レガレイラの1強ムードとなっている今年のエリザベス女王杯。私としては今年の3歳は芝は過剰評価気味とみているので積極的に軽視していきたいと直近の予想でも記載している通りなのでそのスタンスは崩さない。 ただ、エリザベス女王杯に関して言えば過去も世代レベルの高低に問わず3歳馬は走り易く、特に前走クラシックで全力を出していない方が走る傾向にある為消しとまでは考えられなかった。 レース傾向としては欧州系の血統構成の馬が走り易い前提はあるが、G1となると昨今その様相を呈する場合は多く今
このレースは近年毎年の様に1200重賞で好走した馬が人気になって凡走しているレース、その前提で予想していきたい。 ◎マイネルチケット ○シンフォーエバー ▲キタノクニカラ △5.6.13 ◎○マイネルチケット、シンフォーエバーは前走の内容を評価。前半5F57.7の超ハイペースの中前付けして粘った形、急流の中での追走が距離短縮で更に活きてくる。1400m通過タイムが1.21.0とコラソンビートがマークした時計と0.4しか差のない内容でこれだけ走ればこの2頭で決まっても不思議
今年は3強の様相、直近の国内G1の流れを見てもその中でどれを選ぶかが全てとなりそう。 ◎レーベンスティール 〇リバティアイランド △7.10.11 ◎レーベンスティールはG1馬がこれだけ並んだ中で国内初G1挑戦で3番人気といくら過去のパフォーマンスや内容が高いと言えど、流石に過剰人気ではあるが府中2000mで更に上昇すると踏んで本命とした。 根拠は色々があるが、まずこの馬は非ノーザン産でバイヤーが購入してきたクラブ馬ということもあり、牧場の序列としてはどれだけ活躍しようが
どのレースにおいても概ね前走からの距離短縮はローテーションとして成績の良いものだがこのレースも例外ではない、昨年は1.2.3着が前走距離短縮組。 ◎ウインカーネリアン ○クランフォード △10.11.13.16 ×8.14 ◎ウインカーネリアンはG1だと末脚の要求値が高くなる為どうしても上位からは離されてしまうがその要求値が下がるのであれば必然的に上昇度は上がる。また、7歳にて初の1400mだがそれも魅力で今までで1番のパフォーマンスを発揮する可能性は多分に秘めている。
秋華賞時にも記載したが今年は既成勢力が優勢という内容。 世代戦ということでそもそも既成勢力が優勢なのだが、今年は特に芝路線は世代レベルが低調である。その根拠としては2勝クラスの世代実績 ◆世代別集計 世代:現 3歳(2021年産) 集計期間:2024. 6. 1 ~ 2024.10.14 限定条件:芝のみ ソート:着別度数順 世代 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値 現 3歳(2021年産) 38- 29
先週の府中牝馬Sもそうだったように昨今の府中は特に差しが決まりやすく穴馬も含めて差し差しの決着になる。このレースに限らず全てのレースで意識しておきたい。 ◎ジュンブロッサム ○セリフォス ▲ソウルラッシュ △2.9 ◎ジュンブロッサムはこのレースと相性良いディープ系産駒、脚質的にもピッタリ。 ○セリフォスは今や川田よりも藤岡佑介の方が手が合うと見ている、前走より上昇の余地あり。 買い目 馬連 16-2.7.9.11 計4点 3連複 16-7.11-2.7.9.11 計
このレースは昔から欧州志向の強いレース、今年もそこから紐解いていく。 ◎セントカメリア ○ライラック ▲フィアスプライド △8.12 ×1.4.5.6 人気馬がいずれも状態不安ということもあり結果的に人気馬で決まるケースは目を瞑って穴狙いで行く。 ◎セントカメリアは近2走いずれも脚を余す内容、差しの決まる府中で見直したい。まだ見限るのは早く人気馬が崩れるなら漬け込む余地あり。 ○ライラックは昨年3着で近2走はいずれも適性外、脚の使い所が短くスロー専門の馬だけに前哨戦の流
先週は痛恨。消したシックスペンスに勝たれてしまったが、今年の3歳は芝は低調、ダートは黄金世代と見るスタンスは年末までは変えずに臨みたい。 さて、今年の秋華賞だが今年は低調な年であり夏の3歳勢も2勝クラスで例年と比較し苦戦している点から前哨戦予想時にも再三記載したが既成勢力優勢と見て春の勢力図をそのまま上位評価していきたい。 ◎チェルヴィニア ○チルカーノ ▲ステレンボッシュ △10.15 ×2.3 ◎チェルヴィニアは左回りで大幅にパフォーマンスを上げるとし本命にしたがそ
