英語学習産業の同志が集まらない理由
僕には、「英語で苦しむ人を救いたい」という強い思いがあります。英語が原因で可能性を閉ざされる人が一人でも減ることを願い、そのための活動を続けてきました。実際、この思いに共感してくれる人も一定数います。
しかし、現実には自分の利益や手柄を優先する人も多く存在します。英語学習をビジネスとして考えることも当然のことですから、それ自体を否定するわけではありません。
ただ、僕自身はもっと別の視点から英語教育を捉えていきたいと感じています。
英語教育無償化の理想
正直なところ、英語学習産業がなくなってもいいとすら思っています。なぜなら、英語はただの「言語」であり、「ツール」に過ぎないからです。
本来、誰もが無償で学べる教育の一部として提供されるべきで、そこに高額なコストがかかる現状には疑問を感じます。英語教育が無償化されることは、すべての人が平等に学べる社会を築くための一歩です。
とはいえ、現実的には今すぐに無償化が実現するわけではありません。だからこそ、まずは誰でも手に入れられる教材を使って、英語力を上げるための最適な方法を考えるべきだと感じています。
自分にできることから始め、学習者に最適なサポートを提供するために日々工夫を重ねています。
効果的な教材の選び方とは?
英語教材は数多く存在し、毎年新しいものが登場します。しかし、「この教材が良いから」と単にオススメするだけでは、本当の意味で学習者の助けにはなりません。
なぜなら、その教材が自分に合っていても、相手にとっても最適とは限らないからです。おすすめの教材が人それぞれ異なるのは、学習スタイルや目的が違うからに他なりません。
だからこそ、僕が目指すのは、学習者にとって本当に役立つ教材を見極め、相手に合わせた方法でアドバイスする力を磨くことです。
単に教材を勧めるのではなく、学習者の目的や現在のスキルに合わせて、どのように使えば効果的かを丁寧に考えることが重要です。
地道な活動で築く理想
同志が集まらない中での活動は、確かに孤独かもしれません。しかし、だからこそ地道に続ける意義があると感じています。
目の前の一人一人にとって最適な学習方法を見つけ出し、英語をただの「道具」として自由に使いこなせるようになる手助けをする。
この活動が、やがて多くの人々にとって価値あるものになると信じています。
英語教育が本当に誰にとっても平等で、無償で提供される社会が実現する日まで、僕はこの信念を持ち続け、英語学習のサポートを続けていきます。