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80万円の英語学習教材を買ってみた
大学生の頃、僕は80万円もの高額な英語学習教材を購入したことがあります。当時の僕にとって、それは「英語ができるようになりたい」という強い気持ちから出た一大決心でした。けれども、その後の結果を振り返ると、正直に言って、「大変な目にあったなあ」という感想に尽きます。
教材の中身は、ネイティブが話しているだけの音源と、それに付随する簡素なスクリプト。いざ手に取ってみると、内容の薄さに驚きました。もちろん、当時の僕は何とか使いこなそうと努力しましたが、そもそも「どう使えばいいか」が分からず、教材を効果的に活用することができませんでした。
結局、この教材は今の僕の英語力にほぼ影響を与えていません。それでも、時折思うのです。「今の頭で過去に戻れたら、もっと上手く使いこなせただろうな」と。
高額教材は本当に価値があるのか?
80万円という金額は、学生にとっては途方もない大金です。それを支払って得たのが、あの薄っぺらい内容だったと思うと、当時の自分を「なぜもっと慎重に選ばなかったのか」と責めたくなる気持ちもあります。ただ、今振り返ると、教材そのものの質の問題以上に、「どう使うか」を知らなかった自分の方にも問題があったのだと思います。
例えば、その音源をシャドーイングに使ったり、リスニングの速度を調整して聞き取れる単語を増やす練習をしたり、スクリプトを使って実際に音読練習を重ねるといった方法が取れたはずです。つまり、「教材の質」だけでなく、「使い手の知恵」が結果を大きく左右するのです。
バカとハサミは使いよう
この経験から学んだことは一つ。どんな教材であっても、「使い方次第で価値が変わる」ということです。「バカとハサミの使いよう」とはよく言ったもので、高額な教材だからといってそれ自体が魔法のように英語力を上げてくれるわけではありません。どんなに優れた内容でも、使い方を知らなければその価値はゼロになってしまいます。
反対に、どんなにシンプルな教材でも、それをしっかりと活用できれば大きな成果を生む可能性があります。重要なのは、教材そのものではなく、「その教材をどう自分の学びに生かすか」という姿勢と知恵なのです。
学んだ教訓
高額な教材を購入する際は、その内容だけでなく、自分がそれをどう使いこなすかを考えることが大切です。もし当時の自分に今の知識があったなら、その80万円の教材をもっと効果的に活用できていたでしょう。たとえ教材自体がシンプルな内容でも、それを徹底的に使いこなすことで元を取るどころか、大きな成果を得られるはずです。
これから英語教材を選ぼうとしている方には、ぜひ以下のポイントを意識してほしいです。
教材の内容だけに頼らない:教材そのものが万能だと思わないこと。
具体的な活用法を考える:リスニング、音読、シャドーイングなど、目的に合った使い方を明確にする。
適切な投資を心掛ける:高額なものほど良いとは限らない。自分の予算やニーズに合った教材を選ぶ。
80万円の教材が教えてくれたのは、「教材そのものではなく、学び方が結果を決める」というシンプルな真実でした。この経験をもとに、これからも学習者に寄り添ったサポートをしていきたいと思います。
教材にすべてを委ねないで!
あなたの知恵で教材を最高のものにして!!
もし教材の使い方やオリジナル教材を作りたい方は、XのDMでご連絡いただけるとうれしいです。30分くらい壁打ちしましょう。もちろん、無料です。
英語の教材や情報商材が蔓延っているのに、TOEICのスコアアップ体験談が出てこないのはなんで?よくあるLINEに誘導されて入手できる情報でスコアは上がったのかな。情弱や金銭的に苦しい人をターゲットにして、発信者が得したいだけでしょ。日本人のTOEICスコアアップのことを心から考えているの?
— 渡邉淳|英語教材プロデューサー(旧ぽるぽる) (@nabe_atsu3) November 15, 2024
制作協力した一冊が世の中に広まらないことが悔やまれます。モリテツ先生に執筆をぶん投げたのではなく、僕が学習者として知りたかったことを完璧に答えていただきました。TOEIC本番直前の方々に参考になる図も載せちゃう!!寛大なモリテツ先生なら許してくれる🙏勉強法に迷う暇がモッタイナイ! pic.twitter.com/OoW631yCWR
— 渡邉淳|英語教材プロデューサー(旧ぽるぽる) (@nabe_atsu3) November 15, 2024
英語教材プロデューサーとして生きていく夢は今もあるのよ。僕は目立つタイプではなくて。本当に優秀な人を表舞台に連れて行きたい。英語学習業界って有象無象じゃん。目立つ&本物って一握り。その人々のお手伝いをして、週一回気分転換のカフェに行ければ十分。それで、もうちょい頑張れる。
— 渡邉淳|英語教材プロデューサー(旧ぽるぽる) (@nabe_atsu3) November 10, 2024
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