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ありのままの自分を認め、受け入れる
みなさん、おはようございます!
私は、2日前の10月25日から、鳥取県大山町に来ています。
色々なご縁があって、鳥取ワーキングホリデーという制度を活用して、1ヶ月間大山町に滞在させてもらえることになりました。
滞在中の1ヶ月間は、毎朝noteを更新していくので、ぜひよろしくお願いします。
なぜ大山に来たのか
大山町にいけることになって、自分が1ヶ月をどんなふうに過ごしたいのか、なんのために行くのかということを考えました。
最終的には、自分自身を成長させるための1ヶ月に使おう、という気持ちになりました。
「成長」という表現をもう少し分解すると、
余計なものを脱ぎ捨てる
小さな自分の穴の中から抜け出す
アクセルを踏むよりも、ブレーキを外す
バリアを壊す
そういった感じのイメージです。
正直、大山にいる1ヶ月の間で、是が非でもこれがやりたい!というものが、今の時点で見つかっているわけではありません。
ちょっとしたやってみたいこと、興味のあることは、いくつかありますが、今の自分が行き詰まっていること、抜け出せないでいることを考えると、「何をするか」よりも「どう在るか」を大切に1ヶ月間過ごしたいなと思っています。
せこくて、自分勝手で、真面目なわたし
どんな成長をしたいかで言うと、今のありのままの自分の姿を、良い/悪いの判断なく、そのまま受け入れられるようになりたいと思っています。
ありのままの自分は、端的にいうと「せこくて、自分勝手で、真面目」です。
少し自分自身のことを書きます。
私は、わりと真面目な性格で、「言われたことをきちんとやる」ということには自信があります。
今までの人生、ずっとそうやってやってきました。
先生に言われたこと、野球部の顧問やコーチに言われたこと、上司に言われたこと。
それをきちんとやると褒めてもらえたり、評価されたりする、というのをきっと体で覚えて来たんだと思います。
一方で、言われたことをちゃんとやらない人が怒られていたり、恥ずかしい思いをしているのをみて、怒られたくない、恥ずかしい思いをしたくない、そういう状態はかっこ悪い、みたいな価値観が、これも自然に育まれていきました。
そうするとどうなるかというと、防衛本能がはたらいて「失敗」や「間違い」をしたときに、反射的に避けたり、隠したりします。
怒られないようにして、薄っぺらな「快」を保とうとするのです。
周りの人に細やかに気を配れるわけでもなく、結構自分勝手なタイプなのに、なんとなく周りに気を使っているふうにしてみたり、うまく進んでなくても、それなりに順調かのようにその場をやり過ごしたり。
そういうせこさがあります。
せこいこと、自分勝手なことは悪いのか
「せこくて、自分勝手で、真面目」
この表現は、上司に言われたのですが、最初はすごく嫌な気分でした。
上の3つのワードを聞いたときに、自分はとっさに、
せこい=悪
自分勝手=悪
真面目=良
みたいな価値判断をしました。
だから、最初の2つは認めたくなかったし、ないことにしたかったです。
でも、「せこい」が表すような、自分が得をしようとしたり、痛みを避けようとしたりすることは、それこそ生き物の生存本能として至って自然で、本来、そこに良い悪いもないはずです。
自分勝手だって同様です。
悪いことだと思うから、「せこい」や「自分勝手」をさらに隠そうとして、結局、最終的に自分が苦しくなるのです。
言われたら「うっ…」ってなるけど、どうやったって、まずはそれを自覚して受け入れないと、結局同じスパイラルからは抜け出せない。穴の中から抜け出せないのです。
どうやって進化するのか
今、文章を書きながら、「成長」よりもなんとなく「進化」の方がフィットするな〜と感じてきました。
じゃあどうやって、穴から抜け出すのか、いらないものを脱ぎ捨てるのか。
正直、順番的には、大山に行こう!と決めてから、どんな意味付けをするかを考えたので、「〇〇のために、大山に来ました」は違和感があるのですが、最後に「大山滞在を通して、どうやって進化していこうか」ということを書きたいと思います。
今回、1ヶ月間滞在させてもらうのは、大山町にあるシェア別荘で、そこにはシェア別荘メンバーの方が入れ替わり立ち替わり訪れてきます。
そして、これは昨日知ったのですが、鳥取県は人口が日本一少ない県で、大体のご近所さんは顔見知り、お店にいけば「あら!」と知り合いに出会う、そんな環境です。
まだ大山に来て2日ですが、そんな光景にたくさん出会い、この町のさりげないあたたかさを感じています。これは、ネパールに3ヶ月間滞在したときに体験した感覚に近いものがあります。
こうした出来事の詳細は、これからのnoteに書いていこうと思うので、楽しみにしていてください。
「せこくて、自分勝手で、真面目」は、人とのコミュニケーションの中で、発揮されるものです。
普段は、一人暮らしでリモートワークがメインの自分にとって、日常の中でのさりげないコミュニケーションが頻繁に起きる大山町の環境は、人とのコミュニケーションを進化させていく上で、とても貴重なものだと思います。
まとめると、毎日自分で決めたルーティーンを積み重ね、振り返りをし、日常のコミュニケーションで意識することを実践する。
地味ですが、それが今回最も注力することです。
最後には、その集大成として、人生初のヒッチハイクで鳥取から福岡まで帰ろうと思います。
今日も愉しんで生きていきます。
大山滞在残り「30日」