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MLB全30球場30日連続観戦 25.DET移動

6/12(月)、前日カナダのトロントからの、次は米国デトロイトへ移動

こだわり

今回、どうしてもトロントとデトロイトは連続させたかった。というのも、デトロイトというのはカナダとの国境になっている川沿いの街で、トロントからその対岸の街ウィンザーまで列車が走っているのだ。

普通の旅行者は鉄道なんて発想にはならない
国は違えどかなり近いとこまで鉄道で行ける

カナダ国営のVIA Railという長距離列車で、早朝にトロントのターミナルであるユニオンステーションから出発。

アメリカと似たディーゼル機関車

カナダの鉄道なんて今後もそうそう乗る機会ないと思うので、思い切ってビジネスクラスにしてみた。

見るからに豪華そうな椅子。サイズもでかい。
食事、お菓子、ジュース付き

陽気なおじさんアテンダントさんから食後のコーヒーを2杯もらったりしつつ、終点のウインザーに到着。

アメリカに戻る

駅からは市内の路線バスで移動。この後国境を越えるバスに乗り換えるその間に昼食。カナダ最後となる食事は、ケンタッキーにした。

ケンタッキー8か国目

国境を越える路線なのに、バス停めっちゃしょぼくて心配になる

ダイヤがめちゃくちゃだと聞いていたが、わずか4分遅れで来た。

カナダの税関を通過

特に出国審査はなく、そのまま国境の川の底をトンネルでくぐる。

アメリカ側出口が見えてきた

一旦下ろされてアメリカの入国審査を行い、すぐにデトロイトの町の玄関口的なところに到着。

アメリカ側税関
ごく普通の路線バスだった

やばい街

デトロイトと言えば全米屈指で治安の悪さで世界的に有名。アメリカ3大自動車メーカーであるGM、クライスラー、フォードすべての本拠地でありながら、トヨタの攻勢を受けるなどして3社とも没落、失業者に溢れてデトロイト市も破産、とにかくえらいことになった。

GM本社の巨大なビル

ので、さすがのおれも着くまではややビビってたのだが、着いてみるとちょっとイメージが違った。治安の良し悪しの前に、そもそも人がおらん…

GMの本社などでかいビルはたくさんあるのに。どうやら半ばゴーストタウンになっているらしい。とりあえずちっちゃい電車で移動する。

Detroit People Moverという
天気も相まって不気味

電車はガラガラ、駅員も運転手すらもおらず、本当に不気味。バスセンターに到着したら、ホームレスっぽい人がたくさんいて変な叫び声をあげてる人と書いてやばそうだった。何とか切符を買い、バスに乗る。

目的地は、これ。(旧)ミシガン・セントラル駅。18階建てで、開業当時としては世界最大の鉄道駅だった。デトロイト発展の象徴だったところから廃墟となり、没落の象徴となってしまった。

Michigan Central Station
すごい迫力だった

転用計画もあったがうまくいかず、あまりに巨大きすぎて、破産するような市には到底解体できるわけもなく、数十年放置されいた。だが、近年になってフォードが買収して修復を始めており、剥がれ落ちた壁面や割れ放題だったガラスも元に戻り、かなりきれいな姿になっていた。

個人的には物好きなので、むしろ廃墟感を楽しみにしていたので変に残念な気もしたが、実際街としても再び立ち直りつつあるデトロイトの象徴になるであろう。なお、トランスフォーマーの映画のロケ地にもなったらしい。

宿

市街地に戻る。今度は、新しくできたばかりの路面電車に乗る。

こんな感じの立派な券売機があるのに無料だったので、治安悪くて券売機荒らし対策で無料にした方がむしろ効率がいいのか?などとも思ったが、さすがにそこまでではなく、普通に州の補助金で無料とのこと。

2039年まで無料らしい。

住宅地の中にある民泊。

自室の入り口は地下になっててたどり着くのに地味に苦労したが、洗濯機に乾燥機まで付いている神仕様で、洗濯を始めてから球場へ。

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