インドの中のフランス
7年ぶりにやって来たポンディチェリー。
この町は昔、フランスの植民地だったから他のインドとは違ったフランスのような美しい街並みがあったり、ローカルの人達が暮らす町もなんか落ち着いていて小綺麗でどこかゴアにいるような感覚なので、体調不良でインドへの免疫がなくなっていた私でもこの町にはすぐに馴染めた。
7年前に来た時はフランス風のカフェでバゲットサンドとカフェラテにハマったのを思い出してその店に行ってみると、インド人観光客でいっぱいで1時間待ちだとかで入ることすらできなかった。
これはインドのどの町でも言える事だけれども、7年間の間にインド人も外国人と同じように観光して同じお金を払えるまで発展して変化したという事なんだろう。15年前のインドでは考えられなかった事だと思う。インド人も西洋人と同じようにカフェでコーヒーとサンドイッチを食べるのが当たり前なのだから。
体調もよくはなっていたが、まだベジミールスを食べるくらいしかできなかった。せっかくポンディチェリーにいるのだからここは無理はせずに、インドではないものを食べようと思い、日本を出発してから食べていなかったパスタを久しぶりに食べて美味しかったしほっとした。食べ慣れているものなら食べれた。本調子ではなかったけれども、しばらく飲んでなかった白ワインも美味しく頂いた。
こうして、再び食べれる事の喜びを感じられて元気になった。本当、私は単純😂食べる事は生きることだなーとつくづく思い知った経験となった。
元気になれば町を歩くのも楽しくてポンディチェリーの町を歩くのは本当なる楽しかった。
あと、今回泊まった宿がポンディチェリーの繁華街にあるのに破格の400ルピーの宿で、想像通りのインドな宿だったけれども、これまでいろんな酷い宿に泊まった事のある私にとっては全然OKで個室でシャワーとトイレもついてファンの強さもちゃんと調節できるだけで快適だった。何より虫がでてこない事は1番のポイント!隣の部屋の音が丸聞こえで外の騒々しさが唯一気になる所だった。
これから続くマサラ漬けの生活前にポンディチェリーに来たのは本当に正解だった!
体調も戻り、インドにも慣れてきたところでいよいよこれからタミルナードゥ州で一番行きたい美食の町へ😆
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?