやりますわ」って言ってお経をあげだしてもブーイング殺到ですよね(大阪ではほんまに居てました笑)

葬儀で大事なのは緊張感と厳格さ。

でもみんながみんなそれを必要としているかはまた別の話です。それよりもアットホームで笑い声がでるようなお別れでもいいじゃないか。思い出話で溢れ、故人を囲い笑いながら泣くような。誰にも気を遣わずに最後の日は故人の事だけを想いお別れをする。

今までの常識、しきたりは残しつつもまた違う選択肢、新しい葬儀の形を作っていけたらいいなと思っています。

第五章:葬儀終了後、あなたは何を想うか

葬儀は始まったら勝手に終わります。気づけばもう終わっています。さっきまで元気だと思っていたら亡くなってしまい葬儀が始まったと思ったら終わってしまってます。

葬儀が終わったら久しぶりに集まったご親族もまたそれぞれのお家に帰り、「ああ、故人が久しぶりにみんなを呼んでくれたんだな」と「故人とはお別れだけど、明日から故人がいない生活がはじまるんだな」と思うと思います。

人が亡くなるということは周りの人、近しい人に必ず影響を与えます。

明日からどう生きるか、故人の想いや故人から学んだ事、葬儀で感じた事、決意したことを胸に抱き、強く生きていきましょう。

僕は葬儀の意味は故人様とのお別れと感謝、送った側の人間的成長をする為のものだと思っています。豪華な祭壇にするのも会葬者を沢山呼ぶのもお寺さんにお経を読んでもらうのも別に無くてもいいんです。故人様が望む形でお別れができて感謝を伝え、自分も成長できたらそれ以上の葬儀の価値はないと思っています。

だから気持ちが100%、お葬式は自由でいいんです。僕はそう信じています。

最終章:これからの葬儀の可能性

ここまで読んで頂きありがとうございます。ここからは花葬cremation、大阪終活センターがこれから新たに導入する新サービスとこんなサービスができたらいいなを紹介して終わりたいと思います。

まずはTwitterでご縁を頂いた方とのコラボサービスです。自由な葬儀の可能性はこれからも広がっていきます。

①ただゆりさんの自分史

ただゆりさんは人の歴史を一冊の本にする自分史を執筆されてます。インタビュー形式でその人の想いを紐解き一冊の本にする。生前でご本人からや近しい人にその人の想いを綴る。葬儀の時に参列されたみなさんにお配りし持ち帰って頂く。とても素晴らしいサービスです。

②とっしーのエンディングムービー

とっしーは動画のクリエイターとして活躍する若き革命児。ご自身の想いを動画として残しておきませんか?最愛の方へ、子供さんへメッセージを残しておきませんか?動画を編集し永遠に残るムービーとして作成します。故人の思いが動画で伝わる最高のサービスです。

③エンディックさんの自分史ムービー

エンディックさんは家系図付きのエンディングムービーを撮られています。参考動画です↓

https://youtu.be/DCzUXV1jJZ4

など、これからも新しい葬儀や終活のサービスのアイデアなどをお持ちの方はコラボしましょう!ミヤモトまでDMください!どんどん提携を増やしていきたいと思っております!

ここからは大阪終活センターが取り入れていくサービスの可能性です。

⭐︎新しいお別れ式場 新しいお別れ式場は今までと違いIot、つまりインターネットで繋がっています。どこにいても式場に取り付けられたカメラでお別れに参列する事ができて出棺を見送ることができます。IDとパスワードさえあればログインして入れる式場です。

⭐︎新しい霊柩車 霊柩車は自動運転で式場までお迎えにきて斎場まで故人様と家族を運んでくれます。火葬場に到着するまでお別れが出来ます。

など葬儀業界にも5Gでできる事が増えてくると思います。これからの未来が楽しみです。専用アプリの作成や新しいお別れ式場の構成、新しいサービスやアイデアなど僕だけでは出来ないことがめちゃくちゃあると思います!

これからも皆さんのお力をお借りできたら嬉しいです!業務提携、協力会社、個人様!是非ともよろしくお願いします!

最後までお読み頂きありがとうございました!これからも花葬cremation、大阪終活センターをよろしくお願いします!

noteを読んで頂きありがとうございます! 応援してくださる方はお気持ちを頂ければ幸いです! 頂いた利益は全て花葬cremationの運営に使用させて頂きます!宜しくお願いしますm(_ _)m