精神科病院入院日記(閉鎖病棟)20日目
2020年9月13日・日曜日、入院20日目。
入院生活でスマホが使えなかったので、減りやすいテレホンカードと封筒が家族との連絡の全てでした。
なので家族にお願いしたいことは全てメモを取って時間内に電話で伝えるようにしています。また、私はイラストが描けたほうなので、自分の部屋にあるここら辺のこういう本が欲しい、という要望を送りました。
閉鎖病棟入る人って、家族と上手く行っていない人のほうが多いと思うので私は恵まれていたほうだと思います。
60日を退院までの目安として頑張っていました。実際には100日近くかかってしまったんですけどね。
この頃は作業療法にもちゃんと出席するようになっていました。作業療法が退院への点数になる。これはたぶん事実だと思うので。実際、作業療法にも出られない重い症状の人は、東3病棟からの脱出もかなり時間を要していました。
ノートは私が入院してたときの精神安定剤でした。もちろん他に本もそうであったのですが、不安があったらとにかく文章に書き起こしていました。そのほとんどは家族に送りました。
9時に部屋掃除とありますが、これは職員の方が勝手にやってくれるので楽でした。終わるまで病室に戻れないので暇なんですが。ただ、この先に移る西3病棟とか、西2病棟(開放病棟)は自分でやらねばずっと汚いままで、そういう意味で病棟が移るたびに実生活の訓練をさせていたのだと思います。
衣類の洗濯も、早い人は東3病棟から始めていました。私は家族から、乾燥までしてくれるなら1回500円くらい出すと言われたので甘えました。
病棟内で部屋干しするので、生乾きだったり嫌な臭いがするのが嫌だったんです。実際、嫌な臭いのする患者さんいましたね。
以下13日のノートです。
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