nachanpapa

70過ぎの爺さんです。 趣味はサックス、瞑想、寸劇。 寸劇の脚本作りから、小説作りが始まりました。 noteの初出稿は「僕には夢があるんだ/石ころの夢」です。 孫が生まれ、じいじの心を孫に残せたらと思い作りました。 現在この物語を劇にしています。 シニア劇団おかげさま よろしく❣️

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70過ぎの爺さんです。 趣味はサックス、瞑想、寸劇。 寸劇の脚本作りから、小説作りが始まりました。 noteの初出稿は「僕には夢があるんだ/石ころの夢」です。 孫が生まれ、じいじの心を孫に残せたらと思い作りました。 現在この物語を劇にしています。 シニア劇団おかげさま よろしく❣️

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首相官邸地下11階 3話

総理は右の水槽に向かって、何か喋っている。 誰かいるのかな? クンクン 人の匂いはしない。 何の話かな? もう少し近づいてみよう。 どうも、水槽の前に置いてあるノートパソコンに話しているみたいだ! 「アベ君は、どう思う」って聞こえた。 アベって言う人と話しているらしい。 隣の水槽からも、声がした! 「それは危険だよ」って言っている。 何かプーチンがどうのこうの、戦争の話しをしているみたいだ。 隣の水槽にも、ノートパソコンが置いてあって、そこから声が出ている。 声の主は、何処に

    • 首相官邸地下11階 2話

      2。見つけた地下11階 僕は総理の愛猫で、源ちゃんって言うんだ。 住まいは首相官邸、ここの事は一番詳しんだ。 でも、まだ秘密があるらしい。 総理は、深夜に2時間程姿を消す。 エレベーターで下の方に行くんだ。 エレベーターは地下10階の機械室で止まる。 そこは、マイクロ原発炉がある、危ない所なんだ。 今日は、この機械室で待っていよう! 僕には、猫道があって何処へにも行けるんだ。 通風筒が僕の道なんだよ。 ここを通って、機械室で待つことにする。 そろそろ時間だ。 コツコツと足音

      • 首相官邸地下11階

        僕は日本一えらい猫だぞ〜 僕はオス猫 源(ゲン)。 僕の住まいは、首相官邸なんだ。 僕の主人は総理大臣なんだ! だから、日本で一番えらい猫なんだ! あいつ、そうみんな総理って言っているんだけど 僕のことが一番好きなんだよ。 奥さんよりもね! ニュースに出てくる大臣って言ってる人、みんな友達だよ。 あの帽子を被ってかっこつけてる人めちゃしつこくてね嫌いなんだ。 この前、ピカピカの靴にオシッコひっかけてやった! ここのドアは、何か覗き込んむ目のセキュリティがあって、許可された人し

        • 人生で一番大きな事件

          人生で一番大切なこととは思わないけど。 人生で一番大きな事件! 誰にで起ること。 死。 でも、誰もどういう物なのか分からない。 今まで求めてきた夢も、家庭もThe END。 終活ってあるけど、それは、残した人への準備。 自分の準備ってあるのかな? どんなものか分からないので、準備のしようがない! 僕はどうなる? 無くなってしまう? 何処かに行くの? 神さま教えて!

          僕には夢があるんだ。

          1章 僕には夢があるんだ 源 「僕は、石ころ源(げん)。 庭にころがっている石ころだ。 おむすび形のどこにもある石ころだ。 でも、僕には夢がある! その夢を実現する話だよ!」 庭の方で何かがザワザワしている。  耳をすますと、石ころがしゃべっています。  「私の方がきれいよ」「俺の方が丸い」「私のくびれどう?」「俺の方が格好いいぞ」…  石ころ達も色々な思いを持って生活しているのでした。  仲間「源ちゃんは何を思ってるの?」  源「う〜ん」  源には、ある思いがありまし

          僕には夢があるんだ。

          あせらなくていい 時間がもったいないと言って、焦らなくてもいいよ する事が無いからと言って、焦らなくてもいいよ 役に立たねばと言って、焦らなくてもいいよ ゆっくり目をつぶり、空気の匂いを感じよう ゆっくり目をつぶり、風の音を聞いてみよう ゆっくり目をつぶり、今の時間に感謝しよう

          あせらなくていい 時間がもったいないと言って、焦らなくてもいいよ する事が無いからと言って、焦らなくてもいいよ 役に立たねばと言って、焦らなくてもいいよ ゆっくり目をつぶり、空気の匂いを感じよう ゆっくり目をつぶり、風の音を聞いてみよう ゆっくり目をつぶり、今の時間に感謝しよう

          何もない

          何もない朝 今日も休み 予定はない 会いに行く人もいない 出かける用もない 困ったこともない ちょっとノドが痛いが、病院へ行く程でもない。 しなくてはいけない事もない 悩む事もない 明日もきっと同じ 明後日も同じ 何か始めなければ そうだ、散歩ついでに、遠くの本屋で一冊の本を買って来よう! 何か心の温まる本を 僕の夢の種を見つけたい!