今年の毎日王冠の焦点は3歳馬のレベルに他ならない。 近年でもほぼ毎年のように3歳馬が毎日王冠で好走しているが今年の出走馬のレベルでは好走は難しいと考えている。 なので馬券的には3歳は消しで臨みたい。特にシックスペンス、ダノンエアズロックは人気にもなっているので馬券妙味は十分に期待できるレース。 純粋に3歳の勢力図の中で最上位の馬が出ていないということもあるがその根拠となるデータも含めて示してく。 下記は各世代の3歳の夏以降の古馬混合戦のクラス別成績になる。 ※データがある程
このレースは内枠有利、非サンデー系特にND系種牡馬優勢なレース。 スプリント大国香港の2頭の妙味は十分感じられるのでそこからでも良いとは思うがそれを踏まえても人気上位の馬たちを軽視し辛い。基本的には人気上位から考える方が良いだろう。 ◎ナムラクレア ○マッドクール ▲サトノレーヴ △6.14.16 ×2.3.9 基本的にはナムラクレア、ママコチャ、マッドクール、サトノレーヴの取捨をどうしていくかに尽きると考えている。 その中で◎ナムラクレアにした理由だが、この馬は本質的
神戸新聞杯 先週同様既成勢力重視。条件戦組は2勝クラス勝ち負けを前提として考えたい。 ◎ショウナンラプンタ ○ジューンテイク ▲ウエストナウ △2.3.5.6.7.10.14.15 ◎ショウナンラプンタはゆきやなぎ賞の内容から青葉賞でも評価していたがその2走とも好内容。ヴェローチェエラに競り勝ってる点からも京都新聞杯勝ち負けよりもこの馬を上に取りたい。 ○▲は京都新聞杯好走の2頭。 買い目 3連複 1-11-2.3.5.6.7.10.12.14.15 計9点 1.
ローズSクイーンズクォーク軽視、カニキュル本命で何もなく外してしまったがその結果を受けても既成勢力優勢なのは変わらずと見る。 ◎エコロヴァルツ ○コスモキュランダ ▲アーバンシック △4.10.14 ◎○▲の中でエコロヴァルツを上に取った理由だが、コスモキュランダは気性的な安定性に欠ける点で本命にはし辛く、アーバンシックはルメール替わりは魅力だがダービーがペースはあれど明らかに負けすぎでそれならば末脚全盛のダービーで無謀な逃げの中8着に粘ったこの馬を評価したい。 買い目
紫苑Sの結果からも3歳春の既成勢力重視の流れはローズSでも同じだろう。今年のクラシック戦線はレベルはそこまで高くはなく現時点で2勝クラスを勝てるだけの力があれば十分だが馬柱にはおらず既成勢力を狙う他ない。 ◎カニキュル ○レガレイラ ▲ラビットアイ △2.5.9 ◎カニキュルはフローラSでも本命に置いたがクリスマスパレードが紫苑Sを勝利出来たように条件や体調が向くのであればこの程度の実績で十分。またゼンノロブロイは近年では振るわないが10年ほど前は中京の芝2000mは大好
人気上位が不安定かつ内有利の中京で大外ということもあれば穴馬から狙ってみたい。 ◎キミワクイーン △1.5.7.13.14.15.17.18 ◎キミワクイーンはこのコースの重賞に強い父ロードカナロア 。近5年のべ30頭出走して複勝率33%は絶好の適性と言える。 また、キミワクイーンの母チェリーペトルズは父ダイワメジャーに母父サクラバクシンオーという血統でいずれもスプリント戦ながら長い直線で最後にひと踏ん張りする必要があるこのコースに適した構成と言える。 少し現級で煮詰まっ
世代戦なのでクラス実績重視。ただ今年はクラシックのレースラップを含めてそこまでレベルが高い様には思えず上位人気に付け入る隙もありそう。 ◎エラトー ○ボンドガール ▲ミアネーロ △3.4.6.10.12 特に前哨戦で言えば2勝クラス勝ち負けと1勝クラス勝ち負けは雲泥の差があり2勝クラス勝ちの実績からもエラトーを◎に。また、近2走のラップも優秀、特に前走は洋芝ながらラスト4F11秒台を刻み続けラスト50mは流す余裕もあり斤量差のあるハンデ戦だったとは言えかなり強い内容。前で
新潟記念は22年にカラテを本命にした際にも触れたがキングカメハメハ産駒が良く走る。また、開催最終週ということもあり馬場は比較的外も伸びやすく外枠や差し追い込み脚質も届き易い舞台設定となっている。 ◎バラジ ○キングズパレス ▲レッドラディエンス △2.4.5.7.11 ◎バラジは昨年5着。この馬自身がエンジンのかかりが遅くダラダラ走る故に起きた事象ではあるが昨年は勝負所で手痛い不利を受けてブレーキを踏んでしまった、それがなければもう少し詰めていたであろう内容でその点からも