【就活003】勝ち残るには「優秀さ」が一番!・それホント?(その1)
【就活】なべじゅんコーチの「みんな 自分らしく」 No.3
就活学生さんを コーチングで支援している
”なべじゅん” コーチです。
前回、最後に
>次回から、たくさん相談を受けた中で、
>皆さんが 「はまっている 落とし穴?」
>の話をしていきますね。
としましたので、
多くの学生さんの相談を受けていて、
あら、そんなに思い込まなくても いいんじゃない~
という事例を紹介していきますね。
落とし穴1:「優秀さ」が一番大事なんです!
① ライバルに勝つ事が、就活の目的??
昔話で、小学校の運動会 50m走を思い出してください。
ゴールすると、1位、2位、3位って 順位を付けてくれましたよね。
Q. あの50m走の「優秀さ」って、何でしょうか?
⇒そりゃー「足の速い順」という優秀さ(能力評価)ですね。
Q. なら、大学入試の「優秀さ」って、何でしたか?
⇒これは、試験での「点数の高い順」でしたね。
なんか、これまでの人生って、
並べられ、周りの人と(常に?)比較される世界でしたね。
Q. では本題、 就活における「優秀さ」を考えると、なんでしょうか?
⇒うーん、・・・
・入社後に、仕事ができそうな人 ”順”
・スキルの高い ”順” かな・・・?
Q. じゃあ「優秀さ」を分解すると、例えば、どんな能力(スキル)?
⇒うーん、難しい。 例えば、
・論理的な構成力や文書作成力、
人への説明力とか
コミュニケーション力 とかも
必要な気がする・・・
確かに、企業は採用するなら「優秀な人」を採用したいはずですし、
論理的な構成力とか、各スキルも 評価しているよね。
<なべじゅん の考え>
■でも、それを ライバルと、大学入試のように捉えて 順番を競い合うと、正直「しんどい」ですよ~
・各能力を点数化して計算すれば、大学入試と同じになる。点数の高い順で、定員枠までは入社できる・・・
これを、そのまま受け入れてしまうと、多くの人が、これからの就活が もっと辛くならないですか?
・だって、日本中(企業によっては世界)の就活学生さんと戦うけど、その中にはオリンピック選手(※超優秀の意味)が居たりするわけで・・・
(世界ランクの学生さんは、優秀さだけで戦ってくれてもOK)
さて、プライム上場企業(前の言い方だと、一部上場企業)で人気高い会社なら、採用倍率が100倍を超えるなんぞ、当たり前です。仮に今年の定員枠が100名の会社があったら、倍率100倍で1万人のエントリーです。
1万人のESの中から生き残り、さらに面接も切り抜けて、と考えると、最終合格者は100名、残り9,900名は敗者になった。という しんどい物語です。
こんな考え方してしまうと、一気に、お先 真っ暗 になっちゃいますね。
もちろん、企業側は、「優秀さ」【も】見ていますよ。
でも、この<<【も】>>が大事なんです。
・オリンピックを目指すように「優秀さ」<<【だけ】>>をアピールするのではなく、
★もう一つ、というか、これからの時代は、こちらの方が、さらに大事になります!
それは、何か・・・
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★「自分らしさ」 自分の魅力を 他者と比較できない形で、面接官に伝えることなんです。
<これ、なべじゅん 独自の自論なんで、また理由は後述します。>
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②ESで、「論理性が崩れるから、イヤです!」
ESも 数多く拝見させていただきました。
すると中には、
「論理性が大事なんです、論理的に完璧に構成してあるので、(なべじゅん)のアドバイスは入れたくありません。【論理性が崩れます!】」
とおっしゃる方も一定の割合でいらっしゃいます。
・あー、この人の頭の中では、「論理性」【のみ】(or 論理性が一番上)が重要と捉えているんだろうな、と理解して、私が「自分らしさ」の表現を入れていく提案の意図を再度お伝えするのですが、最後までご理解いただけなかった方もいらっしゃいます。
・もちろん、自分の戦略で自己PRをしていけばよく、私のやり方が絶対正解でもないので、無理強いはしません。
<面接官 なべじゅん の心の中>
・確かに、論理的な能力があることは大事で それ【も】、ES+面接で見ています
・入社後に活躍できる最低ラインは、各社毎にあります。
⇒その意味では、論理性(優秀さ)で オリンピック出場を目指す必要はなく、ES選考段階では その会社の「足切りライン」よりは上に居ればいいのです。
(まあ、切り足切りラインよりは、中央くらいには居たいところですが、)
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★それ以上に、「論理性」だけを追求していると、本当に伝えるべきことが、つたわらない。
という 大きな問題があります。
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これは、次回に書きます。
・・・長くなるので、このあたりで。
最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
続きを お楽しみに♪
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■ Finding Mine 代表 なべじゅんコーチ
感情に着目した自己分析から「自分らしさ」を引き出す 寄り添いコーチ
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