愚痴にどう向き合っていますか?
店長になってから、従業員からの相談や報告が増えました。それ自体は良いことですが、同時に「あの人がさぼっている」とか「あの人が協力的ではない」といったネガティブな話も耳に入るようになりました。
さぼっていると言われる人も、実際にはきちんと仕事をしています。それぞれ職場にいる時間が異なるため、各自の時間の使い方も変わってくると思います。たまたま目にした場面だけで「さぼっている」と判断するのはちょっと無理があるように思います。また人により仕事の習熟度やスキルなども違うので、それぞれできることやできないことがあります。それを一律に「これができないのは能力がない」などと決めつけるのも良くないことです。
シフトについてもいろいろと言われます。私たちの職場は、基本的にはパートとアルバイトが中心です。それぞれの都合があるため、シフトを思うように組むのが難しいのが現状です。労働時間にも上限がありますから、全ての要望に応えるのは不可能ですし、自分はシフトを動かすことなく、他の人に「もっと出勤できないのか」などと言うのも不公平です。しかし、全てを丸く収めることは難しくても、何とか落としどころを探りながら対処をしています。
愚痴をどう扱うか
さて、相談という名の愚痴には、どのように対処すれば良いのでしょうか。私自身、まだ試行錯誤の最中ですが、とりあえず以下の点に注意をしています。
耳を傾ける
愚痴を言う相手は、自分の気持ちを理解してもらいたいと思っています。まずはしっかりと話を聞いてあげることが大切です。
中立的な立場を保つ
愚痴を聞いた時、感情的にならずに中立的な立場を保つことが重要です。「確かにそういうこともありますね」と共感しつつ、他の視点も考えてみるよう促すと良いでしょう。
解決策を一緒に考える
愚痴を聞くだけでなく、どのように解決できるかを一緒に考えることも大切です。話を聞いて何か解決に向けたアクションを起こすことで、相手の不満も少し和らぐかもしれません。
ポジティブな面を強調する
ネガティブな話が多くなりがちな職場環境ですが、良い点や成功体験を共有することで、雰囲気を改善できることがあります。
定期的なコミュニケーション
定期的にミーティングを設け、皆が意見を言いやすい環境を作ることも効果的です。これにより、愚痴が溜まりにくくなります。
人間関係の難しさは、どの職場でも避けられないものです。しかし、上記のポイントを心がけることで、少しでもスムーズに対処できるかもしれません。皆が協力して働ける環境を目指して、頑張ってみようと思います。
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