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ベイスターズ選手名鑑 東出直也 背番号104「武器は身体の強さとブロッキング。珍しい一本足打法にも注目」
おはようございます、なべマガジンです。
昨日は2022年シーズンスローガンが発表されましたね。「横浜反撃」というスローガン作成にあたって、三浦監督からは、「横浜」という横浜愛と、シンプルに一言で、今シーズンの目標をまとめる感じが、好きなようですが、分かりやすくて良いと思います。変にゴロを合わせても、分かりづらいですし、元々三浦監督は少ない言葉で力強くイメージできるような話し方をしてくれる人なので、ピッタリじゃないでしょうか。
では、本題です。本日は育成ドラフト2位 背番号104 東出直也選手です!
1.経歴
石川県加賀市出身。加賀市立片山津中では硬式の加賀ボーイズでプレーし、主将を務めている。小松大谷高に進学すると1年生ながらで夏の大会から背番号12をつけ先発出場を果たしている。1年秋からは背番号2をつけ、早い段階で期待の選手だったことが分かる。2年秋・3年春に北信越大会に出場、3年から3番打者となり、夏には同校36年2度目の甲子園出場に貢献した。甲子園、1回戦の高川戦3安打を放つもサヨナラ負けを喫してしまったが、2度盗塁を阻止するなど、大舞台でアピールに成功している。そして、2021年育成ドラフト2位で、横浜DeNAベイスターズに入団した。
2.ベイスターズの指名理由
☆捕手の底上げは現有戦力で、将来を見据えて指名へ☆
ドラフト前に、ベイスターズ全体の捕手層のレベルを上げるために、即戦力捕手の指名も噂されていたが、蓋を空けてみれば、本指名は無く、育成での高卒ルーキー指名となった。理由は二つある。一つ目は、上位では投手指名と決めていたということ。今年目玉だった捕手は、中央大の古賀捕手。福岡大大濠では坂本選手、中央大では牧選手とプレーした選手であり、捕手として能力の高さに加えて、バッティングセンスも高く、ベイスターズが指名する可能性は十分にあった。しかしながら2位までに指名がなかった事を考えると、最初から上位では投手を指名という方針であった可能性が高い。大卒ナンバー1捕手の下馬評であったため、さすがに折り返し3位まではもう残っていないと最初から予想していたのではないかと思う。二つ目は、現有戦力のレベルアップが可能としていること。ドラフト総決算でも記載しましたが、昨年に山本選手が台頭し、シーズン終盤では益子選手が一軍でプレーしており、順調に20代前半の選手が成長していることを踏まえると、上位で指名する必要が無くなったとも考えられます。そのため、将来的に成長を期待できる選手の中から、東出選手を育成で指名したのではないでしょうか。
3.選手のチェックポイント
★身体の強さとブロッキング、一本足打法の様なタイミングの取り方から、鋭い打球を飛ばす★
173cm72kgと決して大きな身体ではないが、河原スカウティングディレクター曰く、「身体の強さとブロッキングの身のこなしが素晴らしい」、そして八馬スカウトは、「発する言葉も力強い」と人間性の良さも挙げている。捕手として、遠投115m超を誇り、二塁への送球は最速1秒85をマークし、平均1.9秒前後の素早い送球かつ安定したスローイングが持ち味だ。
打撃でも今では珍しい一本足打法のようなタイミングの取り方で、足を上げるまでは、宮﨑選手のように左足を右足につけ、そこから投球前に足を上げてからスイングに入っている。しかしながらタイミングを崩されずに、しっかりミートできており、シャープなスイングでスタンドインできるパワーも兼ね備えており、プロでの打席も非常に楽しみな選手だ。この独特のタイミングの取り方がプロではまれば、打撃でも注目できる選手になれるだろう。
4.現在の立ち位置と起用方法
まずは、体力作りからになるだろう。プロの生活になれ、身体を更に強く大きくすることから、活躍する土台を作ることにシーズン前半は置くと思われます。当面のライバルは3年目の東妻選手でしょう。東妻選手も東出選手に似た触れ込みで入団しており、打撃に関して、東妻選手は高い期待でしたが、プロでは非常に苦戦しています。東出選手がチャンスを掴む可能性もありますので、二軍戦で経験を積んで、東妻選手を追い抜ける活躍ができるかどうかが最初の目標になりそうです。まずは途中出場から、後半戦ではフル出場も経験させると思います。二軍戦も目が離せませんね。
5.まとめ
まずは、体力作りから。独特のタイミングの取り方がプロで通用するのか注目。スカウト陣が評価した、インサイドワークも楽しみだ。
本日は背番号104 東出直也選手を紹介しました。
次回は、育成ドラフト3位 背番号105 大橋武尊選手を紹介します!!!
次回もお楽しみに。
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