《📝》僕らはいきものだから

Hei! Jeg heter Nachocheeze! ベルゲン大学に留学中のナチョチーズです！
先日日本語クラスに行った時に、最近仲良くしてくれているノルウェーの方々が色々ノルウェー語教えてくれたり、日本語クラスの先生が教科書来週あげるねと言ってくれたり、私のノルウェー語学習を全面サポートしてくれて、なんていい人たちなんだと感銘しておりました笑本当にみんなありがとう！
発音とかも「僕の口見て、こう、こう違うの、øの発音は舌を下げて、喉の後ろの部分で発音するの」ってすごくご丁寧に教えてくれたんだけど、「うん、喉の後ろで発音って何！！」って感じで全然まだまだですが、彼らに頼りながらも、気長に勉強していこうと思います〜

今日はなんか呟きぐらいのテンション感だけど、呟きには収まらないし、かといって、いつもみたいにだらだら書くわけにもいかないトピックをお送りしようと思います笑（んなこと言って、また長くなるんでしょ、フラグ立ってんだから、後で回収しなさいね🚩）
お時間あったらぜひ読んでいってください〜

デーティング期間って案外理にかなってるかも

「この人、恋でもしてるんか？」って感じの表題だと思いますが、うーん、誰かがめちゃめちゃ好き！！みたいなのはしてないですね、、残念ながら笑特定の人を好きになるのが怖くなっている拗らせネキなので、今は人類愛で生きています！私と仲良くしてくれる人はみんな好きです！

私の話はいいんです、それではなくて、最近ご飯食べる時とかのお供に「逃げ恥」を見返していたんですね。いやぁ、あれ8年前に放送されていたんですって、え、、ハ、ハチネン？ってなんかのバグなんじゃないかってくらい、ついこないだ見た感覚でしたが、まぁ8年前なんですって。
逃げ恥って恋愛ドラマってカテゴリにもできるし、ヒューマンコメディ？みたいな分類にもできそうなドラマでもあるけど、後半は恋愛多めなので、今回は恋愛ドラマとして考えますね。
それで、恋愛ドラマの中でも、逃げ恥の違うところは、みくりさんと平匡さんがものすごく時間をかけて、お互いを知っていっているところだと思うんですよね。大抵の恋愛ドラマって、「わぁ！めっちゃあの人かっこいい/かわいい！もっと知りたい知りたい！」みたいな感じか、初めは険悪だったけど急激に距離が縮まるKドラマみたいな展開で始まると思うんです。私は結構そういうドラマ見ちゃうと、「何を持ってそんな人をすぐに好きになれるんだ！？」ってちょっと冷ややかな目で見てしまう、捻くれた人なので、大抵そういうのは1話で見なくなります笑（ので、流行りにはついていけないんですねぇ、悲しい）

ここでのポイントは、「どうお互いを知っていくのか」そこが私の言いたいところで、前にも話したかもしれないのですが、人間って、自分が気に入った人のこととかを「自分の思いたい、信じたいその人像」というフィルターで見て、知った気になって、挙げ句の果てにはそれを押し付けてきて、そのフィルターにズレがあったら、離れていく人もいる。理想化された側としてはたまったもんじゃないです、勝手に初めて勝手に終わらせんじゃないよ！！😡って感じです。だから俗にいう、3回目のデートで告白とかそういう風潮好きじゃない。だって3回目で何がわかるっていうの！？ただご飯美味しかったなぐらいしか思わないって笑
こちらにきてから、やはりデーティング期間みたいなものを聞く機会も増えて、前までの自分は、自分が好意を持っている人が他の人ともそういう感じになっているって、心苦しいかも？と思っていましたが、（複数の人とではなく1人の人とっていう人もいるので、デーティングの定義は一概には言えません。）互いという「人間」を知っていくためには、ある期間は必要なのかなと思いました。告白をして蓋を開けてみたら思ってたんと違うって言われて勝手に失望されるよりも、お試し期間中に色々感じてもらう方がお互いヘルシーだと思いました。（今の所の見解ですが）

ちょっと「一般論」的なものからは外れていると思われる私の感覚？もわかってくれる方、旦那募集中です、お待ちしてます草

やっぱり人間関係って「相互性」なんだよね

これも逃げ恥のお話に続きますが、（恋愛に限らず）、人間関係って、どちらかの想いが強いと、それはフェアな関係性とは言えないと思うんです。私は結構男女関係なく（私は今のところストレートなので、今回男女を使いました）対等でありたい人なので、過度に奢られるのも嫌だし、何かをしてもらいすぎるのが好きじゃないんですね。（でも後輩には適度に奢りたいんです、笑顔が可愛いので笑）それで、逃げ恥における相互性というのは、何かあった時に、お互いが同じくらいの熱量で「話し合いの場」を設けているところだと思うんですね。
別にお互いが常に同じくらい好きでいなきゃいけないなんて思っていません、人間にも感情とその時の置かれている状況があるので、同じ感情を保つのは不可能だと思います。私が言いたいのは、「場を設け、話そうとする姿勢」の度合いが同じであることが重要なんだなと思いました。
そんな感じのことを一人考察しておりました笑だからあの2人がもしドラマのような生活をもししていたら、すごく世界って平和だなとほのぼの。

期待・裏切り・信頼と枠を広げられる人間性

こちら理想化の類の話になりますが、人って怖いなぁと思うこと度々あるんですね私。やっぱり個人で感情や視点を持っているからこそ、全部をわかってあげることも配慮をすることも、されることもできないんですよね。そして何が相手の逆鱗に触れるのかがわからない。

