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フロントエンドエンジニアがRailsチュートリアルを6章まで進めたので感想を書くよ
こんにちは、フロントエンドエンジニアのなべくらです。梅雨も完全に明けて暑い日が続いていますね。ずっと勉強しないとなーと思っていたバックエンドの勉強をするにあたり、バックエンド初心者といえばこれというイメージのRailsチュートリアルを触ってみました。今回6章まで進めたので、ここまでの感想と今後Railsチュートリアルをやろうと思ってる人へのメッセージを書いておきたいと思います。
Railsチュートリアルとは
全14章から成るRuby on Rails学習ためのネット教材です。最新版6.0は有料でそれ以前のものは無料です。サイトはこちら。
感想
1章1章が長い。長すぎる!
1章1章が長い。長すぎます。ただでさえ情報量の少ない記事を何ページにも引き伸ばされた状態を読むのになれてしまった我々にとってRailsチュートリアルの1章(1ページ)の長さはかなりの苦痛です。1章だけ無料で公開されているので試しに見てみるとその長さがわかると思います。画面端に表示されるスクロールバーのスライダーの短さ…それはスクロールしてもスクロールしても永遠終わりにたどり着かない地獄を表しています(言い過ぎ)。1章が長いと何が辛いって、進んでる感を感じ辛いんですよね…。Rialsチュートリアルの挫折率が高い理由はこの1章の長さなのではないかと思います。今の1章の半分、いや3分の1くらいにして、そのぶん章の数を増やすのでもいいんじゃないかな…と個人的には思いました。会社の凄腕バックエンドエンジニア方が皆途中で挫折したと言っていましたが、やってみて納得しました。
とても丁寧
1章が長すぎると書きましたが、その分(?)説明は丁寧です。丁寧なだけでなく初心者が嫌にならないような工夫がよくされていると思います。新しくでてきた技術がで学習者にとって難しかったり、そこまで重要でない場合、さらりと「今は理解する必要ないです。後で説明します。」と書いてくれていますし、文章も初心者でもわかりやすい単語を選んで使ってくれているなと感じます。これがオライリーになると「オフチョベットしたテフをマブガッドしてリットにします」みたいなことを言ってくるので叫びたくなります。
日本語&基礎的な情報が多い
チュートリアル自体が日本語で提供されており、学習人口が比較的多いせいか、アホな大変基本的な部分で引っかかっても、同じようなところで困った先人が記事を書いていてくれることが多くて助かりました。「なんでや…」となってもチュートリアルをよく読む&日本語で検索する(ヒットする情報はQiitaが多い)でほぼ全ての状況でどうにかなりました。これが英語の教材だったり、学習人口が少ない教材だとなかなかこうは行かず、英語で単語をいろいろ変えて調べないと情報が無かったり、似たような状況の人を探して情報を取捨選択せねばならず結構大変なんですよね…。こういった学習教材で挫折するのってエラーがどうにも取れなくて諦めるパターンが多いと思うので、これは心強かったです。
実際のプロダクトのコードと見比べながら進めると発見がある
これはあまり他の人の参考にはならないかもしれませんが、業務で関わっていた、バックエンド側の(今まで何もわからなかった)ファイルの役割が少しだけ理解できるようになり、チュートリアルで書かれてたことが本当にプロジェクトのコードにも書かれている!!という謎の感動がありました。直接コードをいじることはなくても、関わるコードが読めるものになることは嬉しいものですね。
これからRailsチュートリアルをやる人への個人的メッセージ
学習メモは残した方がよい
何度も書いていますが、1章が大変長い学習教材です。ちょっと前回の学習から時間が空くと、章のどこまで進めたのか、忘れている内容は章のどこからなのか、探すのが苦痛な作業になります。毎日必ず勉強を進める!という人なら良いですが、そうではない場合は何を学び、何に詰まり、どう解決したのかなどは詳しくメモをとっておき、後で見直せるようにした方が良いと思います。私はZennのスクラップで疑問点やメモなどを書き出しながら進めていて、期間が空いた時はそのまとめをさっと読み直してから再開しました。
はじめに本章のまとめを読んだ方がよい
1章が大変長…(以下略)なので、学習を始める前に毎回章の最後にある章のまとめを読んでから進めると、自分が今この章のどういった部分を学んでいるのか大枠で捉えられるので迷子にならず良いかもしれません。
最後まで、もしくはある程度チュートリアルを進めたら1から何かを作った方が記憶に残るかも(今後のWill)
これはまだやっていないので今後の自分のためのメモにもなりますが、一通りチュートリアル学習したら何かを1から作るのが良さそうです。やはり言われたことをそのままコードに書き写しているだけだと、理解が浅くて脳に残りづらいなと個人的には感じました。なので、最終的に何かをRailsで作る目標をたてて、その過程で忘れていたり確認したいことを、チュートリアルのそれぞれの章を読み直しながら進めるとより理解が深まるんじゃないかなーと思ったりしています。
結論
多分全てやらなくても凄腕バックエンドエンジニアにはなれる(当社比)が、日本語でバックエンド(Rails)を学ぶ学習教材としてはこれ以上ないほど親切、丁寧なので使わない手はない。時間と気力があって、バックエンドをRailsで学びたいエンジニアにとっては最高の学習教材だと思います。気になった方は是非Railsチュートリアル1章をやってみてください。ここまでお読みいただきありがとうございました。ではまた🙋♀️