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シンプルDTM講座 ミキシング編 強敵コンプ

シンプルなミキジングの流れ

リファレンス曲を決める(大事)
トラック単体で聞いてかっこいい音(素材)に仕上げる
EQでカット(美味しい部分残してそれ以外カット)
コンプで音を揃える(素材の粒を整える)
Panで音を振り分け(ステージ上でなる場所を意識)
リバーブで音像を決める(ステージの奥行き)
ボリューム調整(全員が活躍するように)

まずはコンプレッサー(コンプ)とは何か

ダイナミックレンジ圧縮と言われるが、要は大きな音を圧縮(小さく)し、小さな音を増幅(大きく)するもの。
なので、粒(音量)を揃える。と言うような表現で使われる。
また、粒を揃える目的ではなく、圧縮された音を出すことが目的で使われるパターンもある。
では、各パロメーターをシンプルに説明します。

スレッショルド

ここで設定した音量より大きい音を圧縮しますよ。と言う値

レシオ

スレッショルド以上出た音をどの割合で潰すか。と言う値
1:1(何も潰さない)
1:2(2分の1に潰す)
1:3(3分の1に潰す)
こんな感じ。

アタック

スレッショルドを超えた音量をどのくらいのスピードで潰すか。と言う値

リリース

潰されて状態の音をどのくらい維持するか。と言う値

メイクアップ(ゲインと表現される場合もある)

どのくらい音量を上げるか。と言う値。
これによって小さな音が大きくなる。

コンプ

どのくらいの値にするのか

実際の音を聞きながら調整すべき内容ではあるが、初心者だったりモニター環境が揃ってないと音の変化に中々気付けないことがあります。
圧縮し過ぎてしまうと潰れた変な音になってしまう事もあるので注意が必要です。初心者殺しの鬼門となる部分であり、NABESK自身いまだにトライアンドエラーを繰り返しています。
さて、シンプルDTMとしては、いかに簡単に設定するかが肝。

シンプルDTM的コンプの設定方法


・アタックは早め 1ms〜15ms
・レシオは適度に 2:1〜4:1
・リリースは遅め 500ms前後
・スレッショルドはメーター(グラフ)で-5dbくらいになるように調整。
そして音を聞きながら調整。分かんなくなったらコンプをオフにして聞くとかして、コンプによって音がどう変わったかを確認しながら作業をしていく。
異論は認めます。みんなの意見あれば教えてください!

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