だから勝手に期待して、勝手に裏切られたと感じることがあると思うんです。でも私の大尊敬する芦田愛菜さんは、以前こんなことをおっしゃっていました。

要約すると、「自分のみたい人物像としてその人を見ていただけで、見えなかったものが見えただけの話だから、それは相手に裏切られたのではないのではないか。見えなかった部分が見えた時にそれもその人だと受け入れられるかどうかだと思う。」

このお言葉私は頷きが足りないくらい、共感でしかないのですが、でももう一人の捻くれナチョチーズは、「うん、それもめっちゃわかる。でも人間そんなきれいに、すぐに落とし前つけられたらきっとこんな悩み抱えないよね」って思うこともあるんです。
私も誰かの見えない一面が見えた時、自分の中で持っている「その人」という収納ボックスのような「枠」を広げて、新しい情報を入れるようには心がけています。（よっぽど人間性を疑う特徴があれば、自己防衛のために確かに静かに離れることもしばしばありますが。。）

だけど、「受け入れる」みたいな寛容性ってそんな1秒で生まれるわけでもないし、モヤモヤみたいなものが来ると思うんです。
私が芦田さんの言葉を受けて、考えたのは、きっと見えなかったものが見えた時、誰もが「うっ、えっ、、」みたいな一種の「ネガティブ・驚き」な感情を感じると思うんです、第一感情として。でもそれをずっと感じていたくないから、「受け入れなきゃ」と急ぎすぎてしまう時があると思うんです、そうすると、でも感じてしまったこっちの軌道修正の労力が多く感じて、もっと裏切られた気持ちが強くなってしまうと思うんです。だから、「その人ってそんな面もあるんだ」という感情は一旦持っていいことにして、その軌道修正はゆっくりやっていく。なんなら、それを感じた相手と一緒にやっていく。「実はこんな人だと初めは思っていたんだけど、こんな面もあるんだね！」って言っちゃう。別に、理想化が悪いわけじゃない、相手に興味がある証拠だから。でもそれで勝手に傷つけられたと勘違いして、相手をもっと苦しめてはいけない。だからこそ、一人で抱えれない気持ちやギャップは相手と共有してみてもいいのではないか、そんな向き合ってくれる人は大切にした方がいいなと改めて思いました。

そして信頼に関して。期待と信頼の違いってなんだろうって考えた時に、相手と自分のどちらが主軸になっているかの違いなのかなと私は思いました。「期待」はみている人（自分）視点での想像や考えで、みられている人（相手）の価値観は考慮されずらい、一方で、「信頼」というのは、みている人（自分）は、みられている人（相手）のことを考えた上で、言動をとっている。しかし、その考慮の度合いが、すごく高まってしまった時、見返りを求めた時、過度な「期待」に変わってしまうのかなと。

なぜこんなことを考えたかというと、逃げ恥を見ていたら、自分がどうお付き合いをしてきた人たちと関係を築いていたのかを振り返ってみたんです。私は気になる相手や大切にしている人が少し忙しそうにしている時、自分の人生に超集中している時、そんな時、放っておくタイプの人間で、決してその人が私と関わる時間が減ったことに対して怒っているとかの感情ではなく、その人にはその人の、私には私の人生があるから、それに集中してもらって、また互いが楽しい時間を過ごしたいと思えたらいいじゃんと思いがちなんですね。どっちかっていうといくら親密な仲だとしても、一定の境界線を心理的にも物理的にも意識しているんだと思います。以前そのスタンスをとっていたときに、友達から、「少し冷たいんじゃない？、本当に好きなん？」って言われて、自分の感覚というものに疑いの目を向けたこともあったのですが、いや、私はこういう軸のスタンスなんだって見つめ直してから、この価値観は大事にしています。

今日のまとめ

今日のタイトル「僕らはいきものだから」、こちら9月20日にリリースされた私の推しバンド緑黄色社会の最新シングルのタイトルですね。この曲の歌詞本当に好きなのですが、特に好きな部分は2つあって（全部好きなんですけど笑）

「昨日と同じ今日でも守っていた尊い面影を、このままがいい、このままがいい、今に手を振りたくはない。次第に友にも羽が生えていって、置いていかないでと思ったりしたのに、飛び立つ瞬間煌めいてた、あの羽を追いたい、追いたい」

まず、このパート↑
友達や親しい人が変わっていく瞬間って誰もが感じたことあると思うんです。当たり前ですよね、人は誰かと何かと関わっているんだから、変わっていく生き物です。でもそれが不安で、変わってほしくない、自分だけ変われていない焦燥感みたいなものを感じる時があると思うんです。私もありました。でも変わっていく姿はとても逞しい。キラキラしている、だから自分も追いかけたくなる、そんな気持ちをここまで上手く言語化するリョクシャカはやっぱりさすがです。

「飛び立った先でそれぞれ得るもの、いつか語らおう、話そう、交換しよう。変わるのは失うじゃない、お別れは永遠じゃない。」

この２つ目のパートも上に関連して好きで。今留学中だからってのもあると思うのですが、世界各国に私の友達が留学していて、前は5分であえた距離にいたのに、今では飛行機に乗らないと会えない。それに、みんな日々出会いがあって、違うものを吸収して、自己を形成している。だからこそ、たくさんの「違い」を一年後、一年半後、みんなとまた5分の距離で話せたらすごく嬉しいな。と胸を熱くさせてくれるフレーズなので今回取り上げました。
皆さんもよかったら聴いてみてくださいね〜

まぁそんなこんなを今日も考えてみて、案の定長く書き散らしたよの回でした！！（フラグ回収！）
今回も読んでくれて、ありがとうございました〜 Ha det!!