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日本人は醤油を知らない

日本人にとって醤油って
欠かせないものだと思います。

しかし、
今では本物の醤油のことを知らない日本がほとんどで、その大切な伝統が失われつつあるんです。

元々、醤油は木桶で作られていました。

しかし、今ではそれがタンクへと代わり、更にはしっかりと発酵させず食品添加物で作られた醤油もどきまでがスーパーにたくさん並んでいます。

なんと今では木桶で醸造された醤油は
流通の1%以下だそうです。

この木桶はなんと150年ほどは
使えるものだそう。

木桶で醤油を作る人たちが減れば当然木桶を
作る職人さんたちもいなくなりますよね。

現在使われている木桶のほとんどは
戦前に作られたもので、
あと50年もすれば現在あるすべての木桶が
なくなってしまうそうです。

それはつまり、

木桶による発酵して作る本物の醤油が日本から消えてなくなるということを意味しています。

小豆島のヤマロク醤油の
5代目の社長さんは自分で木桶
を作ることを決めたそうです。

今、誰かが動かなければ子や孫の世代に本物の醤油を残すことができなくなるからです。

私たちにできることは何か。

安い、早いに踊らされずに本質を見抜くときが
きているような気がしています。

みなさんはどのように醤油を選んでいますか?

私は長い年月をかけて発酵された昔ながらの木桶で作られた醤油を選んでいます。

醤油を、ただの味付け調味料だと
思って使っていません。

小豆島のヤマロク醤油さんで
色々と味見させていただいたのですが、
本当にどれも違う味で美味しかったので料理に
使うのが今から楽しみです♡

見学させていただき色々教えて頂いたのですが、
木桶には沢山の菌が住みついており微生物たちは木桶は好みますがタンクには全くないそうです。

2年ほど寝かせた醤油は、
旨味と甘味がくっつくことで黒くなるそうです。

※ちなみに発酵させずに作られてる醤油はもちろんその過程で旨味と甘味がくっつくことはないので、黒くするためにカラメル色素が使われてますよね🤭

一つの木桶が、5800リットルくらい入るものですが、醤油を作るのに絞ったりすると4000リットルくらいまで減るそうです。

日本にはこんな素晴らしいものが
あるということを
日本人はわかっていないなぁ
と思ってしまいます。

もっと誇っていい。
私たちは素晴らしい場所にいる。
私たちには昔からの知恵が詰まった
素晴らしいものが残されている。

その素晴らしさに気付いて
今いる私たちが大切にしていかなければ。
と心から思います。

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クレイと自然派生活
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