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「テーブルコーディネートの発想と技法」浜裕子を読んで。
「テーブルコーディネートの発想と技法」浜裕子
元々、花の活け方が知りたくて、図書館の本を探していて見つけたい一冊。
面白いのは「視覚効果から考えるデザインの考え方、組み立て方」という点。
感性に頼らず流行に左右されることなくいつの時代にも使えるテーブルコーディネイトの普遍的構成の理論とアイデア。
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食器やカトラリー好きですが、思いつくままに揃えているので実はバラバラ。しかも以前やきものの書籍のデザインを担当だった時期があり、旅=思い出=器だった時期があり、自分の意志で購入した器は記憶装置の役割もある。
↑そのため何か欠けたり割れたりしても金継ぎして愛用しているものも多い
=自分の好みを淡々と集めてる。
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まだ、ずっと眺めるのは好きですが手元にないもの、シルバーカトラリーと薩摩切子と青磁。。。
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自宅にいる時間が比較的多いせいか身の回りのものを整えたい衝動が! テーブルコーディネートにはあまり興味なかったのですが「テーブルコーディネートの発想と技法」は6人のセッティングとともに1人用のセッティングが載っていたり! テーブルフラワーのコツが載っていたり!と綺麗な紙面なのにポイントが分かりやすくついつい読んでしまう作り。
そこここに「やってみたい!」が詰まってる感じ。しかもしっかり「格と様式のマトリックス」など図で展開していて分かりやすい。何より写真が綺麗で眺めているだけで「♪」な気分になります。
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下記は、花にまつわる備忘録(この本は「花」にまつわる場所には全て花材の名称が入っていて素晴らしく分かりやすい)
テーブルフラワーのサイズ=(食事の妨げにならないように)テーブルの1/9、テーブルの横幅&縦幅ともに1/3。
形は「ラウンド」「ホリゾンタル」、テクニックとしては「(小さなアレンジを)リピートしたり(背の高いアレンジを)サイドに置いたり」
・ガラス製の花器=オールシーズンOK=シンプル&ナチュラル
・リング上の花器=オールシーズンOK=センターピース&サイドに置いても〜
・横に細長い花器=長方形のテーブルに向くデザイン
・ケーキスタンド=ロマンチックからシックまで!
↑ケーキスタンド! 小さなフローラルフォームでセットティーやアフタヌーンティーのテーブルフラワーとして効果的(やってみたーい!)
クリストフルのマルリーが綺麗♪
この本は珍しく購入したいなぁと感じたので備忘録