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新しいコトを始めまくって駆け抜けた2024年を振り返ってみる
フィノバレー Advent Calendar 2024 24日目の記事です。
こんにちは、フィノバレーの渡邉です。
私の記事から始めたフィノバレー Advent Calendar 2024も24日目となりました。
1日目の記事の冒頭にもありますが、1ヶ月前くらいに急に「やります!」と言って始めた企画に参加してくれたメンバーに感謝しています。
このnoteの運営もそうですが、振り返ってみると2024年は更なる成長を目指して新しいコトにチャレンジした年で、より忙しく駆け抜けた一年であったと感じています。
フィノバレー Advent Calendar 2024で、私の2記事目は「2024年にチャレンジした新しいコトと振り返り」を書いてみたいと思います。
変えられなかったことを変えてみた
新しいコトを「やらなかった」
2024年以前は、新しいコトや変えたいコトに対し、目の前のタスクでいっぱいになって「やらなかった」り、少しは試してみるが途中で忙しいからと「やらなくなった」りと、結果的に新しいコトを実施できずに悶々とする日々を送っていました。
「新しいコト」を実施、継続するために変えてみた
この状況を打破するため、これまでとは別のやり方を実践しました。
会社としての目標を定めたあと、各チーム毎の目標を定めるための期限を設けるのを止めた。
各チーム、各メンバーが、改めて「自分達がなにをすべきか」「何をやりたいのか」「どのように成長するべきか」を自問自答する機会を設けてとことん考えてもらうようにした。「新しいコト」をプロジェクト化し、各プロジェクトに担当者を設けた。
各プロジェクトの進捗確認を定期開催し、プロジェクトが停止していないか?をチェックするようにした。組織の成長を促すため、1on1を定期的に継続実施した。
特にチームビルディング中の推進グループは全メンバーと月イチで会話することで、1on1にコーチングの役目を持たすようにした。プロダクトマネジメントの一環として、プロダクトが果たす目標を再定義し、会社のミッション・ビジョン・バリューとの目線合わせを実施した。
組織マネジメントの一環として、組織内のコミュニケーションや業務フローのボトルネックを調査、検討し、円滑な業務遂行に繋げる。
業務効率化を推し進めるため、主に手作業となって効率が悪く時間が掛かるタスクの洗い出しと、可能な限り自動化することで作業ミスの低減と業務効率化を図る。
情報発信力を強化すべく、企業のWebページの刷新と情報発信用のnoteを開設。noteは無料アカウントから情報発信を開始し、複数メンバーで継続投稿できるように取り組みを整備した後、法人アカウント化を実施した。
自分で言うのも何ですが、書き出してみると結構な数を実践していましたね。
全てが順調に進んだ訳ではないですが、ここからは施策を抜粋して振り返りを記載します。
チーム目標、個人目標から見つめ直す
推進グループは2022年から体制増強を始め、2023年から2024年にかけて入社したメンバーが多い組織です。
まだ若い組織であることや、「ローカル(地域)」を第一に取り組む弊社として特徴的な組織であること、異業種から異なる強みを持つメンバーが集まっていることから重点的にチームビルディングの取り組みを行うようにしました。
プロダクトグループは各チームでリーダーが活躍してくれているので、認識合わせをしてリーダーに任せる方式をとっています。
一般的な組織であれば、年度初めまでに会社の目標と組織の目標が定まり、個人の目標に繋げる。という流れをとりますが、今年は組織と個人の目標決定に期限を設けず、決まるまでチーム内、私との1on1で対話を繰り返す方式を取りました。
4月に投稿した私の記事でも『「デジタル地域通貨プラットフォームを活用し、社会課題に取り組むフィノバレー」になるべく成長する年にしたい』と紹介したように、「自分たちは何をすべきで、何に取り組むべきか?」を見つめ直して新しい目標に向かって成長をするため、このような進め方に挑戦しました。
取り組みを始めた当初は苦戦するメンバーも多く、目標が近視眼的になっていた部分もありましたが、一緒に考え、促すことで自身で解決しはじめることが増えてきました。
