精神科病院入院日記(閉鎖から開放へ)51日目
2020年10月14日、水曜日
この日の様子
05時30分 起床
07時30分 朝食、薬2種2錠
09時 検温、下(開放病棟)に行くと告げられる
10時 OT(作業療法
11時30分 昼食、薬2種2錠
15時30分 自己管理の薬を取りに行く(おやつは移動の影響で食べられなかった。
17時00分 西2棟(開放病棟)へ転棟
17時30分 夕食、薬3種3錠
18時30分 アニメを見る
20時00分 薬4種4錠
入院計51日目で開放病棟へ転棟
まず、同室の人を調べて
初見ではふつうの人に感じたNさん(ところが実際はそんなこと無かった)
神経質そうなYさん
無口で細すぎるIさんという自分含めて4人部屋になりました。
・自分が移った部屋は朝は太陽が入ってくるのが良かったです。眺めは悪くなりました。
・薬ですが、ナースが部屋を回ってきて、その時に飲んだことをナースに見せる、という形でした。閉鎖病棟はまだ自己管理のない患者がいましたが、開放病棟は全員が自己管理だったようです。
・ロッカーキーも開放だからと言って全員がもっている訳では無いのは意外でした。もっとも、その原因(患者の問題)はあとで良く実感しました。
・開放だからといって、外に全員でられる訳じゃない、というのが、コロナ禍だったことを恨む事実でした。たしかに感染症対策あるから全員は出せないにしても、自分も、病院の敷地内でも、外に出られないというのは痛かったです。
近くにショッピングモールがあり、開放病棟では外に出かけられる、と聞いていたのでショックでした。
・入院した初期から知っているMさんが居たのは頼もしかったです。
とにかく情報を得ることが大切なので、先に開放を知っている人から聞くことも多いです。
・おかしは2種類まで、と聞きます。それまでは結構いい加減でしたが、開放は厳格になっているようでした。
・開放だからと言って、ぶつぶつ言う人がいるのは変わらなかったです。
開放病棟に転棟する際に、保護形態が「医療保護入院」から「任意入院」に変わりました。そのとき担当された医師が「やっとここまで来ましたね」とねぎらってくれたのを覚えています。
自分は患者仲間からの情報で開放病棟に来たからにはあと少しだけ、と思っていたので病院側と自分とで退院日にズレはありました。
閉鎖病棟が計51日ですが、開放病棟はそれとさほど変わらない47日間だったのです。