Up Jumped Spring (課題曲)
次回の NY de Let’s Sing Jazz! Online Class #64 の課題曲は Up Jumped Spring です!いつも歌っているいわゆるジャズスタンダード曲とは違って、インスト曲に歌詞が付いたモダンな曲に初めてチャレンジします。
フレディ・ハーバードがアート・ブレイキー& ジャズ・メッセンジャーズにいた時に作曲した、インスト(楽器のバンドが演奏する)曲です。それに後から歌詞が付いたものです。
Up Jumped Spring
Music by Freddie Hubbard
Lyrics by Abbey Lincoln
I was out promenadin'
And high hopes was fadin'
That dreams never really come true
When up jumped Spring time
I got a look at you
All at once it was heady
A gaze long and steady
Made sounds of the patter grow dim
And up jumped Spring time
And love came on in
Now my heart wants to cheer
Life's sweet promise is here
And love is a lov-er-ly thing
And we're sweethearts together
Like bird and the feather
Our love is as free as the wind
Cause up jumped Spring time
So, hello my friend
この時期になると必ず歌ってる曲です。
いつからかなぁ、、、
アメリカに住む前に、ジャズヴォーカルを歌い始めて、いろいろ聞き漁っていた頃に、アビー・リンカーンを知って、衝撃を受けました。
そして、なんと!アビーさんがブルーノート東京に来るのを知って!聴きに行きました!
初めてブルーノートに!当時レッスンを教えてた生徒さんと2人で行って、感動して🥺
コンサートが終わってから、入口の送迎バスが来てる所で、出待ちしました!😅
ご本人が出て来て、バスに乗り込み、バスの運転手がまだ来て無かったので、バスのドアまで行って、カバンに入ってたオレンジジュースを手渡して、It was Great ! くらいしか言えなかったと思います。
アメリカに行ってからも、しばらくはアビーさんが出てる所には追っかけのように聴きに行ってました。
大好きなアビーさんが歌ってる Up Jumped Spring なので春になると必ず歌ってるのかもですね🌸
【お薦め音源/ Up Jumped Spring】
この曲は今まで歌って来たジャズスタンダード曲とはちょっと違って、ジャズ・トランペット奏者、フレディ・ハーバードのオリジナル曲で良く知られた曲で、歌詞は後から付いたものです。ジャズワルツです。いまの季節にぴったりで良く演奏されていると思います。
Abby Lincoln
この曲に歌詞を付けて最初に歌ったモノがこちらです。ジャズスタンダードとしては新しくモダンな曲として認識されています。
歌に入るまでにサックスがメロディを1コーラス演奏します。
キーはB
Abby Lincoln Live with Max Roach
公にこの曲が歌詞と共にリリースされたのは前のバージョンですが、デジタルのみで2017にこちらがリリースされていて、たぶんこちらの方が古い音源では?と思います。アビーの声が若いしキーも高いです。
キーはEb
Diana Panton
ギターとソプラノサックスのアレンジで春風のごとく声も軽く爽やかで良い感じだと思いました。テンポも速過ぎず、参考になります。
キーは高めでFです。
LILLY
こちらもギターのアレンジです。トランペットのソロも入っています。
後半でリズムがアフロになります。面白いアレンジです。キーはC
Nabuko Kiryu
2003年にピアノの Larry Hamさんと出したアルバム “We Two”に入ってるバージョンです。キーはC
https://www.reverbnation.com/nabukokiryu/song/1222634-up-jumped-spring
Freddie Hubbard
こちらが作曲したトランペット奏者
フレディ・ハーバードの音源です。この音源はフリューゲルホーンで演奏しています。フルートが小鳥がさえずる様なイメージのアレンジです。キーはBb
Art Blakey
アート・ブレイキーはドラムスでバンドリーダー!フレディ・ハーバードはこのバンドのメンバーだったので、最初にこの曲を演奏したのはこのバンドかも知れません。こちらはフレディがトランペットで演奏しています。音色の違いも聴き比べてみてください!こちらもキーはBb
Hank Jones
ピアノの名手、ハンク・ジョーンズのピアノトリオでの演奏。とても軽快でスウィンギーなバージョンです。キーはBb
Walter Bishop Jr
チャーリー・パーカーとも演奏していたピアニスト、ウォルター・ビショップ・ジュニアのソロピアノバージョン。最初からルバートでゆっくり聞かせ、ゆったりめのジャズワルツでスウィングします。
キーはBb
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