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HillsBreakfast に行ってきた!

大人の街、六本木。
1月18日に朝のトークイベント「HillsBreakfast」に行ってきました!

HillsBreakfat とは?
六本木ヒルズ内のカフェにて、月に1回開催されている朝のトークイベント。
様々なゲストが自分の活動やアイデアを発信する場。
http://hillsbreakfast.roppongihills.com/

このトークイベントでは、「ペチャクチャ」というプレゼンスタイルを取り入れています。
ペチャクチャは、20枚のスライドを1枚20秒の速さで進め、スピーカーはそのスライド合わせてトークを繰り広げるプレゼンスタイル。

今回初めて「ペチャクチャ」を知りましたが、「どんな人でも6分半で終わるプレゼン」はテンポよく進むのが魅力的でした!

(↑会場内の様子。プレゼン開始時には満席状態に。)

というわけで、今回はスピーカー&トーク内容をざっくりまとめたものをご紹介します!
私の個人的な感想も含まれてます。


①KYON.Jさん

「元インドア派の有給フォトグラファー」というキャッチコピーが印象的でした。

普段は会社員として働きながら、有給をフルに使って世界の絶景を撮影されています。
アニメと声優が大好きで来日された中国の女性。

もともと超インドア派でおうち大好き、休日はアニメと映画漬け。
「自分、このままでいいのかなあ」と思っていた頃に、仕事がきっかけで写真に目覚めたそう。

旅も写真も全然興味なかった!とおっしゃっていましたが
出てくる写真がもう「映画か!?」ってくらい壮大で綺麗で驚きました。

トーク中に「有給」ワードが連発するので
「日本語が超絶上手い中国人がめっちゃ有給って言う」状況の面白さ半端ない。


②細井 優さん

テーマは「大企業をやめて起業することについて」

もともと Apple で働かれていたそうですが、
・同僚が食生活の悪さから病気に
・賢い人がたくさんの環境。自分が出せるバリューや、自分がこの世にいる意味は?を考え始めた
・もともと起業に興味があった
ということを理由に起業されました。

「内に静かな闘志を秘めている」という感じの話し方でした。
事業内容、会社経営で大変だったこと、モチベーションの話など、項目は多めでした。

最後のスライドには「心から没頭できることを仕事にしよう」の文字。
それな〜〜〜。
というわけで私も絶賛転職活動中。


③荒木 美弥子さん

「北欧グラフィックノベルを日本で出版したい!」

「リトルプレス」という小規模出版を行っています。

「ゼノビア」と言う本を日本でも出版するために各出版社に頼み込むも、
採算が取れないとすべて断られてしまいます。

小規模出版、ブックフェアへの出店、クラファンなどを通して
「ゼノビア」を出版したいそうです。

努力型の方だという印象。
その本への愛情が伝わってきました。


3人目のプレゼンが終わったところで、ブレイクタイム。

「お隣の方とお話しましょ〜」みたいなよくあるやつです。
隣の方はご友人とお話していたので、
私は KYON.J さんのところに言って「写真超絶キレイなんですが!!」と感想を押し付けてきました笑


④内田 伸哉さん

大企業の会社員、土日はマジシャンという個性派。

「自分が伝えたいこと」が最もわかりやすかったプレゼンターでした。
ので、内容をちょっと詳しくご紹介します。

いや〜〜プレゼンのつかみでマジック使うのはずるいですね〜〜〜!
一気に引き込まれてしまいました。

世界からの評価で、
「最もクリエイティブな国は?」という質問に対し、
「日本」が1位。

一方で、アメリカで同様の質問をすると「アメリカやろ」と答える人が最も多く、
日本でも「アメリカだと思います」という回答が1位。

日本はクリエイティブなのに自信がなさすぎ

自信がないと肩書に走っちゃう

「なんちゃらディレクターです」「なんちゃらクリエイターです」

なんかすごい人らしいからその人に頼んでおけば大丈夫そう、の流れができてしまう。

そうではなく、
作品自体を重視し、自分で判断する力を持ちましょう。
そして自分の言葉で話すことができ、自分に自信をもつひとになりましょう。

そのためにやることは
1. 好き嫌いを言う
2. アウトプットする
3. 失敗する
4. やめない

1. 好き嫌いを言う
「自分はこれが好き、嫌い」を自分で言えるようにしましょう。

2. アウトプットする
「そのへんの草撮ってユーチューブにあげればいいんです!」
→会場大爆笑w

3. 失敗する
草の動画あげたら「全然再生回数上がらんな」って失敗します。
そうするとじゃあどんな動画上げればいいんだろうって改善できます。

4. やめない
失敗と改善を繰り返して、それをやめないようにしましょう。
やめなければ成功します。

内田さん「いいですかみなさん!宿題です!今日中に使ったことがない媒体にアウトプットしてください!」

いや〜めちゃめちゃテンポよくて面白いプレゼンでした。
アウトプットしろ〜!のメッセージが強く、
こうして私も初めてのnote投稿(本記事)に繋がりました。


⑤塚田 有那さん

テーマは「アートとサイエンス」。
こういうジャンルは抽象的になってしまいがちなので正直難しかった印象。

塚田さんは
アートとサイエンスのつながりをライフワークにしています。
Bound BawというWebマガジンを通して、アートサイエンスの普及活動をしています。

塚田さん「意識と無意識の間にイマジネーションがあり、
自分自身が何を見たか、何を感じたかを養ってくれるのがアートとサイエンスです」

うぬう!やばいわからん!
という脳内で聞いていました…。

⑥浅井 雅也さん、立石 イオタ 良二さん

テーマは「パラ卓球」。

パラリンピック卓球、私は全く知らなかったのですが
「いろんな障害を持つ人がお互いの弱点を攻めまくるスポーツ」と紹介され、
えげつさに会場爆笑。

パラ卓球選手に「卓球台がどう見えているか」をインタビューし、
それを形を実際の卓球台として作ったそうです。
これはめちゃめちゃおもしろい企画だな〜!と思いました!


「知らない・わからない分野」に対して、
やはり視覚的で具体的なアプローチは人をひきつけやすいなと思いました。


感想
HillsBreakfast、よかったです!!!!!

なんと言っても自分の知らないジャンルの話が聞けるところ。
Twitter とか、ネットサーフィンとか、外を歩いていて目に入るものとか、
ついつい自分の知っている分野のものにばかり目を向けてしまいがちです。

様々なバックグラウンドを持つスピーカーの話を聞くことで
興味の幅を広げたり、
新しいキーワードを耳にすることで知見を広げたり、
逆に「やっぱりここは興味のない分野だな〜」と自己分析につながったり。
自分の視野ががっと広がる1時間でした。

朝ぐだぐだっと過ごしてしまいがちな方(昨年までの私)、あとは朝から六本木に行ける方(笑)!
ちょっと早起き頑張って、足を運んでみるのはいかがでしょうか♪



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