Kan

サッカー・イタリアセリエAのユベントス、イタリア代表のサポーターです。主にユベントスに関することを日記程度に書いています。

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サッカー・イタリアセリエAのユベントス、イタリア代表のサポーターです。主にユベントスに関することを日記程度に書いています。

最近の記事

La tentazione di bianconero

はじめに  私の心のクラブであるユベントスには、数え切れないほどの魅力と美しさが存在している。ここでは主に3つの観点から書いていく。 王者たる矜持 1897年にイタリアはトリノで創設されたユベントスは2022年の現在まで、前身のイタリア選手権とセリエAを合わせてイタリア王者のタイトルを36回獲得し、コッパ・イタリアにおいても最多14回の優勝、UEFAチャンピオンズリーグをはじめとする国際タイトルも数多く獲得している。2011-12シーズンから2019-20シーズンまで、国

    • 思いの丈を書いてみる

       久しぶりにnoteを書く。年のはじめに今年は頻繁に書いてみようなんて思っていたものの、一切書かないまま3分の1が終わった。まだ高校生だったあの頃から、気づくと大学も3年目になって歳は21になった。周りの友人はやれ就活だ、資格だ、とせわしない。そんな中、半年近く授業をとらずにいる自分は取り残されたように感じている。留学に行っている友人もいれば、小さいながらも地元のラジオ局で番組をもって活躍している友人もいる。それが全てではないにしても、彼らと比較して自分は何をやれてきたのか、

      • 21-22シーズンに期待する5選手

         4位に終わった昨季のカンピオナート直後に開幕し、我らがアッズーリの優勝で幕を閉じたEURO2020から早1か月。4試合のプレシーズンマッチを消化し、21-22シーズン開幕のウディネーゼ戦まで残すところ2日となったユベントス。今夏のメルカートではサントスからブラジルの新星カイオ・ジョルジ、EUROで一層名を挙げたマヌエル・ロカテッリを難航した交渉の末に獲得することに成功。余剰人員の整理という面ではやや不十分であるが、開幕に向けては準備万端といったところだろう。そこで今回は来た

        • ユベントスのチャンピオンズリーグ敗退に思うこと

           ユベントスはUEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16、延長までもつれたアリアンツスタジアムでの2ndlegにて3-2という結果に終わりアウェイゴールの差でFCポルトに敗退。悔しい結果とはなったものの、それを受け入れ、顔を上げて週末のカリアリ戦から再開するカンピオナートともう1つのタイトルである、難敵アタランタとのコッパ・イタリア決勝に目を向けなければならない。  CL敗退は選手並びに我々ファンの心に大きな暗い影を落とした。その一方で今季のユベントスは選手・監督共にまだま

          ユベントス 「新キャプテン」構想

           こんにちは、Kan です。  先日、ジジ・ブッフォンとジョルジョ・キエッリーニという2人のバンディエラの来季終了までの契約更新が発表されました。それはユベンティーニにとっては吉報であったと同時に、「現実的な」1年間の契約更新は彼らの現役引退がすぐそこに迫っていることを暗に示す報せでもあったでしょう。      では、現キャプテンであるキエッリーニの引退を考えた際に真っ先に浮上する問題の「新キャプテン」を誰にするか。その候補について僕のTwitterで行った投票も参考に考

          ユベントス 「新キャプテン」構想

          カルチョの世界も盛者必衰

          祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。 驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。 猛き者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。 こんにちは、Kanです。 これはかの有名な『平家物語』の冒頭の一節です。 この文章は、全ての物事は移り変わっていくもので、長く同じところに留まることはできず、どれほど栄えたとしてもいずれは終わりが来る、ということを表しています。 ご存じの通り、現在セリエAにおいて首位に立つユベント

          カルチョの世界も盛者必衰

          5つの顔を持つ男、ミラレム・ピアニッチ

          ミラレム・ピアニッチ、1990年4月2日生まれ。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表。言わずと知れたユベントスの司令塔である。 彼は2016-17シーズンを前に、ローマからユベントスへとやってきた。それからというもの、マッシミリアーノ・アッレグリ監督のもとでユベントスの中盤において欠かすことのできない「心臓」として絶対的な地位を築いてきた。そして今季、ユベントスのフロントは新監督にマウリツィオ・サッリを招聘。新体制となってからも、彼はやはりユベントスの中盤に君臨していた。 ところ

          5つの顔を持つ男、ミラレム・ピアニッチ

          選手名鑑 ~カルロ・ピンソーリオ~

           カルロ・ピンソーリオ。  彼のこの名前を聞いて彼の顔やポジションが思い浮かぶ人はどのくらいいるだろうか。ユベンティーニはもちろん知っていると思うが、他のチームのティフォージの方々で彼のことを覚えている人は数えるほどではないかと思う。  彼のポジションはゴールキーパー。国籍はイタリアで、アンダーカテゴリーでの代表経験もある。  ユベントスのゴールキーパーといえば、なんといっても今季帰還を果たしたジャンルイジ・ブッフォン、そして昨季から新たな守護神となったヴォイチェフ・シ

          選手名鑑 ~カルロ・ピンソーリオ~

          混迷のセリエA、ユベントスはどこへ?

          こんにちは、Kanです。 全世界を巻き込むパンデミックの影響により、我々カルチョファンの生きがいであるセリエAも含めて、数多くのスポーツが無観客試合での開催か実施の延期が発表されています。 そんな中、ユベントスからもルガーニ、マテュイディ、ディバラ並びに彼らのパートナーからの新型コロナウイルスの陽性反応が報告されました。 今のところは無症状ということですのでこのまま終息に向かってほしいものです。 またイタリアではウイルスの影響による世界最多の死者数を記録しているという

          混迷のセリエA、ユベントスはどこへ?

          “聖”イケル・カシージャス、現役引退

          こんばんは、Kanです。 先週末のブレシア戦はフルタイムで観ることができなかったので、それについては書きません。 さて、今日はユベントスの話ではありませんが、思うことがあったので書こうと思います。 先日、レアル・マドリードやポルト、スペイン代表で長年活躍したGKイケル・カシージャス選手の現役引退とスペインサッカー連盟会長選への出馬が報じられました。 これを見たとき、僕の中で何か心に穴が空いたような気がしました。 僕は中学校でサッカーを始めたのですが、ポジションは

          “聖”イケル・カシージャス、現役引退

          コッパ・イタリア 準決勝 1st leg ミラン対ユベントス

          こんにちは、Kanです。 サン・シーロで行われた一戦。 スターティングラインナップは以下の通り。 システムはカンピオナートの前節エラス・ヴェローナ戦と同じ4-3-3を採用。 ディフェンスラインはターンオーバーが予想されましたがクアドラードが前線に上がったところにデ・シリオが入ったのみ。 中盤においてはベンタンクールではなくラムジーをインサイドハーフで起用。 感想良くも悪くもユーベらしかった、というのが率直な気持ちです。 ズラタン・イブラヒモビッチの帰還によって息を吹き

          コッパ・イタリア 準決勝 1st leg ミラン対ユベントス

          自己紹介

          初めまして、Kanです。 僕は12-13シーズン頃からのユベントス、イタリア代表のファンです(ユベントスの試合をリアルタイムで観戦しているのは18-19シーズン、19-20シーズン後半戦です)。 一昨年の秋頃にTwitterのサッカー用アカウントを作って以降、ユベントスのみならず様々なクラブのサポーターの方々のブログ(ミツ編集長の月刊ユベントス、如月たくみさんのASローマ速報、Kyazuさんのアルノ川の岬からなど)を拝見させていただいています。 プロの書く記事とは一味違

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