精神病院入院(閉鎖病棟・開放病棟)二日目

2020年8月26日。入院二日目。
起きたら知らない天井だったのを覚えています。
コロナ禍であり、最初、コロナでは無いことが判明するまで隔離室でお願いしている、ということで私も隔離室に入りました。

隔離室は和式トイレがあるだけ。窓から入ってくる光は少ない。刑務所の独房と言われても不思議ではない、という印象でした。
食事のときにナースが部屋に食事をトレーで持ってきて部屋の床に置いて食べました。
私は精神疾患の結果隔離されているという状態ではなかったので自由に外に(閉鎖病棟内ですが)出られました。しかしその情報が全員に伝わっていなかったために一部のナースが部屋の鍵を閉めました。

締められると出られません。声を出しても隔離室の声にはナースは無視します。3時間くらいそんな目に理不尽にあわされて・相手側の不手際によって、私はこの病院に対して不信感が爆発しました。まだ感情爆発しやすい精神状態でした。

不手際に気付いた職員が部屋を開けてくれましたが私は部屋を閉じなくなりました。そして、このことはちゃんとメモしておこうと思ったのです。この日からメモ・日記をつけるのが始まります。
ただ、まだ家から書くもの(鉛筆)とノートが届いていないので病棟においてある紙きれと鉛筆で乗り切ることになります。

家族との連絡用に1000円分のテレホンカードを配られますが、私の家から50キロ離れた病院だったので20分強で使い切ってしまいます。

私が入院した病院が家から遠かったのも、色々と初期の不都合に発展します。

三日目に続きます。

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