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[北海道・旅2023]小樽芸術村/西洋美術館(旧浪華倉庫)

[北海道・旅2023]の続き、小樽でのひととき。
美術館も行きたい!&「ステンドグラス」をみたいとのことで〜「小樽芸術村」へ


https://www.nitorihd.co.jp/otaru-art-base/about/


「村」というだけあって、沢山ありまして・・・

まずは市場からテクテクと見えてきた美しい建物「旧三井銀行小樽支店」

「ステンドグラスみたいんです!」と聞くと〜「ステンドグラス美術館(旧高橋倉庫)か、西洋美術館(旧浪華倉庫)はいかがですか?」とのこと〜

裏庭的空間がありのんびり散歩気分


裏にある、ステンドグラス美術館(旧高橋倉庫)へ行くと〜


「ステンドグラスだけでなく色々見たいなら西洋美術館(旧浪華倉庫)へ」と〜促されるように西洋美術館(旧浪華倉庫)へ

▶︎西洋美術館(旧浪華倉庫)


旧浪華倉庫は、小樽運河の完成から2年後の1925(⼤正14)年に運河のほとりに建てられた⽊⾻⽯造の倉庫建築です。かつて三井物産や三菱商事とともに三大商社として並び称された、鈴木商店の事業の一つとして小樽で開設されました。小樽市内に残る木骨石造の倉庫の中でも大規模な建物で、2012年に小樽市指定歴史的建造物に指定されています。

https://www.nitorihd.co.jp/otaru-art-base/about/

建築年1925年(大正14年)
構造木骨石造1階建
建築時の用途倉庫
小樽市指定
歴史的建造物
2012年(平成24年)10月19日指定

https://www.nitorihd.co.jp/otaru-art-base/about/

お!さっき運河クルーズで見たね!とか言いながら橋を渡り到着すると、ほぼお土産館的空間の奥に入口が!

ここからが凄かった・・・全体に美術館で「お腹いっぱい」になったのは何年ブリカというくらいの「濃い」世界観。

まずは入口はいって左手には「ラリック」のコーナー

こちらはブラックライトでまた違った趣になる子

こういうのが大好きな私としては、入口付近でのテンションはかなり高い!

ニューコレクション? 乳白色のシリーズ好きなので密かに嬉しい

そしてこのゾーンにはテレビのクルーも来ており絶賛撮影中でした。特には聞かなかったのですが、そういえばここでは撮影時にガラスの反射が気にならないストレスフリーな空間でした。

わぁ!となるセットのような世界、これが倉庫なだけに何部屋もある感じ


全体に重厚感ある色合いに包まれながら進む先には〜

光に照らされたステンドグラスたち

マントルピース、モザイクテーブル・・・

螺鈿なども好きだからこの感覚もずっと見ていたい・・・

そして「リンケの間

もうね・・・ディテイールの圧がすごいイメージ

全体も見たいんですが、個人的にはそれぞれ部分も気になって気になって・・・

この辺りで3人ともふと気がついた・・・「座って少し休みたい」ということを・・・こんなに家具あるに1階には座るところが見当たらない(涙)

「足疲れたね・・・」なんて言いながら、向かった際にはドーンとステンドグラス吹き抜けバージョン

疲れすぎで水平とれないくらいのヘトヘト感

あぁ!確かに綺麗・・・でももう「お腹がいっぱい」な色数・・・

あぁ・・これくらいのトーンが落ち着く・・・足痛い・・・とか言いながら突き進む

「どこか座って休む場所を教えてください」とお祈りしてみる・・・

そしてまだまだ続く回廊を抜けて2階の階段を上がった左に教会の椅子のような長椅子がありました〜「す〜く〜わ〜れ〜た〜な気分」で、本気で3分ぐらい休憩。

その椅子の前からの2階からのぞむステンドグラスも圧巻です。

どのくらい広い倉庫かというと〜下記がわかりやすいかな?

そして「マイセン」のコーナーが面白かった〜

なんというかなかなかのデコラティブな装飾ですが、目が離せないのはなぜ?

純粋に観てて美しいの・・ん?背後に羊!
細かい〜と一人唸っちゃう感じ
羽根にうっすら淡紅色

かと思えば「マイセン?」というユーモラスな動物たち

さらには、先ほどの天使の下の小花が動物たちとMIX!

なんだろう・・・ちょっと変なテンションで友人とケラケラ鑑賞するというか・・・私史上一番シュールに感じたキューピットシリーズがこの後ありまして・・・

えっと表情もさることながら手に持っているのは「心臓」か?

表情がシュール、よくいえば真剣・・・この子がやっているのが・・・

ええっ〜心臓叩くの?(涙)小さなキューピットシリーズですが本気でシュール・・・最後に気分を変えてキューピットっぽい仕草を!

心臓をノックするキューピットっ美形〜

マイセンも奥深い、知らなかった世界で新鮮でした。

テイラーという名の作品これもマジマジ観ちゃう系のマイセン

あまりの内容の濃さに圧巻な美術館でした〜

かんざし屋など立ち寄りこちらでもふとステンドグラスなどにチラッと遭遇

この後、北一ガラスへ〜

帰りは

北菓楼を通り過ぎ〜
ルタオの17時の鐘に耳をすませて〜


「南小樽駅」にむかい札幌駅へ〜


最後に「新小樽情報」

北海道新幹線
2030年度末 新小樽(仮称)駅 開業予定
札幌・小樽⇆東京 約5時間 

飛行機と新幹線、どのエリアに出るかにもよるけど、これで飛行機が雪で飛ばなくても「海を渡って帰ってこい!」と言われても「ハイっ!」と言えそうですね。(以前、大雪で2日飛ばなくて・・・を経験したことあり)

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