King&Queen お風呂と御飯と自転車と#11
小手指(こてさし),埼玉難読駅から,さらにシャトルバスに揺られること10分,幹線道路沿いにそれはある(できた
あの,スパジアムジャポンやキャナルリゾートを手掛ける(ZIP株式)会社と言えばわかるだろう。
最近の超大型温浴施設,計画をぶち上げるのはいいのだが,決まって工期が遅れる。体感的には,スーパー銭湯ソムリエールみなとくじょしが情報を仕入れた時から半年ほど押す。
が,その分どこも「待った甲斐がある」施設となる。ここキンクイもそうだ。
まずお値段。
平日大人950円,土日祝日1100円。岩盤浴(課金ラグジュアリー)平日プラス1000円土日祝日1200円。レンタルタオルセット350円(岩盤浴タオル+小タオルハックができない)
よって平日総額2300円,土日祝日2600円。
さらに屋上のバレルサウナ&-20℃クールサウナをさらにプラス700円で可能(だが,今の所行く必要なし。今後改装されたらまた考える
さてなにから話そう。
大きく分けて,お風呂,サウナ&水風呂,岩盤浴(課金ラグジュアリー),屋上バルコニー,フードコートになるか。
ではお風呂から。
流行りの高濃度炭酸泉はもちろん,特筆すべきは「炭酸ヘッドマッサージ風呂」だろう。アタマを漬けるのだけど,実はベストなやり方が分からなかったw
他にも電気マッサージ風呂(ケツ痛すぎ問題w)や,露天に寝転びの湯と充実しているが,個人的にはあわあわの壺湯を推したい(壺湯大好き)
さて,みなさんお待ちかね,サウナと水風呂である。
メインは「7段タワーサウナ」という,ゆるうむを意識したその作り,当然最上段にロウリュが始まれば灼熱となる。
(最近,どこに行っても最上段に行く人が明らかに減っている。バカみたいに熱けりゃいいわけじゃないと多くの人が気付いたのだろう)
そして,4段仕様のハーブスチームサウナ。温度計は80℃ほどと低めの数値を示しているが,湿度がキマっているので,ばっちり熱い。
もう一つ,塩サウナまである。
で水風呂だ。
個人的に「掛湯しないヤツは万死に値する」と思っているのだが,メインのサウナから導線が2本あり,一つはグルシンのある-20℃冷凍ルーム,もう一つは水深2メートルにダイブできるプールへと誘われるルートである。
グルシンの方には「激噴射シャワー」なるものがついていて(ラクーアにあるヤツのパワーアップバージョン),もう最高の掛湯である(すべてのサウナにこのような強制掛湯システムを導入すべき派)
そしてグルシンから出たら,もうその部屋には居られない。-20℃のルームである…。そのまま隣の23℃水風呂へ(かるまるスタイル)
ではもう一方の導線は…
お待ちかね,2メートル水風呂ダイブである(画像はトップ画。スーパー銭湯ソムリエール,このダイブをしたいがためにいつもより1セット多くサウナに入るなど)
入る前に,掛湯用のデカい甕が2つあるのだが,1杯しか掛けない不届きモノばかりであった。導線も,掛湯も,ちゃんとシステムとして上手くできているのに,なかなかこの辺は浸透しないのが残念な所である。
風呂上り岩盤浴(課金ラグジュアリー)である。
ちょっとココは「わかってない感」が出ていた。
高温(60℃くらい)の岩盤浴2つとアイスルームの計3つ。高温すぎて入った瞬間に汗が吹き出しそうな上,一方はロウリュまで付いている(コレは珍しいシステム)
個人的には,竜泉寺のように「40℃くらいでスマホ見たりマンガ読んだりできる部屋」が価値が高いと思っているので,片方はそれにするべきだった。
ま,岩盤浴という名の課金ラグジュアリーであるので,巣籠が山ほどあるというのは良かったのだが,スパジャポより狭く,スパジャポよりバラエティが少なく,何よりTV付きシートがリクライニング「しない」のだ(コレはマイナス8万点!!!)
あと,コレはタイミングが悪かったのか,空調の問題か,課金ゾーンが微妙に寒かった…
(で,そのせいで岩盤浴に入ると暑すぎるというダメ仕様が目立った)。
そして屋上バルコニーであるが,テキトーに椅子やソファーを並べてビニールシートみたいなやつで仕切ったのが10個くらいあるだけ。
コレは,もう少し考えた方がいい(というより絶対に考えているはずで,今後の改装に期待)。
そして最後にフードコートであるが,「名店とのコラボ」などがあり,スーパー銭湯の食事施設としては最高レベルと言ってよい。
総評◎
またダイブしたい。
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