明日を生きるための種 「受け取り方」
自分が作業をしているときに、
「ちょっとそれもやっといてくれる?」
と言われると、
「いや、まだこっちの作業終わってないんだけど…面倒くさ」
などなど、お願いされたことに対して少し腹がたってしまい、それが表情におもむろに出てしまいます。
また、別の例では、
「お前、なんでミスるんだ!何回言ったらわかるんだ」
と、先輩に叱られた。ちなみに、このミスは自分のミスでは全くないんです。それに対し、
「いや、それは僕のミスでは無くて、○○のミスですよ」
と言いました。
もちろんのこと、先輩は○○の所に行き、自分と同じように叱ります。
さて、2つ例をあげましたがどうでしょうか。
1つ目に関しては、確かに自分の作業に一生懸命取り組んでる途中で他に頼まれ事をされれば、「面倒」って思うのもわかります。
ですが、受け取り方を変えてみましょう。
頼まれた事に対して、
「これは自分だから頼まれたんだ」
「頼まれるということは、そこに信頼があるんだ」
と思うようにしてみます。するとどうでしょう。
気持ち良く頼まれ事を受けることができますよね。
また、優先順位を考えた上で自分の作業が優先なのであれば、
「すみません!こっちの作業が終わらないとまずいので、終わってからだと遅くなってしまうかもしれませんがよろしいですか?」
これが言えるだけで印象は違いますよね!
2つ目の例に関しては、
先輩がミスした相手を間違えて叱ってきたとき、それに対して正直に「自分のミスじゃない」ことを伝える行為は大切なのかもしれない。でも、もっと良い受け取り方があるはず。
それは、先輩が間違えて叱ってきた事に対して、
「申し訳ありませんでした」
と、一言謝ることです。
これは自分のミスですと認める行為ではありません。
1つ目は、先輩をたてること
2つ目は、ミスした人を助ける行為
です。
良いことですよね!
悪いことといえば、自分が「一時の間」ミスを攻められること。
ですが、必ずどこかで自分の行いを見てくれてる人がいます。
そういう方からの評価は間違いなく上がります。
少なくとも助けてもらった人からの信頼は得ることができました。
それらは、どこかのタイミングで先輩にも伝わるでしょう。
物事はなんでも、「受け取り方」次第で「良く」も「悪く」もなります。
どうせなら良くしていきたいですよね!
どうしたらいいのか。それは、
「出来るだけ、自分も含めて、多くの人が良い思いをできる方法を考えること」です。
難しいですが、これができたとき、とても心が晴れるでしょう。