両足をつっこまないと見えない世界がある
新しいことに挑戦しようとしたときに、なくてはならないものがあります。目標や技術、根気、集中力…。
数え切れないものの中で、最も重要度なのは時間だと考えます。
1日24時間という限られた中で、挑戦に当てる時間です。
「副業的に挑戦し、運営できそうになったら乗り換え」は幻想
なにかを達成するときに、単純にどのくらい「素振り」し、技術や知見を培ったのかが問われます。
その挑戦が事業の場合、リスクを取りたくないばかりに「副業的にやって軌道に乗ったタイミングで乗り換える」ことを考えることが多いでしょう。
なにを隠そう私も一緒でした。
しかしそんな幻想に囚われているからこそ、行動が遅くなるし、突き抜けられないまま終わります。
一見効率的に見えますが、副業的なかたちで始めた挑戦が、残念ながら結果を生むことは稀です。
自分が片手間で挑戦していても、ライバルはその数倍の時間と質で勝負してくるからです。
1日1〜2時間の努力では、毎日15時間努力している人に敵わない
本業ついでに新しい事業を進めている人の、大きな欠点は「時間」と「集中力」です。
朝起きて通勤し、8〜10時間も会社の仕事をこなす。
帰宅したら、すでに20時か21時。
疲れた頭で取り組んで、進捗が遅いのも明白です。
記事の書き方やプログラミング、制作関係には教本やスクールがあるものの、昨日今日で習熟できるものではありません。
一定の継続時間と集中力が必要です。
それなので片手間の人の進捗は、いつも中途半端です。
仮に結果が出たとしても、本業に引っ張られてすぐに行動できず、機会損失を招くこともあります。
しかし新しいことに取り組んでいる人は、毎朝起きてから寝るまでの間、ひたすら挑戦しています。
全集中力を新しいことに注いでいるため、結果が出ることも早く、いち早く次のステージに上がれるのです。
突然の小さな依頼でも全力で対応し、信頼関係をつくることができます。
このように時間の使い方1つでも、大きな差が生まれるのです。
毎日挑戦できる環境をいかにつくるか
働きながらでは時間的にも体力的にも限界がある中で、どのように挑戦する環境がつくるかが鍵です。
最低限稼ぎ、あとは全振りする
1年間の活動費を1カ月でつくり、残りの11カ月で全振りする
周りから投資してもらう
上記のような対策を考えられます。
資金が枯渇しないように対策し、全振りできる環境つくりが重要です。
私は3年間Web制作にかかわり、制作後もクライアントさんの記事作成やSNS運用、マーケティングにかかわることがあるため、ありがたいことに「最低限稼ぎ、あとは全振りする」ことができています。
しばしば新規のWeb制作のご依頼をいただくこともあり、スポットで数十万円の利益がでることもうれしい。
しかし安定を求めて船をおりた訳ではないので、収入をひたすら追い求めていても目標は達成されません。
そのため、もっと全振りできる環境を整えるために動いています。
一度両足をつっこんで達成したからといって、次の挑戦も両足をつっこめるかなどわかりません。
成功体験や守るべきものがあるほど、手放せなくなるものです。
突如くる機会を絶対に逃さないために、お金と時間の研究はまだまだ続きます。
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