大切なモノは自宅です……?
昔からあまりモノに執着がない。
日頃使っているものにはそれなりに愛着を持っているけれど、どうしてもこれじゃないと駄目、というほどでもない。
そんな中で「どうしてもこれじゃないと」があるとしたら、それは自宅かもしれない。
交通の便は良くないし、田舎の家らしく無駄に広い。
Airbnbや民泊なんかで活用できないか検討したこともあったけど、そもそも家に何日も他人がいる状態が耐えられない。
それでも住み慣れて愛着もあるせいか、もう他の場所に住みたいとは思わない。
15,6年ほど離れて、大人になって帰ってきたのが良かったのかもしれない。
畑の手入れや薪ストーブの薪運び、雪かきや家のメンテナンス。
若いときは「めんどくさい」としか思わなかったことを、楽しんでできるようになったからかもしれない。
それでもやっぱり面倒に感じることもあるけれど、やらないともっと面倒になることも身をもって知っている。
田舎であることも昔はデメリットに感じていたけれど、今となっては「ちょっと買い物が不便だな」くらいで、特別大きな問題でもない。
家を維持するための諸々を続けるためには、体力がないと難しい。
限界を感じたら手放して施設に入るつもりでいるけれど、なるべく長く自分でメンテナンスを続けるためにも、自分のメンテナンスもしていかないと。
「大切なモノ」ってたぶん、もっと小さなものを想定されているんだろうけど、今の私には自宅以外に思いつくものがなかったわ……。
このテーマはまた改めて考えてみよう。