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精神科病院入院日記(閉鎖病棟)31日目

2020年9月24日木曜日。

転棟先の汚さに絶望する

この日も中途覚醒しています。
そして看護学生の実習の最終日でした。
私と病院で出来た友人は話相手がいなくなってしまい、つまらなくなる、と思いました。今その看護学生らがどんなふうに過ごしているかは分かりません。けれど精神病棟に入院する患者の生の不満の声を活かして良い看護師になってくれることを願っています。

ラジオ体操もあまり乗り気ではなくともしています。
こういう病院内での運動に積極的であればあるほど退院も早くなるというのを患者繋がりで噂に聞いたからです。
そのあと週2回しかないお風呂、東3棟では最後のお風呂でした。

この日からノートが新しいのに変わっています。入院してもう30日経ったのかと、そしていつまで入院するんだろうと不安になったのを覚えています。
願望として、8週間後に退院できることを夢見ています。ノート上の日数がその証です。
そしてノートが新しくなったので、1冊目のノートとこれまでの入院で学んだことをこのノートの1ページ目に書いています。
個人情報が多いので載せられませんが、そうでない部分はここに文字として書き起こします。

1冊目のノート・入院まとめ

・一度書いた手紙(家族あて)は一晩ねかせてみよう。
・反論するだけ無駄と頭に叩き込もう。
・ルールを教えてもらうのは2回まで、3回同じことを聞いたら確実に怒られる。
・部屋の中で悩んで考えるより、外で身体を動かして笑った方がよっぽと健康的だ。
・見通しの良い屋上とかは理想的。
・自分にも相手にも余裕を持つ、持たせる。
・相手に余裕があるか?を常に想像する。
・日記は付け続ける事。
・2時間はネットから離れる時間を作る。
・朝・夕に外に出る。
・入院に至った場合、今の自分ならどう対処するべきか?
「社会化」と「他人の視座」
リストカットしたいと思うか?
・他人に寛容であること。法に触れない限りは受容する。
・他人にイライラすることは無駄だしマイナス。
・母の育て方に間違いがなかった事を証明する。
・自暴自棄は困難への対処を放棄する行為。
・ネガティブになったら物事の良い面を見る努力をする。
・思いつきで書くことは、熟考していない証拠。
・死ぬような行為は、楽しいと感じる物事を手放す行為。
・思い通りにいかなくてすねることほど子供じみたことは無い。
・「なんとかなる」という心のゆとりが決定的に足りていない。

以上のことを1ページ目に綴っています。
ひたすら考える時間しかないので、色々と考えました。
退院して実行出来ている事、未だ続けていられない事がありますね。
特に外に出ることは、入院中はあれほど出たかったのに、家に戻るとその気持ちが薄れてしまっています。


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