「カラ元気でも元気!それって実は大事なこと」
みなさんも、時々こんな瞬間があるのではないでしょうか。「今日は朝からなんだか気分が上がらない」「仕事や人間関係が重く感じて、笑うのもおっくうだな」と感じる日。そんな時にこそ、ちょっとした“カラ元気”が自分を支えてくれることがあります。
実は、「カラ元気でも元気」という言葉は、以前聞いたある曲の歌詞に出てきたフレーズなんです。当時はなんとなく心に残っていたこの言葉ですが、気分が落ち込むときや、調子が悪い日が続くとき、ふとこの言葉が頭の中でリフレインします。元気を振り絞るのが難しい日ほど、「そうだ、カラ元気でもいいから元気でいよう」と自分に言い聞かせてきました。
ある日、締め切りに追われて寝不足で迎えた朝、どうにもやる気が湧かなかったのですが、その日は大事な打ち合わせがある日だったので、仕方なく「よし、今日もがんばろう!」と声に出してみました。正直なところ、最初はまるで心に響きません。でも、笑顔を絶やさずにいるうちに、不思議といつも通りの自分が戻ってきたんです。
またある日は、仕事で少し嫌なことがあり、機嫌が悪かったのですが、仕事の後に友人たちに会う用事がありました。彼らに無様な姿を見せまいと、無理に笑顔を作るようにしていましたが、カラ元気を出し続け、知人と話をしているうちに、だんだんと気持ちが晴れていく自分に驚きました。途中で「カラ元気でも元気」という言葉を思い出して、「本当の元気が戻ってくるまで、このカラ元気で乗り切ろう」と決心した瞬間を今も覚えています。帰宅後も、不思議と気分が軽くなっていいました。
「カラ元気」って、本当に自分が元気かどうかにかかわらず、何か大事なものを生んでくれることがあるんです。もちろん、無理をし過ぎると本当にしんどくなってしまうこともあるので、カラ元気もほどほどに。でも、少し元気を振り絞って笑顔で過ごすことが、自分を守るだけでなく、周りの人に勇気や安心を与えているのかもしれません。
だからこそ、落ち込みがちな日や自信が持てないときほど「カラ元気でもいいじゃない!」と自分に声をかけてみましょう。ちょっとずつでも、そうして心に灯がともるといいですね。
皆さんも、どうかこの言葉を思い出して、カラ元気を上手に使ってみてください。
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