天才なんかじゃないけど

Twitterでも発表しましたが、大尊敬してやまないつんく♂さんのオンラインサロン発の映画プロジェクト3作品の中の1つ、「Ready? Set Go!」の主題歌「夢に気づいた少女」を歌わせて頂くことになりました！

【🎉発表🎉】

つんく♂さんのオンラインサロン発の映画「Ready? Set Go!」の主題歌を歌わせて頂きます👏！

なんと！つんく♂さんご本人と何度もやりとりして既存曲に新たに作詞し、レコーディング指導は太陽とシスコムーンの小湊美和さんにして頂きました😭✨

↓見てね↓https://t.co/A9fWweGkbi

— 🍋 naco 🍋 (@naco_pin) March 7, 2021

発表動画はこちら

発表するとき、こんな大々的に発表しても、これもしかして自分だけが嬉しいやつなのかな！？と内心ビクビクしてたけど、見たことないほどたくさんいいねやRTが付いて、こんなにたくさんの人におめでとうって言われて、想像以上にみんなが喜んでくれて、本当に本当に嬉しかった。

小学生の時からハロプロ大好きで、将来はモーニング娘。になる！って本気で思っていて(笑)、自分で曲を作るようになってからは、いつかハロプロに楽曲提供できるようになりたい、というのが大きな夢の一つになった。

つんく♂さんのオンラインサロンが設立されるっていう告知を見たときも、「楽曲制作の裏話とかしてくれるのかな！？」と興味津々で初月に即入会。思った通り色んな裏話が聞けて、1ファンとして存分に勉強し楽しんでいた。

そんな私なので、主題歌の話が決まった時は、もう感動なのか興奮なのか、もはや全部夢？ってなって大混乱して、一周回って逆に冷静になった。

以前つんく♂さんがブログで、凡才が天才に勝つにはとにかく量を作ることだ、という内容を書いていたことがあった。

それなりの年齢になり、それなりに長い期間、音楽に触れてきた自分がまったくもって天才じゃないことは、アルバムのリードトラックのサビに「天才とか絶世の美女とかそんなんじゃないけど」という歌詞を持ってきてしまうくらいには身に染みてよくよくわかっていたし、人が羨ましいとか、もう辞めてしまおうかとか、黒～い心に支配されることもしょっちゅうなんだけど。

でも、天才じゃなくてもやり続けていいんだなって。

凡才も夢を見ていいし、凡才も努力を続けていい。続けることが一番難しいんだとよく言うけれど、続けることでこんなに嬉しいこともあるんだって。

去年、自分なりにはたくさん曲を作ったつもりで、反動で今年に入ってからなかなか曲を作るモードに入れない時間が長かったんだけど、今回この発表で思った以上に喜んでもらえたことがとにかくうれしくて、凡才だけど量を作るぞ～という気がむくむくと湧いています。去年はたくさん作った「つもり」になってただけで、もっともっとたくさん作品を生み出している人がごまんといるこの世界で、休んでる時間なんてなかった！

まだまだ元通りライブができる日は遠いけれど、家にこもって曲を作ることならできるから、とにかくたくさん曲を作りたいなと思う。

iDentityを歌いながら泣いていた日の私へ。続けていけばいいこともあるよ。そして多分きっと、これからも。がんばろうね。

PS.
知らない女の子からDMを貰って、Citrus in the rainの曲が仕事がんばれる源です、って言ってくれた。小さくても、確かに誰かに届いてると思えた。