見出し画像

シンプルDTM講座 レファレンスを決める

ノーアイディアで作曲を始めると難しい

私がよくやってしまうんですが、作曲を始める段階で何も考えてなくて、DAWを立ち上げたは良いが全然進まないっていう現象。皆さんも経験あるんじゃないでしょうか?
何か作らなきゃという使命感だけ先行し、1小節作っては消し、作っては消し。
これだと時間とやる気が勿体ないので、そんな時は以下のレファレンス(参考)を決めてから取り掛かりましょう。

①レファレンス曲

こんな曲作りたい。この曲好き。そんな曲を決めましょう。その曲を参考にして作り始めることで目標が明確になるので、自然と音色や構成が決まってくるものです。これは模倣であって、パクりではありません。そう思いましょう。
・リズム
・コード
・音色の構成
・BPM
・メロディ
リファレンス曲から上記のような何かを参考にし、行き詰まったらリファレンス曲を聴きまくり、自分の曲と何が違うのか感じましょう。

②リファレンス動画

曲だけでなく動画も用意することでより具体的に雰囲気を掴むことができます。
どんなシーンで流れる曲を作りたいのか、そう言った動画を用意してDAWのプロジェクトに貼り付けておくことでイメージが加速します。
商業音楽や広告音楽は、「このCMみたいな曲作って」と具体的に言われることが多いので練習にもなります。
私は下記のフリー素材からダウンロードすることが多いです。
Pexels Videos

画像1

③構成をノートに書き出す

リファレンスが決まったら、自分がこれから作る曲の構成についてできる限り詳細をノートやメモに書き出しましょう。
・楽器の構成
・曲の構成
・イントロの長さ
・曲のイメージ
・どの楽器がどのパート(イントロとかAメロ、サビとか)で鳴るのか
・メジャースケールなのかマイナースケールなのか
・BPMはどれくらいなのか
・いつまでに完成させるのか
これらを書き出すことでよりやることがより明確になります。
ここから既に作曲が始まっていると言っても過言ではありません。

ここまで決めた後にDAWを立ち上げるとあら不思議。何も考えずに取り掛かろうとしてた頃とは気持ちが違っています。
この作業で満足しちゃって作曲に取り掛からない日もあるかもしれませんが、ノートを開くとそこには既に曲が書かれているのです。

では、また次回の講座で。


いいなと思ったら応援しよう!

NABESK(ナベスケ)
もし、サポートなんて頂ければ活動頑張ります!