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精神科病院入院日記(閉鎖病棟)35日目

2020年9月28日 月曜日

この日の様子

この日も朝食は食パン
そして西3棟では月曜日に「シーツ交換」があることを知ります。
東3棟とは違い、シーツ交換は自らでやるという手順になりました。
東3→西3→開放病棟と移るにつれ、自らでやることが増えるのが、退院に向けた訓練なのでしょう。

西3の病室は北側に窓は無かったのですが、廊下(非常口)の上を職員があけ換気をしていました。コロナ禍でしたから。
それで外の気持ちよい風を感じることが出来た訳です。
そういう気温の変化や季節の移り変わりに疎くなるのが精神病院への入院だと思うのでこういう風情は大切にしたいと思ったものです。

昼食は麻婆茄子でした。茄子は苦手なのですが食べなければもったいないので頑張って食べました。

避難訓練もありましたが、状態の良い人のみがナースから指名され参加するようで、私には関連ありませんでした。外に出られるのは羨ましいと思いました。

そして前に担当医にお願いしていた便秘薬が3錠から1錠にされました。

気付き

この日の気づきは「病識が無い」ということは自分の何が原因かを把握していないということであり、ひたすらに退院が遅れることだと知ります。
この辺は患者同士で聞いたものだと思います。

「うつ病」っぽいTHさんが私より遅れて西3棟へ、そして東3棟で同室だったGTさんが開放病棟へ移っていきました。

病院は基本、話しが出来るもの同士で話して情報を共有するようで、薬を自己管理できない人でも4週(28日)以内には開放へ行けるようだ、と聞きます。
ただし後から知った事実では、開放へついに行かず、閉鎖病棟のまま退院する人もいました。


9月28日の日記

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