          何もない

          僕には夢があるんだ 完

          1章 僕には夢があるんだ   石ころ源の夢源 「僕は、石ころ源(げん)。 庭にころがっている石ころだ。 身長3センチ、体重24グラム、おむすび形のどこにもある石ころだ。 でも、僕には夢がある! その夢を実現する話だよ!」 庭の方で何かがザワザワしている。  耳をすますと、石ころがしゃべっています。  「私の方がきれいはよ」「俺の方が丸い」「私のくびれどう?」「俺の方が格好いいぞ」…  石ころ達も色々な思いを持って生活しているのでした。  仲間「源ちゃんは何を思ってるの

          僕には夢があるんだ 完

          僕には夢があるんだ 第3話

          第3話 野良君お願い  仲良しの野良猫が遊びに来ました。  野良「ああ、退屈だな…、何か面白いことない?」  源は考えました。どうしたら連れってくれるかな…  源「野良君は川を見た事ある?」  野良「もちろんあるよ、この先の高校の横に流れてるよ。」  源「川には、水が流れているの?」  野良「そうさ、それも冷たいんだ。美味しそうな魚も居るんだぜ」  源「へえ、すごいね!」  源は毎日毎日、野良ちゃんに川のことを聞きました。  遂に野良君が「じゃあ、川に連れていってあげる

          僕には夢があるんだ 第3話

          僕には夢があるんだ 第2話

          第2話 無理かな 源は「川を見たい」という夢を思い続けました。 源「でも、どうすりゃあいいの? 無理かな…」 ただ、日が過ぎるだけでした。 ある日、目の前を蟻が横切りました。 源「蟻さん 蟻さん 教えてくれない?」 蟻「なんだい? 石ころ 今忙しいだよ」 源「僕は夢を持ってるんだ。夢の実現法を知らない?」 蟻「夢? 何言ってるんだ! 仕事、仕事、仕事で俺は忙しんだ!」 今度は蜂が飛んで来ました。 源「蜂さん 蜂さん 夢の実現方法を教えてくれない?」 蜂「夢? 何言ってん

          僕には夢があるんだ 第2話

          僕には夢があるんだ 第1話

          第一話 僕には夢があるんだ 庭の方で何かがザワザワしている。  耳をすますと、石ころが喋っています。  「私の方が綺麗よ」「俺の方が丸い」「私のくびれどう?」「俺は一番大きいだ」…  石ころ達も色々な思いを持って生活しているのでした。  「源ちゃんは何を思ってるの?」  「う〜ん」  源には、ある思いがありました。  でも、まだ誰にも言ってません。  「僕には夢があるんだ。」  「へえ〜 なんだい、その夢は?」  源は、思い切って言いました。  「川を見たいんだ。」  源

          僕には夢があるんだ 第1話

          僕には夢があるんだ あらすじ

          庭に転がっている石ころが、夢を叶える話です。 庭にある石ころ達も「私の方が綺麗、僕の方が大きい、…」と色々な思いを持っています。 石ころ源は、川を見たい夢を持っていました。 青い蝶に夢の実現方法を教わり、野良猫に頼んで川まで連れていってもらいます。 次は海を見たいと魚に連れていってもらいます。 源は、夜空の美しさに見惚れ、星に行く夢を持ちました。 亀に地球の話、宇宙の話、神さまへの願い方を教わります。 ある日、浜に遊びに来た子供が源を拾い、御守りにします。 その子は毎晩、源と

          僕には夢があるんだ あらすじ

          【短編小説】石ころの夢

          序文 僕は、石ころ源。 庭にころがっている石ころだ。 身長3センチ、体重24グラム、おむすび形の何処にもある石ころだ。 でも、僕には夢がある! その夢を実現する話だよ! 1章 僕には夢があるんだ 庭の方で何かがザワザワしている。  耳をすますと、石ころが喋っています。  「私の方が綺麗よ」「俺の方が丸い」「私のくびれどう?」「俺は一番大きいだ」…  石ころ達も色々な思いを持って生活しているのでした。  「源ちゃんは何を思ってるの?」  「う〜ん」  源には、ある思いがあ

          【短編小説】石ころの夢