
コーヒー豆販売のためのざっくりとした計算を出してみる
こんにちわ!NABURA COFFEEです。
本日の記事も、自分の記録用の記事になりますが。。
お付き合いいただけると嬉しいです。
コーヒー豆の価格について
コーヒー屋さんは基本的に「焙煎した豆」を販売して利益を出します。
もちろん、カフェにする場合や店舗を構える場合においては「ドリンク」「軽食」で儲けを出す方法もありますが、私が目指しているのはカフェの経営ではなく焙煎した豆を販売して利益を出すことです。
昔、妻に言われたことで「あーなるほど」と思ったことは
「安売りしない」ということでした。
妻は画家をやっていて、展覧会を見に行った時に「高い絵がたくさん置いてあるな」と感じました。安くしたら売れるんじゃないの?と一度聞いてみたことがあるのですが、いろいろそれについて教えてもらったことがあります。
学んだことは一度価格を決めて出す以上、それが「ブランド」として世に出ていく(イメージはね)ので、安いからたくさん買ってもらえるという発想で価格を決定し、経営していくことは難しいんだなということでした。
では、その価格の決定についてざっくり計算してみましょう!

原価を把握してみましょう
まずは利益を出すにも原価を把握しなくては話が始まりません。
いくつか商品を販売する予定ですが、まずは1つの生豆を焙煎して商品にする場合をここでは検討してみたいと思います。
グアテマラ1キロ ≒¥2,000(仮定)
商品=100gを販売することにする(計10袋できる)
100gの梱包資材費 :コーヒー袋30.4円(1個) 発送袋17円 ラベル代金10円
光熱費:1バッチ20円と仮定する
送料:200円(クリックポスト利用)
ここでは1㎏焙煎=1㎏が出来上がることにします。
実際は750gくらいが出来高ですね。
1キロの生豆を焙煎して販売するための原価は大雑把に計算して
100g一袋の原価
100g=200円
発送梱包費=30.4+17+10+200=257.4円
光熱費=20円/1バッチ(仮定)
原価=477円
1キロすべての原価は4,770円です。
➤かなり大雑把ですので、これよりも高くなるとは思いますが
原価5,000円を超えることはどうやらなさそうです。
もちろん、これは100gの原価なので焙煎量や発送費用などが変わってくれば
もう少し原価を抑えることができそうです。
利益率を設定する
参考までに
あるコーヒー豆販売大手企業のグアテマラは
調べてみると100gで¥616でした。
原価は当然のことながらわかりかねますが、おそらく75%~80%くらいが
利益率なんじゃないかなと仮説を立ててみます。
➤大手なので個人経営よりも安く販売できるのは仕方がないとして。。。
私の試算額に利益率を設定してみると
457円(100g)×利益率80%=822円
457円(100g)×利益率75%=800円 でした。
意外と近似値が出ているので、このくらいの利益率でいいんじゃないかな?
と思います。
つまり、1㎏仕入れて加工販売すると。。
¥3,600程度儲けることができます。
販売価格の概算
定番商品として販売するためには
大体100gで800円~830円くらいで販売できそう。
ということがわかりました。
後の細かい設定や、原価を抑える方法、商品数、加工方法は
きちんと算出する必要がありますが、私の場合はオンラインでの販売がメインでイベントや試飲会などで顧客数を増やしていくことが必要だと考えていますので、もう少しそのあたりを考慮して価格に反映していかなければならいと思います。
コーヒー豆だけで食べていく目標金額を設定してみよう
なんやかんや書いてきましたけど、個人事業としてやっていくための
毎月の売り上げ目標を立てるとするのであれば
40万円くらいは利益として出したいなと思っています。
自分の手元にどのくらい残したいか
上記については、また別の記事でまとめてみたいと思います。
長々とここまで読んでいただき、ありがとうござます!
でわ!