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精神科病院入院日記(閉鎖病棟)21日目

2020年9月14日、月曜日、21日目。

この日は、院長先生の院内見回り(病院ドラマでみるような)がありました。
また、精神科病棟では問診を病室で行うというより、ロビーで行うことも多かったです。
病院では医師、ナース、職員、薬剤師、調理師などが患者に関わります。

11時ごろ、院内が騒がしくなります。こういう日は
病室を綺麗にしなさい、とナース、職員に言われます。
いつもは汚いのにこの日だけは綺麗にしてくださいということです。
病院ってそういう体質だよな、と思いながら、こうだから問題の本質が隠されるんだと思ったものです。大名行列みたいで、ホント、ドラマみたいだなと思いました。

11時30からの昼ごはんが終わった後、担当医師が話しかけてきました。
専用の病室で診察を行うのではなく、ロビーで簡単に行う方針です。開放病棟は退院に向けての問診だったからか、ナース室で行いますが、閉鎖では基本、ロビーとか患者がふだん過ごしている病室に医師が来る、という形でした。

13時30~作業療法をし、この日はおやつに「コーヒー半分(500のペットボトル)、ルマンド2本、クッキー1枚」を食べています。

15時50~に薬剤師の方が問診に部屋にきました。
担当ナースが忙しいし、担当医師も忙しくあまり話しを聞いてくれなくて、でも、この薬剤師の方は私の話をよく聞いてくれました。病院の不満も聴いてくれたのでストレス解消になりました。なにより患者に寄り添ってくれていると感じました。
薬剤師って大切な役割だと思います。ふだん通院してるとあまりそう感じないかもしれません。
薬剤師のお勧めマンガを貼っておきます。

自律神経失調症とは、日光を浴びないと治らないと思っていたし、だからこそ一切外に出られない、日光を浴びられない閉鎖に激しく拒否反応を起こしました。
でも、入院して21日過ぎて、病棟で静かにすること、外に出ずとも規則正しい生活をすること、である程度自律神経の乱れからくる症状が治っていきました。

閉鎖病棟、東3棟では、マンガ2冊と大学受験本のnext stageを持ち込んでいました。

眠る前にその日一日頑張ったご褒美としてマンガを読んでました。
そして、暇な時間は大学受験本で勉強をしてました。
他の入院日記にも書きましたが、勉強は時間消費コスパの良いアイテムだと思います。英語が好きだっのでこの問題集を、親から送ってもらったコピー用紙に書きだしていました。

ただ、英語の問題集兼読み物としては、別の「大学入試 世界一わかりやすい 英文読解の特別講座」のほうが面白かったですね。
学習意欲が沸くし、知識欲が満たされるし、問題集としても使える、病院生活でとても良いものだと思います。問題のレベルも幅広く、難しいのでは東大のとかもバンバン出てきます。


まだ入院21日目で、病棟移動の話も出てきません。ひたすら長いし、トイレは相変わらず汚いし「先が見えない」というのは本当にキツイと思います。


9月14日の日記1
9月14日の日記2

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