見出し画像

各国のクリスマス文化 - フランス -

フランスではクリスマスは非常に重要なイベントです。
10月下旬〜11月くらいにはもうクリスマスの準備が始まります。
クリスマスまで、1日毎に開けて、小さなプレゼントを受け取るアドヴェントカレンダーなどが有名ですね。
もみの木は本物のものを毎年入れ替えるのが一般的で、カトリックの多いフランスでは、クリスマスは家族で過ごす日という印象が非常に強いです。

パリやリヨンなどの都市部では、イルミネーションも煌びやかで、広場などではクリスマスマーケットが開催されます。
フランス語でクリスマスはNoël(ノエル)。
この時期は日本でもクリスマスケーキのパンフレットなどで見かけることの多い単語ではないでしょうか。

そして、フランスのクリスマスケーキで一番有名なのは、切り株をイメージしたブッシュドノエル。
何故切り株なのかというと、寒い冬の時期は薪を暖炉で燃やして暖をとります。クリスマスの日に燃やした薪からの火は神聖で、厄除けになると言われているのです。
そこから、切り株をイメージしたケーキへつながったと言われています。

NachuRa パティシエ
羽佐田雄飛

いいなと思ったら応援しよう!