2017年2月 一筆書き日帰り鉄道旅①(東武快速・野岩・会津編)
今回は2017年2月1日に実施した、会津方面を目指した鉄道旅の記録です。
本当は一泊二日の旅を予定していたのですが、用事ができてしまったため、日帰りで強行することになりました。
一番の目的は当時廃止が決まっていた?東武線の快速列車で終点の会津田島まで乗りとおすことでした。
また、タイトルに記載の通り、会津田島で折り返さずにそのまま会津若松へ向かい、磐越西線、磐越東線、常磐線と乗り継いでその日のうちに帰りましたので、非常に朝が早い行程でした。
東武線(快速)
「快速・会津田島行」長距離列車には始発の浅草から乗り込むのが筋だと思いますが、あまりにも朝が早いため、浅草には行けず北千住から乗り込みました。混雑する列車なので写真は撮れず、最初の写真は栃木駅付近となりました。(浅草6:20発の列車でした)
なお、東武・野岩・会津・JR経由で会津若松に至る経路は4社連絡乗車券という切符が発売されているようですが、北千住駅ではその切符にありつけず、会津田島までの切符を券売機で購入しました。
東武線の快速列車はとにかく速くて、特急列車並みの停車駅でした。通常運賃だけで乗ることが申し訳ないと感じるほどでした。
快速列車は2両×3本の6両編成で浅草を出発していました。
3本はそれぞれ会津田島行、新藤原行、東武日光行となっており、下今市駅では東武日光行を切り離して4両で引き続き北上していきます。残念ながら写真はありませんでした。
今は特急リバティ会津が会津田島まで走っていますが、当時の特急は鬼怒川温泉まででした。東武はこの5年で本当にいろいろ変わりましたね。
8:48 新藤原駅に到着しました。
東武鉄道と野岩鉄道の境界駅です。
ここで新藤原止まりの2両を切り離します。
野岩鉄道
野岩鉄道は1986年に開通した第三セクター方式の鉄道です。
国鉄が作りかけた路線を開通させた高規格路線で、山や川をトンネルや橋梁で貫いていきます。
当時快速・区間快速に使用されていたのは6050型と呼ばれる車両で、2ドアでふかふかなボックスシートが並びます。もちろんトイレもあります。
一部野岩鉄道・会津鉄道所属の編成もあり、今でもこの辺りの普通列車で運用されています。
男鹿高原出発してトンネルを抜けると福島県に入ります。
福島県最初の駅は会津高原尾瀬口で、この駅は野岩鉄道と会津鉄道の境界駅になります。浅草駅23:55発会津高原尾瀬口行きの夜行列車が臨時で運転されることがあるため、今度乗ってみたいと思っています。
会津鉄道
会津高原尾瀬口を過ぎると、少し平野が増え視界が広がります。
また、会津鉄道線内は線路は短尺レールを使用しているため、独特なジョイント音が楽しめます。この旅では記録のため珍しく動画の撮影もしました。
9:45 会津田島駅に到着しました!
会津田島から北は非電化なのでディーゼルカーに乗り換えです。
会津鉄道線自体は会津若松の手前の西若松までの路線ですが、列車は会津若松まで乗り入れます。西会津までの切符を購入し、会津若松駅でJR線分の運賃を精算した記憶があります。(会津田島10:04発)
列車は田島地方の小盆地を進みます。
本当に美しい風景が広がります。
列車はこの先大川ダム建設に伴い、路線の付け替えが行われた区間を走るため、トンネルが多くしばらく景色はあまり楽しめません。
列車は芦ノ牧温泉駅に到着。
二代目名誉駅長猫の「らぶ」がお出迎えしてくれました。
芦ノ牧温泉を出ると列車は会津盆地に入っていきます。
11:17 会津若松に到着しました!
①は会津若松でいったん区切ります。
ありがとうございました。
②(磐越西線・磐越東線・常磐線編)へ続きます。