「好き」から考える自己分析 #岡崎体育 ＃盆テク博覧会
昨日、岡崎体育さんのライブに行ってきました。
結論からいうと、めちゃめちゃ最高だった。
でも、そんな一言で片付けたくなくて。
昨日感じたことを、忘れないうちに残しておきたいと思います。
（今回はライブを通して、自分がこんな人間だったんだなと振り返る機会にしたいと思っています。
以前のライブと比べたり、自分の考え方について書いたりもするので、ファンの方や異なる考えをもった方にとって不快に感じる描写があるかもしれません。
他の方を否定する意図は決してないことをご理解いただけたらと思います。）
ファンクラブは続けていたけれど・・・
実は、岡崎体育さんのライブに行くのは、今回が2回目。
4月にあったZeppツアーが初回でした。
その時のライブもすごく楽しくて、すぐにファンクラブに入ったほど。
ですが、そこからライブ後のテンションが続いたわけではなく、「普通に好き」くらいの感じでずっときていました。せっかくファンクラブに入っていて、先行でチケットが取れるのだからと、申し込んだ今回のツアー。正直なところ、「めっちゃ楽しみで仕方がない！」「ライブのためならなんでも頑張れる！」というほど、夢中でこの日を待ちわびていたわけではありませんでした。
(後日追記。ライブ1週間ほど前に、席番がわかった時には一気にテンションが上がりました。ファンクラブに自由に入れる大人っていいな)
「初めてが苦手」を再確認
割とフラットな気持ちで臨んだ昨日。
「めちゃめちゃ最高」という言葉では全部を表せないな・・・。ライブ後半のある曲で涙が出てきて、ああ・・・私、本当に夢中になっている、楽しめているんだなと思いました。
「よかった」を表す語彙が少なくて、上手く書けないのがもどかしいけれど。
ここからは、どうしてこんなに楽しかったのか、自己分析しながら書いてみたいと思います。（初回のライブと比べますが、その回を否定するわけではないこと、ご了承ください）
とにかく、一番を大きかったのが、今回が2回目だったこと。
私自身、初めてがとにかく苦手で緊張してしまいます。スタンディングのライブも10年以上ぶり、しかも一人で乗り込んだあの回は、ある意味、参加できただけでも自分的には最大の賛辞に値するかもしれない・・・
その1ヶ月前にコロナにかかって、ライブのしばらく前まで後遺症のような不調が続いていたこと。
人と接するのが得意ではない私（普段は「コミュニケーションをとる」の意味で使っています）が物理的にめちゃめちゃ多くの人に囲まれて長時間過ごしたこと。
細かいことを気にする（この場合は「気が散る」）タイプで、周りのノリに合わせなきゃとかいらんことを考えてしまうこと。
いろんな理由から、今回と比べたら、かなり緊張してしまっていて。
二十代前半、別の人のライブに行った時に、「ああ・・・私、なんか集中できていないな」と、スッと客観的に自分を見てしまった記憶があって（その回は別件で自分にとって大きな思い出だったのですが）、その時と同じ感覚かもしれないと思っていました。
この「好き」は、もしやあの「好き」では？
全体的に考えたら、ちゃんと楽しくて、ファンクラブに入るほどだったのですが。でも、何かが違う。
思い返すと、私自身、我を忘れるくらい何かにハマるということが、どんなことかわからなくなっていました。
それこそ、生活の全てがそれ！というくらいファンになったのは、中学生の頃のTMネットワークの時。もう35年以上前のことです。
その経験があるものだから、あれくらいハマらないと本物のファンじゃないみたいな、そういう思いがあったのかもしれません。
結婚して子育て、仕事に忙しく、自分の「好き」を横に置いておく生活が続いてしまって。3年前の病気、そしてここ最近の自分の気持ちの変化から、「好き」をもっと大事にしたいと思っていたのに、なかなかその「好き」が見つけられなくて。
そういう気持ちには、もうなれないのかもしれないなと、うっすら寂しい諦めの気持ちも出てきてしまっていたのですが。
・・・なんだ、一瞬でそれ、超えてきた。
この「好き」は、あの頃の私が感じていた「好き」だ！
私、めちゃくちゃ夢中になってる！
客観的に見ているほうの私にもはっきり分かる大興奮でした。
2回目で大爆発
昨日は私の好きな曲も多かったです。
「鴨川等間隔」という曲。私自身、京都で学生生活を送っていて、自分と重ね合わせてて懐かしむ部分もあって。
そうだ・・・
「カバ公園」という曲も、私はその年代に恋愛はしていないし、重ならない部分もあるのに、歌詞が染みている・・・
なんだかそれが私には大きな発見でした。
基本的には体育さんのノリのいい曲が好きだし、夢中で（今回、周りがどうのっているかは気にせずに）跳ねることができたのもすごく楽しかった。
始まって1曲目で、声出して笑ってる自分に驚いたくらい。
けれど、しみじみと自分のことを思い出せたりする、この感じも本当に良かった。
そんな思いの中の、後半「エクレア」での落涙でした。
私なりのたたかい方でいけ
あの「好き」を思い出せたことが本当に嬉しくて。
今回、ちゃんとそれを文章に残しておけて良かった。
全然話が変わるのですが、この本を読みかけていることが、今回これを書いておこうと思ったきっかけになりました。
全然まだ3分の1も読んでいないのに、好きについて2000字も書いてしまったよ。
ライブレポじゃないし、ファンの人が読んだら、ん？と思うところもあるだろうし、いろいろツッコミどころはあるけれど・・・
自分の思いを大切にできたことがすごく嬉しい。
そして、自分の「好き」をもっともっと大切にしていきたい。
私が初めてが苦手なのなら、初めてで全部知ろうとしなくたっていい。
自分なりの「好き」を見つけていけ。
自分なりのたたかい方でいけ。
昨日の夢見心地な気分から、書いている間に、またさらに前向きな気持ちが湧いてきている気がします。
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