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【元統一教会信者が語る!】宗教団体と信者って、どんな関係?(宗教と依存症 vol.1)

世間では、宗教と政治のズブズブの関係性が次々に明らかになっています。

ですが、メディアの報道を見ていると昨今の流行病と同じように、過剰な恐怖心を煽っているように感じます。

人間、知らないと怖いものです。
知れば何のことはないのに。

もし宗教のリアルを少しでも見てきた人の話に興味があれば、このままお付き合いください。

今回は、宗教団体と信者の関係性について、客観的な視点から考察していきます。


はじめに、赤裸々な告白とともに

ボクは統一協会の元信者です。

入信していたのは、2004年〜2009年までの約5年間で、その後ワケあって脱会し、今はほとんど関わりがありません。

当時の状況を振り返りつつ、ボクが見てきた統一協会はどんな組織だったか、どんな人たちがいて、どんな思想信条をもって活動をしていたかをお話します。

また、ボク自身がギャンブルをはじめ様々な依存症があり、個人的な興味と癒しを兼ねて15年近く考察してきた経緯があります。

宗教と依存症についても関係性があると考えており、個人的な経験談を踏まえ少しずつお話します。

信者と宗教団体の関係性について

信者と組織の関係は“持ちつ持たれつ”です。

信者は被害者、組織は加害者のようにも受け取れる偏向報道が各メディアでされていますが、、、

はっきり言って過剰です。

あくまでも複数ある見方のひとつで、宗教に関わったことのない人の意見だとボクは考えます。

宗教に入信するきっかけは人それぞれですが、何かしら理由があるもの。

別に脅されたわけでも、マインドコントロールされたわけでもありません。

理由のひとつに、心に傷があったり、現実生活で問題があったり、自分1人の力では生きていけない、生きるのが辛い状況があったのではないでしょうか。

何かにすがらなければ生きていけない状態であった、、、だとするなら、宗教は心の拠り所であり、それがなければ生きていけない人たちの受け皿であると考えられます。

宗教に限らず、あなたにも心の拠り所となるようなものはありませんか??

ボクにとっては宗教がそれでした。

自分がなく、何をしたらいいかわからず、心に穴が空いていました。

自分に何ができるのか、何がしたいのか、わからない、、、そんな心の隙間を埋めてくれるのが宗教でした。

心を満たしてくれるのが、ボクにとってはたまたま宗教であっただけ。

その時目の前にあったのがたまたま宗教だった、、、ただそれだけです。

だから、信者と組織は持ちつ持たれつで、被害者と加害者の関係ではありません。

需要と供給が成り立っている。

被害者と加害者の関係性を設定したのは、第3者の誰かです。

もしかしたら、弁護士かもしれません。
もしかしたら、信者の家族かもしれません。

もし組織が信者を騙したのであるなら、騙される方も悪い。

お互い様、というのがボクの考えです。

「この世の不利益はすべて当人の能力不足」
by 東京喰種


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