子供時代から私を形作っているもの
先週は仕事中に趣味のニュースが連発されて受け止めるまでに時間がかかりました。
ゲーム環境
子供時代から、私の父親がゲームをする人でした。
FFもドラクエもリアルタイムで見てやってをできたので、ゲーム環境としては恵まれていたかと思います。
小学生の頃、そのゲームと出会いました。
今までのRPGとは全く毛色が異なり、ステータスもありません。
かといってアドベンチャーとも違い、キャラクターをRPGのように自由に動かしてすすめるゲームです。
誕生日の一月後が発売日とのことで、そこまでプレゼントを待つから絶対にそれが欲しい、と親に頼み込み、何度か説得もされたものの無事に誕生日プレゼントとして入手しました。
牧場物語(初代)です。
魅力
今でこそ育成経営シミュレーションは数多存在していますが、当時としてはかなり挑戦的なタイトルでした。
正に唯一無二。答えがなく、全てが自由。非人道的なことはできませんし、仮にしたとしても幸せから遠ざかってしまいます。
とても印象に残っているシーンがあります。
64版のゲームなのですが、町の子供が二人、蜘蛛の巣に引っかかった蝶を見つけるイベントです。
蝶を逃がすのか放っておくか、プレイヤーが選択します。
このイベントに正解はないですし、別に仲良くなる、悪くなるといったこともありません。助けた蝶がお礼に、なんて展開もありません。
蝶を放っておいたら食べられて死んでしまう。けれども逃したら蜘蛛の餌がなくなって蜘蛛が飢えてしまう。
どちらの立場に立っても、正しくて間違いです。
暴力もなく、命について学ぶこともできるゲームです。
今でも大好きで、子供と一緒にやれるゲームです。
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