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DaveWeckl ドラムクリニック 2024.9.8

私の一番好きなドラマー、DaveWeckl氏のドラムクリニックがありました。

場所は青山スパイラルホール。渋谷から歩いて会場まで向かいましたが、9月上旬はまだまだ日差しが強くて10分ちょっとの距離で汗だくです。

少し早めに着いたため、周りで時間を潰そうと思いウロウロしていると、スパイラルホールから3人組が出てきました。よく見るとDave氏と奥様、あとは日本でのサポート役と思われる方ではありませんか!
まだ時間があるので、どこかお茶でも飲みに行ったのでしょうか。
「あとでクリニックに参加するからね」と心の中で呟きつつ、見送りました。

その後、一緒に参加した私のドラムの師匠、山背氏と合流して会場へ。
ホール手前のロビーにドラムセットが2台セットしてあり、どちらもDave氏のセッティングを再現したものでした。このドラムに座って写真を撮ってもらえるサービスがありました。

時間になり、整理番号順に入場。
なんと、今回は6、7番という番号だったため、無事、最前列に座れました。
ドラムセットは下手向きにセットしてあり、演者の左側に客席がある状態です。

最初は今回使用するドラムセットの紹介。今年で発売から10周年を迎える「Absolute Hybrid Maple」でした。
もうYAMAHAとは40年も契約を継続されており、YAMAHAのアーティストが求める部分を限りなく追求してくれるところが気に入っているとおっしゃっていました。なお、「Absolute Hybrid Maple」は2番目に好きなドラムだそうで、1番は「PHX」とのことでした。

ますは、ドラム自体の音を感じてもらいたいとのことで、マイクを通さず生音でデモ演奏。
もう鳥肌ですね。あの演奏を至近距離で体感出来る喜びはなかなかのものです。

その後オンマイクで演奏し、質問タイム。
やはりドラムソロに関する質問が多かったようです。Dave氏はドラムソロは複雑になったグルーヴと考えているとのこと。あくまでもリズムの延長だと。
また、ソロにも種類があり、それぞれにアプローチを変えるとのこと。
そのアプローチや練習の方法をレクチャーしてくれました。
時間の関係上、質問は4つ程度だったでしょうか。質問に対する回答を非常に丁寧に解説されていたのが印象的でした。

最後にも演奏を2曲して終了でしたが、予定時間をオーバーしてまでやってくれたのは嬉しかったなー。
同時通訳の方も、ドラムやってるんかなと思うくらい、専門的な用語もスムーズな翻訳をされていて素晴らしかったです。

ドラムに対するアプローチが変わりそうな体験でした。

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