やさぐれ主婦のハビットトラッカー(自作「ノルマ表」で英検1級合格) (2) 単語関連の項目を「組み合わせる」技
昨日の記事では、項目をたくさん設定し、その中から好きなメニューを選ぶ利点について書きました。
その日の状況に合わせて選べるだけでなく、新しい教材に気軽に手をつけ、軌道に乗ればそれを継続する。
1級合格には、万人にフィットする王道の勉強法があるわけではないので、このように実験的に取り組める、その後、投げ出してもOKの気楽さは、当時の私にとってとても心地の良いものでした。
こちらは、2007年1月当時の「ノルマ表」の現物。
項目の横に、e, l, r, s, v, wなどの記号があるのが見えると思います。
これは、項目をリーディング、スピーキングなどの技能別に分類したもの。eについてよく聞かれますが、entertainmentということで、楽しみながら取り組んでいた項目です。
これらの30近い項目は、最初から完成形であったのではなく、毎月継ぎ足してきたもの。エクセルで表を作っていたので、項目別に並べ替えたものです。
この中から、単語関連 (v=ボキャビル)のものだけ拡大してみます。
ここに見えているだけで、8項目。先ほどのeの項目の中の「EJ単語」も、ボキャビル関連になるので、合計9つ。
最初に受験した英検1級で、大問1(語彙)25問中8点、それもほとんどがまぐれ当たりという惨憺たる状況だった私。
絶対に受かってやると決めた(見返したい対象ができた)、その後の学習において、最も力を割いて行わなければいけない分野の一つでした。
結果的に、この9つの項目を並行して学習していき、一次試験を見事クリア。9つというと、とんでもない大変なことに聞こえますが、組み合わせて行っていくことが楽しくて。
さらに、自分のやり方でよかったと思うのが、一時的に単語を詰め込んで、その後忘れてしまったのではなく、その後も意味が定着していること。
のちの国連英検特A級でも、揺るぎない土台となったし、これを機に英字新聞、洋書など読めるものの範囲がグッと広がったのがよかった。いいことづくしです。
この方法が、twitterで好評をいただいている、あの覚え方の原点だと思います。
ノルマ表を使って、この覚え方を実践する。
その最強の方法については、また次回以降に書かせていただこうと思います。
3日前に、雷に打たれたかのように書き始めたnoteですが、明日からは通常授業があるので、しばらく間があくかもしれません。祝日から週末にかけてのところ(11日〜14日)で書きたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね!
やさぐれ&見返したい相手がいた頃のこと・・・だけでなく、「ノルマ表」の詳細についても書いています。ぜひこちらの電子書籍もご覧くださいね!