「答えの無い領域に挑む」ため、私も見えていない部分が多々ありますが、メンバーと一緒に考え、会社としてもキッカケを創るべく地域と関わる機会を増やし続けるよう取り組んでいます。
最近は、社長の川田の記事にもある取り組みもあり、少しずつ成果を感じられるようになりました。
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プロダクトは何を果たすべきか
「デジタル地域通貨」プロダクトを取り巻く環境もめまぐるしく変わっているため、改めて会社のミッション・ビジョン・バリューに立ち返って「プロダクトが何を果たすべきか」を再定義する活動も始めています。
本取り組みは、私が組織マネジメントに注力するため、プロダクトマネジメントを担当しているメンバーにお願いをして、我々がプロダクトを通じて成すべきことは何か。数ヶ月に渡って議論を行いました。
プロダクトとして提供するのは「地域にお得な電子マネーを普及する」ではなく、「地域で頑張る(頑張ろうとする)力や想いを大きくし、実現の下支えと後押しをすることで、持続可能な地域社会を実現する」このような世界を創りたい。
時間を創出してでも、この想いを新たにできたのは良い成果であったと考えています。
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想いや活動を伝えたい
私自身の課題でもあった「情報発信力」を組織としても強化し、我々のコトはもちろん「地域の想い」も発信できるようになりたい。
そして、新しい地域との出会いや、採用力強化を目的に「紹介を待つ採用活動」ではなく「人を集めにいく採用」に変えて、新しい仲間との出会いを増やしていきたい。
そんな思いつきから、会社Webページの刷新と公式noteの開設に取り組みました。
どちらか一つだけでも事は足りると思いますが、
Webページを会社の静的コンテンツ掲載と会社への入り口としての役割を持たせる。
noteは日々の活動レポートや、日々の風景、想いを連ねてコラムにしたりと、動的コンテンツ公開の場とする。
という思惑を持って推進しています。
Webページはエンジニアで無くとも制作や更新といった運用を可能にするため、取り組み始めていたSTUDIOのサービスを活用し、非エンジニアメンバーでWebページ運用ができるようになったこと、運用しながら気づいた修正ポイントをすぐに手直しできる。といったフットワークの軽い運用が可能になりました。
noteは私自身の情報発信力の課題を解決したい!という想いから始め、コンテンツ力は写真の力が大きい!と、自分の「ガジェット好き」にも繋げてコンパクトデジカメを思い切って(ローンで)購入して写真と一緒に記事を書いています。
勝手に他のメンバーまで巻き込んで記事を書いてもらっていますが、考えに共感してくれて、今でも記事を一緒に書き続けてくれている姿を見て「やって良かった」と素直に感じています。
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2024年を振り返って
2024年は、組織マネジメントに力を入れるために各地域の業務は主に他のメンバーに推進してもらう。という体制にしたので「現場に行ってないけど、やること盛りだくさん」で、常にバタバタしていたと思います。
(現場に行けないのは寂しかったのですが、各メンバーが活躍しているエピソードを聞けるのは嬉しかったです。)
一年を振り返っての素直な感想としては「今年はとても忙しかった」ですが、同時に「楽しみ、やりがいを感じることも例年以上に大きかった」そんな一年だったと感じています。
たまに「大変そうだけど倒れないでね」と心配していただくこともありましたが、むしろ活き活き仕事をしていたので、妙に元気な1年でした。
2024年が充実していた。からといって、我々が目指すところが実現しきれている訳ではありません。
2025年も気を緩めず、手を抜かず、楽しんで組織も個人も成長し続ける年にしたい!という思いを込めたところで終わりにしたいと思います。
こんな取り組みをしているフィノバレーを「ちょっと面白そうだな」と思っていただいた方は、気軽にお話を聞いてみてあげてください。
↓↓↓カジュアル面談やってます。
今年1年勉強した本の一部(どこかで記事にしたい)