精神病院入院(閉鎖病棟・開放病棟)一日目
二年前の今日、8月25日、精神病院の入院生活が始まりました。
自殺願望が強くでて警察に保護され、そのまま精神病院で入院を告げられて入院開始しました。
11月30日に退院するまでの長い98日の始まりです。
このnoteでは精神病棟での生活の様子を書いていきます。入院しそうなかた向けであり、入院を終えた方との情報交換でもあり、入院中に絶対に記事にしようと思っていたことでもあります。
なぜ記事にしようと思ったか?
入院する前に、精神病院について知識が欲しかったのが理由です。
それを過去の自分に、未来の患者に向けて書きたいと思いました。
最初から開放病棟に入院する方は事情が異なってきます。閉鎖病棟に入院する方、しそうな方むけの記事となります。
入院形態がいくつかある中で、私は「措置入院」に近い「医療保護入院」でした。
当初は看護師らの待遇に関して不満を持ち、それを病院に設置されていた紙切れに逐一書いていました。
「医療保護入院」という制度の実態を知らず、異議申し立てをすれば出られると思っていましたし、そのように実行しようとしました。
ナース室には「あなたは異議申し立てをたてることが出来ます」と書いてある張り紙があり、それに促されても、以下URLにあるようにほとんどその請求は認められません。
東京都では請求211件に関し認めたのは2件だけ。
医療保護入院になる方は、いままでの自由が著しく制限される覚悟をしてください。それが分からずいると入院が長引きます。治療に協力する意志なしとみなされるからです。
一日目はそれまでの勾留が長く、疲れ、布団でほとんど終わりました。このとき、病院のルールを説明されたのですが、聞く気力が残っていなかったのが私にとって不幸でした。
精神病院に関して知識が全くなかったこと、医療保護入院の知識がなかった事が、入院10日目くらいまで尾を引きます。看護師らと無駄に争ってしまったのです。
二日目に続きます。
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